みんなに愛されたレシューは明日26年間の営業に終止符を打ちます : レ・シュー 西鎌倉本店

いつもそこにあるのが当たり前だと思っていた當店が５月末で閉店する。情弱の私はマイレビさん
のレビューで知ることとなった。そしてGW辺りからお店の前は黒山の人だかり。當店がどれほど
みんなに愛されていたかの証だと思う。

週末にお店の前を通ると駐車場を埋め尽くすようなお客さんの列。ちょっと並ぶ気になれないので
閉店前日の平日に様子を窺いに行ってみる。列はできているものの週末のように何重にもなった列
ではない。30名くらいか（もちろん店内にもプラス10名ほどの列はある）。

最後になると思って並んでみる。私は店名と同じレシューが買えればいいと思っていたが、皆さん
同じ事を考えるようで早々に売り切れていた。

そしてお店から出てくる人は大きな箱を2つも3つも抱えている。みんなそれぞれ思い出と思い入れ
があるのだ。當店の近所にあるレザンジュとは全く異なる客層。當店のメインお客さんは多分小さ
な子供を抱えたご夫婦で、場所的には鎌倉ではなくて鎌倉以西の西鎌倉から藤沢だと思う。だから
テラモにも出店したんだろう。レザンジュのお客さんは鎌倉に在住する人と観光で訪れた人だろう。

1時間くらい待って店内に。商品はどんどんなくなって残っているのはシュークリームと看板商品
のプリンが数種。こちらのお店はこのプリンで大出世したようだ。

順番が回って来てシュークリーム3個と西鎌プリンを2個購入する。こちらのプリンは飲めるような
滑らかなものらしい。プリンと言えば硬めで加熱であばたがあってカラメルが苦い昔風のプリンが
好きな私は今までこちらのプリンは食べたことが無い。最後に購入するのも皮肉と言えば皮肉。

家に帰って食する。

食べた感想は言うまい。もう食べられないのかと思うとこみ上げて来るものがある。少なく見積も
っても100回は購入しているだろう。この箱ももう見ることも無くなると思うと辛い。

店頭にはご主人の最後のご挨拶が貼ってある。「創業した時はこんなに大きなお店にしていただけ
るとは想像もしておらず、お客様に喜んでいただきたいと我武者羅に頑張って来た結果このような
お店にまで育てていただき～」と言う部分はご主人の思いが表れているんだろうと思う。

並んでいる人達が何でお店を閉じるんだろう、後継者はいなくてもお弟子さんが～と話している。
それも一理あるんだけど原材料費の高騰がどうしようもないんだろうなと思う。鳥インフルエンザ
とのせいで卵が高騰し、クレムリンのプーのせいで小麦粉が高騰する。

こちらにはいつも多くの職人さんや修行の人が働いている。そしてケキもその他のお菓子も鎌倉と
思えない価格で提供してくださる。利益は多くないのに人件費はかかるし原材料費は高騰する。ご
主人の良心的で正直な心からすると閉店と言う選択肢しかなかったんだろうなとしみじみ思う。

私はおそらく26年間の内の半分くらいしかご縁が無かったと思うけど、當店が無くなると思うと喪
失感が半端じゃない。本当にご苦労様でした。そしてリーズナブルで美味しいケーキをありがとう
ございました。

シュトレンのシーズンになって来るとそろそろモンブランも終わりに近づいてくる。キュイソンで
はすでに終了したことをマイレビさんが上げていた。個人的にも今シーズンのモンブランは終わり
にしようと考えて最後はこちらに。モンブランとショートケーキさえあれば機嫌がいいと奥さんの
ことを侮っていたが、私も今年は沢山モンブランを食べた。

近くにあるレザンジュと見事に顧客層の棲み分けを果たしている當店はクリスマスシーズンを迎え
てどんどん忙しくなる。當店の中心顧客は小さい子供がいるファミリー層なのでクリスマスはその
年の最大イベントだ。

