店名はカレー屋さんですが、大船を代表するビストロと胸を張って言えます : CURRY CLUB キュイエール

マイレビュアーさんと、お料理が美味しすぎて、お店の看板であるカレーを食べるまでに腹が膨れ過
ぎるというようなやり取りをして、それに触発され久しぶりに訪店。店名はCurry Clubになっている
けど、それ以外のお料理も美味しすぎて、過去何回かカレーまでたどり着けないことがあった。

予約をして7時に伺うと店内は満席。このお店が美味しいことはこの界隈では広く知られている。今日
は久し振りにカレーまで行きたいと考え、生ビール（ハートランド）を飲みながら壁のメニューを眺
める。メインの「和牛ハツのグリエ」に激しく惹かれるんだけど、ボリュームのあるメインを頼むと
カレーまで辿り着けなくなることが目に見えている。そういうことに悩まなければいけないのがこの
お店の魅力でもあるのだが。

結局、定番の「ズワイガニのキッシュ」「ポークとイチジクのリエット」「南仏風タルト」「メヒカ
リとズッキーニのフリット」をいただく。ワインはお勧めのボルドーの白で。

まずは「リエット」から。見た目から間違い無い事が伝わってくるが、その期待は裏切られることは
無い。添えられてるバゲットは、CALVAのもの。CALVAのバゲットが買えないのは、こういうところ
に理由があるのかも（笑）。

続いて定番のキッシュ。かつてこちらのお店は、カレーが前面に出ていて「カレーの前にキッシュで
もいかがですか」的なプレゼンテーションだったのだが、その当時から変わらない美味しさ。テイク
アウトもできるようなので、今度お願いしてみようか。

「南仏風タルト」は今日イチ。単純そうに見えるんだけど、野菜とタルト生地の間に、しっかり炒め
た玉ねぎのペーストが敷き詰められていて、絶妙な味わい。

「メヒカリとズッキーニのフリット」はバッター粉をちゃんとビールで溶いている、本格的なフィッ
シュアンドチップス風フリット（変な言い方ですね）。不味いわけがない。ソービニヨンブランにす
ごくよく合う1品。

〆にシェアで（1人前を分けてもらう）ビーフカレーを。本当はご飯がきれいに分けて盛り付けられて
いて、別皿でカレーもサーブされるのだが、食意地が張って、いつものように撮り忘れる。奥さんに
指摘されて気が付き、自分の分を撮りました。

これだけ食べて飲んでお会計は12,000円弱。店名にはCurry Clubとありますが、大船を代表するビス
トロと胸を張って言えます。

何となく予想はしていたのだけど、ついにこういう日が来てしまった。こちらに伺ってカレーを食べ
なかったのだ。大変美味しいカレー屋さんと認識されているこちらのお店だが、初めて伺った時、サ
イドメニューの豊富さと美味しさに目を見張った。お店の方も何となく遠慮がちに「キッシュが名物
なのでカレーの前にいかがですか」的なアプローチだったが、前菜系だけでなくメインも用意されて
いる。何度か伺っているが、いつもはキッシュ、前菜何品か、たまにメインをいただいて、最後にカ
レーを一皿頼んで、奥さんとシェアするというパターンだった。

今日もそうするつもりだったのだが、いただいちょっと珍しいジョージア（旧グルジア）のオレンジ
ワインがすごく美味しくて、サイドメニューを追加するうちに、それでお腹がいっぱいになっちゃた
のだ。もちろん味的にも大満足。いただいたのは、キッシュ、つぶ貝、干しだらとポテトのクレープ
包み他2品。

これからも今宵のような感じの利用が増えそう。って別にカレーが美味しくないわけではないです、
絶品です。

お盆が過ぎた週末、久しぶりにこちらのお店に。ちょっと前に行ったときは満員で入れなかったの
で、今日はちゃんと予約をして訪問。ちょっと辺鄙な場所にあるので、昔は予約なしでもどうにかな
ったのだが、今や大船のカジュアル洋食界の押しも押されぬ名店だから、複数の場合は予約なしでは
厳しい。

7時に伺うとやはり満員。当日は夜でも3回転近くしていたから、すごい人気店だ。妻は泡をグラス
で、私はハートランドをいただいてメニューを眺める。こちらはカレー店ながらフレンチ系の料理も
充実している。名物のキッシュ、今日お勧めのカツオの濃厚カルパッチョ、それに鴨の生ハムと白桃
のサラダをお願いする。最後はカレーで〆るのでやや軽めに。

こちらはワインも充実している。この界隈のお店の価格帯としては若干高めの5,000円前後が多い
が、マキコレワインなど、拘りのものが多く置いてある。今日もあっさりじゃない白をお願いした
ら、マキコレワインだった。濃厚なカツオのカルパッチョにも負けないいいワインでした。

〆のカレーは、シェアできるのが嬉しい。年寄になると普通のカレー1杯でお腹がいっぱいになる。
今日は夏野菜のカレーを。素揚げした夏野菜が酸っぱめのルーとよく合う。

お勘定は全部で12,000円弱。人気はますます高まるんだろうな。きっと。

お店の存在は昔から知っていたが、大船でお昼を食べる事はほとんどないので、あまり縁がないものと考えていた。夜も我々夫婦は飲みが中心で、カレーを食べに行こうと思うことは少ない。炭焼きバル・レアに行こうと思ってそちら方面い歩いていたところ、当日お店ではライブが入っており、そういうのはあまり得意でないのでパスし、さてどうしようかと思い角を曲がって歩いていたらこのお店の前を通りかかった。店の前にメニュー表が置いてある。カレー専門店かと思っていたら、意外とそれ以外のメニューが多いので眺めていたら、お店の人にどうぞと言われて入店しカウンターに腰かけた。その後どんどん混んできて、外で待つ人や断られる人も出てきた。いい時に入ったようだ。

カレー以外のメニューは、前菜からメインまでちゃんと揃っている。ワインもリーズナブルなものを中心にチョイスがある。いつもの通り生ビールを貰って、カレーはお腹が空いていたら食べようと思い、メニューを眺める。お勧めのキッシュ、筍とニョッキ、つぶ貝と赤貝のオーブン焼き、ホワイトアスパラをお願いする。ワインは白のソービニヨンブランを。

お店は混んでいるのだが、料理はてきぱきと提供される。キッシュはカレーと一緒に頼む人が多いが、これだけでも十分美味しい。ニョッキも本格的だ。それ以外のお料理のレベルも高く、決してカレーだけのお店でないことが窺える。
他の人のオーダーを見ていると、カレーは2人でハーフで頼めるそうなので、最後にビーフカレーを半分にして2つお願いする（ご飯を半分ずつに2つに分けてくれて、カレーは一つ）。こちらもあまり時間をおかずに提供される。早速いただくと、少し酸味が効いたコクのあるカレーで飛び切り美味しい。都内から来るお客さんもいると聞いていたが、このレベルであればそれも頷ける。飲んだ後の締めでカレーをいただくのはおそらく人生初だが、これだけおいしければするっとお腹に収まる。

こういうお店とは知りませんでした。通いたいお店になりました。