横浜南部市場　水産棟にも花板食堂はある！ : 花板食堂

前日から野菜の買い出しに行こうとしていた土曜日の朝。家内は体調が悪く行かれそうも無い。
必要な野菜のリストは判っていたので息子と二人で目指すは南部市場。
8時と言う時間に到着してしまいまだお店一部の営業。
先に朝食を済まそうと向かたのは、ブランチエリアから離れた水産棟エリア。
ココには唯一営業する食堂があります。

『花板食堂　横浜南部市場水産棟店』さん。
　以前、花板食堂ISHIKAWA新規開店のパンフレットを頂いたのがこちらのお店。
　場所はがってん食堂があった場所になります。
　お店は室内に大きなテーブル1卓とカウンター席がこの時は2脚。
　どうやら武漢肺炎の影響で席数を減らしているようでしたが、混雑時は店外にも席を増やし
　柔軟に対応してくれる事は先月の訪問時に確認しています。

店内には既に4名のお客さん。この時の席数が6席でしたので席の近接化を避けるため外で待機。
一人退席して二人の席が確保されたので入店。テーブルは家庭用の様な温かみのある物。
普段ならここに顔見知りが数人集いアットホームな感じで食事なのでしょうが今は別。
中央に置かれた水差しや調味料が食堂らしさを感じさせます。
壁に張られた品書きはブランチ内のお店とほぼ同じでしたのでその中から、

『まぐろ丼ラーメンセット 』900円(税込）を1人前。

『カレーライス 』600円(税込）を1人前。

小さな厨房ですが手際よく調理がすすんでいきます。大きな鍋から立ち上る湯気が豪快。
同時注文は配膳も同じタイミングで三人のスタッフの動きが連動してますね。
最初にまぐろ丼セット、すぐにカレーが配膳されました。

まぐろ丼は小丼にご飯が見えないほどの鮪の刺身。シンプルに添えられているのは山葵だけ。
ご飯は丼の印象より多めでしかもたっぷりの鮪でご飯が足りない位。
まぐろは流石に市場内のお店。価格以上に旨みのある美味しい物でかなり満足。

これにシンプル醤油ベースの東京ラーメンですがブランチ内のお店よりスープが美味しい。
出汁の味がこちらの方がしっかりしていて味わい深い印象。個人的にはこっちのスープが好み。


カレーにはサラダ、スープが添えられます。
見た目は王道のカレーライス。柔らかく煮込まれた肉がゴロっと入ったルーがたっぷり。
ご飯、見た目以上に多くて大盛りと言うような風格。やはり福神漬けは欠かせません。
味は懐かしい学食のカレーを思い出させる辛味を抑えた味わい。懐かしさ感じます。

サラダは葉物野菜を中心に数種類、さっぱりイタリアンドレッシングで旨い。
写真には山葵が写ってますがこれはまぐろ丼の物。山葵NGの息子が避難させた物(´∀｀)
スープはラーメンの物と同じ鶏ガラ醤油の物。さっぱり飲めるのが良い。

この日は土曜日と言う事もあって市場関係者がまた多く来店していませんでしたが、
前の週に訪問した時は外までテーブルを出して盛況。時間も早かったからかもしれません。

ブランチ内からは結構歩くようになりますが、ブランチ内の飲食店が混んでいる時や、
市場内の雰囲気で食事がしたい場合などは良いと思いますがあくまで市場従事者が多いので、
子供連れや大勢で行って席を占有しない方が望ましいでしょうね。

中央卸売市場だった頃を感じる今では貴重な飲食店2店と言うになりました。

この日は早朝から検査があって前日夜９時以降禁食禁水の私。
朝一番の検査も滞り無く終了♪支払いを済ませてもまだ午前９時半前です。

お腹がペコペコなので院内のレストランに向うも朝食メニューがパン！
パンの気分ではありません。だって朝食抜きだもん。
そそくさとバイクにまたがりR16を北上。
途中に牛丼屋さんなどもありましたが、そういう気分でも無い。

早朝から営業しているお店と言えば市場の食堂。向うは横浜南部市場です。
先日の南部市場祭りで混雑していたお店。今日ならこの時間なら空いているはずです。

『南部市場　がってん食堂』さん。
水産棟の青果棟側にある食堂です。

こちらは中区にあるがってんさんの姉妹店だそうです。
店内に張られたがってんさんのとらふぐコースのリーズナブルな価格にびっくり！
何でも仕入れた河豚をご自身でさばくのでリーズナブルな価格で提供できるのだそうです。
お願いすれば白子もお願いできるとか！
早速仲間内の宴席で使うべく女将さんに伺うとその日は満席。う～ん残念。

さて話がそれ外れましたが今日の注文。
店内の品書きから。

『ブリ大根と目玉焼き定食』650円をお願いしました。
こちらは注文と同時にお支払いのシステムです。

朝日が差し込む店内はまぶしい位に明るく南部亭と違いお客さんが混み入っていません。

待つこと10分少々でトレイに乗った定食が運ばれます。
大きな切り身のブリと骨の近くの身が濃い目のタレで煮込まれています。
ブリ大根と言いながら大根はほんの一切れ。
青菜も一緒に煮込まれています。

骨ごと切られた身は小骨が気になりますがとにかく大きい。
濃い目に見えたタレもそんなに鈍重でなくご飯と合う味付けです。

残念なのはこの時期のブリに期待する脂の乗りがいまいち。
ぼそぼそ感がどうしてもあります。これはちょっと期待と違いました。

目玉焼きは好みの卵黄半熟（生に近い方が好き）
レタスはしゃきしゃき。マヨネーズって言うのも良いじゃありませんか。

漬物は白菜の古漬け。酸っぱさが悪くありません。

きっとお昼には込むのでしょう。
ラーメンと丼のセットなども気になる存在。
ゆっくり食べる感じでは無いですその日の食材をうまく使っているので楽しめそうです。