ということですっかりクリスマスモードの當店に。お店の外も入口も店内も出口もすっかりクリス
マスの装飾で満たされている。迷わずモンブランを購入する。値段は600円ちょっと（税込み）と
リーズナブル。

家に帰って食する。

こちらのモンブランは断面を見てもらえばわかる通り土台はパイ生地でマロングラッセやカスター
ドクリームに生クリーム、そしてモンブランペーストとどちらかというと子供が喜びそうなタイプ。
と言っても私のような甘い物好きな年寄りにも嬉しいんだけど。

2022年度の最後を飾るモンブランに満足しました。

治りかけた腰を今朝またぎっくりしてしまった。理由はムックとおしっこバトルをしていたこと。
年を取ってトイレ以外で用を足すようになったムックを追いかけてトイレに連れて行こうとして痛
めてしまった。10㎏近くあって身体が柔らかい猫を持ち上げるのはかなりつらい。というか私のぎ
っくりの8~9割は猫絡みだ。今回の一連のぎっくりの最初はコシャルが原因 。彼も相当重い。
(=^・^=)

私がぎっくりになっても炊事やその関連の買い物は一切しない奥さんがいるので、車で買い出しに
出かける。歩くのはきついので駐車場があるケーキ屋さんとなると限られる。ということでこちら
に。店内は完全にクリスマスムード。

多分こちらの常連さんはみなクリスマスにケーキを食べるのだろうから前週は割と空いている。ケ
ーキの品揃えも少な目。お店もクリスマスケーキの準備に大忙しでレギュラーのケーキには時間が
割けないのだろう。

ということで奥さん用にショートケーキ（ウチの奥さんはショートケーキかモンブランを買ってお
けば機嫌がいい）自分と伝次郎用には店名のイチゴのシュークリームのレ・シューを購入。レ・シ
ューはそれなりに豪華だけど370円と言う価格が売れしい。

家に帰って食する。

レ・シューは表面が生クリームでその下にカスタードクリーム。生クリームは甘さを抑え目でカス
タードクリームはまぁまぁ甘い。そのコントラストが楽しめるこちらの定番だ。サクサク具合が秀
逸なシュー生地も魅力の一つ。伝次郎君も満足していました。

暑い中鎌倉方面にウォーキングに出かけ帰りにケーキを買いにこちらに寄る。鎌倉市内の方がケー
キ屋さんは充実しているが、暑い中1時間以上も持って歩くと形は崩れるし、品質劣化も怖いので
近場で。こちらに寄ると店頭に25周年おめでとうの花飾りがOB・OGからと書かれて置いてある。
そうか25周年か、四半世紀ですね、おめでとうございます。

25年前と言うと1996年。私がオランダに赴任して2年ほどたったころだ。今も物置として使ってい
るけど、最初はフォセッタやSCENT OF BREADの並びの小さな店舗からのスタート。今や湘南を
代表するパティスリーに成長した。いろいろ紆余曲折もあったのだろうけど。

西鎌倉には鎌倉に本店のあるレザンジュもあるが、この2つは見事に顧客の棲み分けをしている。
レザンジュに行くと私が一番若いんじゃないかと思うくらい年配のお客さんが中心。一方こちらは
小さい子供がいる若い家族が中心だ。暑い時期を除くと週末のレシューの駐車場はいつも満杯だ。

暑い中なのでやはりお客さんは多くない。新商品が目についたのでそれと（ココ・トロピック）と
店名のイチゴを使ったシュークリームのレシューをいただく。

家に帰って食する。

奥さんはマンゴーがNGなので（本当に女性が好きそうなものは大抵NGですw）私がココ・トロピ
ックをいただく。ココナツ風味の軽い生クリームとトロピカルフルーツ類のトッピング、マンゴー
風味のケーキ生地。夏らしい爽やかなケーキでした。

