美味しい料理で宴会利用も可能と思います。その使い方が本領発揮なのかも？ : 飲茶キッチン 豊龍

この日は鎌倉ウォーキング。

やって来たのがこちらの中華料理店。

場所は、江ノ電由比ヶ浜駅に隣接しており、駅を出るとすぐ左手。徒歩0分の距離。

飲茶キッチンという冠が付いている通り、点心を中心とした中華料理店になります。

この日は、すぐ近くのカレー専門店である、鎌倉 勝沼亭か、
こちらのどちらかにしようと思ってやって来たのですが、
鎌倉 勝沼亭の方がこの日に限って開店が30分遅れの12時なってしまったので、
必然的にこちらに決定した次第です。

外観はバラックのような様相を呈しています。

こちらは開店時間となる11:30ちょっと過ぎにオープンしました。

オープンと同時に2組のお客さんが店内へ。私はなんと3組目に。

お店は、入口付近にテラス席として3名がけテーブルが1卓。
店内には、2名がけテーブル7卓と、4名がけ円卓が1卓というキャパ。

店内の雰囲気は外観からのイメージよりも小奇麗になっています。

私は2名がテーブルの手前付近に座ります。

メニューを頂き、念のためざっと目を通します。

ランチとしてお得なメニューとしては、3種類ある麺類のセットと、
五目チャーハンのセットか、本日のサービスランチになります。

その中でも唯一1000円未満で食べれる、

・本日のサービスランチ　980円
　　キクラゲと豚肉の玉子炒め。

を注文することに。

麺類、チャーハンのセットは、ほぼ炭水化物ですし、
セットされるものもシューマイや餃子などの点心でダブル炭水化物になるので。
もう少し定食っぽいメニューが揃っていれば使いやすいのですが。

お店は、男性と女性の2名で切り盛り。
お二人のコミュニケーションは日本語でした。それもネイティブレベル。
てっきり本場中国の方がやってらっしゃると思ったのですが、
過去レビューを読むと、ご主人はご年配と書かれていましたので、
この日の男性はその2代目になる方なのかも知れません。私よりは若く見えますし。

BGMは、中華料理店らしい中華民謡が流れています。

お冷を飲みながら出来上がりを待ちます。

先客2組のオーダーがありましたので、私のは11分ほど掛かってのサーブです。

この日の本日のサービスランチ（キクラゲと豚肉の玉子炒め）の内容は以下になります。

・ライス
　　普通の大きさの茶碗にこんもりと。200g前後のボリュームです。
　　炊き加減はかなり固めで、固め好きの私でも固いなと感じました。
　　ただしべちゃ米に比べると天と地ほどの差がありますが。
　　米質自体は悪くも無く、固さ以外は美味しいご飯です。
　　ちなみにお代わりは無料です。

・スープ
　　小松菜、ちりめんキャベツ、ねぎのスープです。
　　よくある醤油ラーメンベースのスープでは無く、塩味ベースの透明なスープ。
　　飲んでみると塩分も穏やかでかなり優しい味。
　　定食のスープとしてはこれでもいいのですが、
　　麺類もこの味だとするとインパクトが弱いかも。ヘルシーではありますけどね。

・漬物
　　人参の甘酢漬けです。普通に美味しいです。

・小鉢
　　ピータン豆腐です。
　　定食に付く小鉢としてはしっかりとした一品料理で。
　　冷奴の上に、刻んだピータン、ザーサイ、ねぎをトッピングし、
　　中華だれをかけたものです。ピータンのコクがいいっす。
　　酒も飲みたくなる小鉢でしたね。これは旨いです。

・キクラゲと豚肉の玉子炒め
　　楕円状の平皿でのサーブ。ボリュームとしては中華にしては少なめ。
　　おっさんのランチとしては適量になります。
　　具は、豚肉、玉子、キクラゲオンリー。
　　玉子はふわとろの仕上り具合で、大衆中華のそれとは少し違います。
　　味付けは調味料的なものを感じましたが嫌いではありません。
　　ふわとろなので箸で掴みにくいので、レンゲを使ってオンザライスにして食べました。

・デザート
　　杏仁豆腐です。
　　容器の形が残っていましたので既製品なのかなと想像。
　　杏仁の風味がバシバシしましたけどね。美味しかったです。

この内容で980円。

場所柄そんなに安いお店は少ないので、周りと比べても高くは無いと思います。

料理のクオリティも、町の大衆中華よりは少し上に感じましたので、
その点でも悪くは無かったですね。ただしスープの感じからすると麺類はどうだろう？
飲茶キッチンなので点心は得意そうには思えますが。

一品料理のお値段が1000円前後しますので、4名くらいで伺えば、
美味しい料理で宴会利用も可能と思います。その使い方が本領発揮なのかも？

ご馳走様です！（2019/1/16現在、3.19ポイント）