暑いせいもあって伝次郎はキャットタワーで就寝中。起こずに食べていたらやおら起き出し、すご
いスピードでやって来ると抗議の頭突きをされました（笑）ゴメン・ゴメン。

暑くなるとウォーキングの最中にケーキを持って歩くのは品質的に不安になる。温度のせいで悪く
なることを心配するというよりは保冷剤を入れても暑くてケーキが崩れてしまうリスクの方が大きい。

更に言えば青い鳥症候群と言おうか、どこかにもっと美味しいケーキ屋さんがあるんじゃないかと
思って新たなお店を探しても空振りが多いことにそろそろ気づけよということ。美味しいお店は限
られているのだ。食べログのレビューの数が増えなくてもそこに行くしか無いのだ。

ということでウォーキングの帰りにこちらに寄る。こちらのお店からだと家まで歩いても20分ちょ
っとだ。家から一番近いケーキ屋さんになる。

暑くなるとケーキ屋さんの来店者数は減少するそうだが、梅雨が明けて炎天下の週末、いつもは長
蛇の列のこちらもお客さんは居ない。

フルーツ系を除くとケーキのバリエーションがあまり変わらないこちらで初見のケーキがあったの
でそれをいただく。キャラメルショコラオレ。キャラメルとチョコレートなら伝次郎もOKだろう。
ショートケーキ好きの奥さんのためにそれもお願いする。

家に帰って食する。

意外にも奥さんはキャラメルショコラオレを選択したので私がショートケーキを。ショートケーキ
は生クリームだから伝次郎の大好物だ。季節性を考えてか生クリームは甘みを抑えて仕上げてある。
けれども生地との相性は申し分なく美味しくいただきました。

キャラメルショコラオレはチョコレートのカバーの中身はキャラメル。こちらも甘さは抑え目の仕
上げ。とはいえ美味しいことは間違いない。

ケーキの時間になると起きてくる伝次郎と一緒にいつもは寝ているレオンもやって来る。かれはケ
ーキや生クリームには一切目もくれずショートケーキをカバーしているセロファン狙い。それぞれ
狙いが違うので喧嘩もせずに棲み分けができています（笑）

雨が降ったんで車で買い物に行き帰りにこちらに。最近は週末は春の嵐だ。天候が悪いとお客さん
も少ないようでスムーズに購入。スムーズ過ぎてお店の写真を撮り忘れたので我が家の猫祭りを。
シャイなコシャルはいつものように登場しません（笑）

ケーキは春らしい桜のロールケーキとピスターシュ。
桜のロールケーキはちょっとしょっぱい味付けで桜餅をイメージ。伝次郎共々美味しくいただきま
した。
ピスターシュはピスタッチオもムース。うぐいす色の彩が春らしい一品。美味しかったです。

さて伝次郎はレオンにすごまれたのでキャットタワーに避難してケーキはまだかとやぶ睨みでウェ
イティング。ケーキを持って来ると床に降りていつもの催促。その後今日はテーブルの上に登って
舐めようとしてママに怒られる。

レオンは伝次郎をすごんだ後はソファーで大好きなムックにくっついてお昼寝。ムックは普段はレ
オンが寄って来るとどっかに行っちゃうのに今日は就寝中と言うこともあってくっついて寝てい
る。レオン君には至福の時。ケーキを舐め終わった伝次郎も右端（写真では左端）の狭いスペース
に収まって眠る体制に。我が家の休日の平和な光景です。でもパパの座る場所が無い (´;ω;｀)

先週の体育の日にお店に伺うも、長蛇の列で購入を諦めたこちらのお店。ハロウィンのケーキの列な
のか何かのイベントなのか、あまりよく分からないが、いつも小さなお子さん連れのファミリーで賑
わっているこちらのお店。

私の最近のお気に入りは「生パウンド」。800円（税抜き）という値段で楽しめる。生地はふわふわ
で、中のクリームはアイスクリーム状に固まっているのだが、そのコントラストが何とも言えず美味
しいのだ。

幸い本日は混んでいなかったので、すんなりと購入することができた。っと、みるみる内にお客さん
が来店して、また列ができ始めた。相変わらずすごい人気です。

週末は、晴れると午前中と夕方、雨が降ると日中に車の大渋滞が発生する我エリア。近年には珍しく
梅雨らしい天気が続く今年は、週末の日中は買い物その他の用途の車で道路が大渋滞する。キュイソ
ンに行こうかと車で出たが、準裏道を使ってもあまりの渋滞に音を上げて（手広の交差点からの渋滞
が、西鎌倉まで伸びている）久しぶりのこちらに。雨の日だからか、駐車場にも空きがあった。

ケーキのショーケースを眺めて、今まで見たことが無い商品を発見。多分新作だと思うが、最近伺っ
て無いので、いつ登場したのかは不明。抹茶の緑が鮮やかな「極の抹茶オペラ」と、濃厚なチョコレ
ートの「リコ」どちらも500円弱。こちらはメインの客層が若いご家族なので、値段も抑え気味なの
かもしれない。

家に帰って食する。「リコ」はベリーのソースの層も加えた、オーソドックスな濃厚なチョコレート
ケーキ。こういうのは大好きなので〇。とはいえ最近濃厚なケーキはやや敬遠され気味だから、レ・
シューとしては野心作かもしれない。
「極～」は抹茶の苦みを生かした、オペラにしては軽めの仕上げ。こちらは最近のトレンドを意識し
ているのか。

生クリーム大好きな伝次郎ながら、抹茶の苦みと、濃厚なチョコレートは「ちょっと・・・」なよう
で、少し舐めて定位置のクッションに戻りました。

西鎌倉の住宅地の端、有名イタリアンレストランのフォセッタから一軒置いて隣に、間口一間ほどの
小さな閉店した店舗跡がある。暗い店内には箱や備品が積み上げられ、倉庫として使っている様子が
伺われる。そして入り口には「レ・シュー」というネームプレートがかかっている。今や湘南を代表
するパティスリーと言っても過言でないほど人気店になったレ・シューはかつてこちらに小規模なお
店があったようだ。今は一段下に大規模な店舗を構えて営業している。一般客は大回りしてお店に行
く必要がある。一方今のお店の最上階の通用口と旧店舗は同じ道の対面になるように設計されている
ので、たまにその通用口から旧店舗に備品を出し入れしているようだ。

週末のおやつ時、先週購入したレザンジュの焼き菓子ポムキャラメルの残りを食べようとしたら、妻
が全部食べちゃったというので、急遽こちらに買いに行く。久しぶりに店名の付いたケーキを購入す
る。いちごをあしらったシュークリームだ。おそらく創業当時からお店の名物と言うか、自信をもっ
て提供した商品なのではないだろうかと想像する。そこからスタートしたお店は、今では1時間以上か
けて来店する人もいる大人気店になった。店舗のサイズも旧店舗の十数倍、働いている人もおそらく
そのくらい増えたのだろうと思う。

家に帰って食する。シュークリームながら、上部はいちごと生クリームで構成され、シュー生地に隠
された下部に、カスタードクリームが横たわっている。値段も高くなくて340円（確か）安定した美
味しさだ。

これからもずっとみんなに愛されるお菓子屋さんでいてください。

本当に暑い。こういう日はアイスキャンディーでもと思って、腰越のイグル氷菓に行こうとするも、
腰越地区は夏祭りで、江ノ電の電車道は車両進入禁止。海に出てまた逆戻りでこちらへ。週末はいつ
も混んでいるこちらも、暑さが厳しいせいか割と空いている。

夏は生クリーム系のちょっと重たげなケーキは売れ行きが悪くなるそうで、こちらもフルーツ系や、
クリームソーダを模した見目涼し気なケーキ類が多く置いてある。妻用にショートケーキと、自分用
にフロマージュソルをいただく。

家に戻って冷房の効いた部屋で食する。ウチの方は幸い海風が吹くのでそれほど気温は上がらないこ
とが多いが、それでも今日は30℃を超えている。30℃を超えるとウチの4匹の猫たちもつらそうなの
で、冷房を入れる。冷房の効いた部屋で見目涼し気なケーキを食べるのはいいですね。フォロマージ
ュソルは、チーズケーキ風のムースにキウイのソースがアクセントになった爽やかな1品。ケーキに
目が無い伝次郎も嬉しそうでした。（今日は写真は撮れませんでした。残念）

久し振りの訪問。ロールケーキの「湘南和心ロール」を購入。これは黒蜜、黄な粉、黒豆など和素材を使ったロールケーキでなかなかおいしい。
こちらには、「TAKUMI（匠）」という、和三盆、くるみ、黄な粉の3種の味の、和素材を生かした焼き菓子もある。
フルーツ、クリーム系の洋菓子だけでなく、和素材を使ったお菓子も得意なお店です。

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仕事始めの前日の日曜日、ウォーキングの帰り道におやつを買おうと思って、久しぶりの訪問。混雑は予想していたのだが、予想以上の混雑で、通路にオーダーを取る人まで出て整理していた。私の住む片瀬山もそうだが、レシューのある西鎌倉も、開発時期の関係でお年寄りの住人が多い。年末年始におじいちゃんおばあちゃんの所に来て、明日から仕事なので、帰る前に懐かしいレシューでお菓子を買って、というお客さんが多いのだろう。

ケーキも大分売れているようで、ショーケースもかなり隙間がある中で、定番のというか私が大好きなショコラ（税込367円）と、栗が好きな妻に栗のクラフティー（432円）、そしてレアチーズ（345円）を購入。レシートを見ると年末年始も休み無しで営業していた様子。（レシートに年末年始の営業時間が書かれていた）息子（娘）夫婦が孫と一緒に帰郷する年末年始は、かきいれどきなのだろう。

ケーキ類の味は相変わらず安定している。それよりもこのご時世に300円台で頑張るのはすごいと思う。私の後のお客さん（30前後の子連れの女性）が、この繁忙期に、予約無しでデコレーションケーキを購入しようとしていたが、そういうかなり無理目の要望にも、何とか対応しようとしている、けなげなお店です。今年も人気は落ちないでしょう。

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久しぶりに晴れた週末、ウォーキングの帰りに、先週は腰越のアトリエコータに寄ったしなぁ、と思い訪問。
近所にあるレザンジュが、どちらかというとシニア層をターゲットにしているのに比べて、こちらのターゲットはもっと若め。いつもは会計待ちの、お子さん連れのお母さんたちで大賑わいの店内が、今日は誰もいなかった。こういうレ・シューは初めてで、ちょっと面食らう。30度近くまで温度が上がったので、こういう日はケーキもあまり売れないのだろうか。暑くなるとパンは売れなくなるらしいが。

今日は、お気に入りのマジェスティックが無いようで（チョコレートがどっしりしている、暑い日は買う人がいないので作っていないのかもしれない、持って帰るうちに溶けてしまうし）、マーブルショコラとカシスとショコラを購入。こちらのケーキは、1個400円前後の価格設定で、CPもいいと思う。全体にカステラ地よりも、クリームやムース類の構成比が高いのは、顧客層のニーズによるものなのだろうか。

他にも、有名なにしかまプリンとか、一口サイズのチーズケーキや、和の素材の匠とか、美味しい商品が沢山あるが、こちらの特徴は、子供のいる家庭をターゲットに、オリジナルのデコレーションケーキを得意としているところだと思う。お店の入り口には、顧客の今月誕生日を迎える子供たちの名前が掲示してある。デコレーションだけでなく、形や素材、色まで、オリジナルで作ってくれる。子供にとっては、夢みたいなケーキ屋さんなのだろうな。
西鎌倉は、開発時期の関係で、隣接する片瀬山と同様、住民の年齢層がものすごく高い。小学生くらいの子供のいる家庭の割合も多くない。お客さんは多分少し離れたところから来る。それだけ人気があるのだろう。ターゲットを絞って、そのターゲットの期待を上回る価値を提供する。マーケティングの成功例かもしれない。