続・中華料理が美味しい : 磯子カンツリークラブ

穏やかな気配が感じられるようになってきた某日、本日の修行は横浜の名門コースまで遠征です。
横浜の郊外らしく起伏のある市街地にぽっかりと位置するゴルフコース。いやはや、二度目のラウンドという僥倖に与りましたがエライところにあるものですね。

スタート前に練習グリーンに近いサンルームのような喫茶室で朝の燃料補給として生ビールをグビビ。丁寧に注がれたこちらのビールは一番搾りでした。
このビールが奏功したのかは定かではありませんがアサイチから今日イチを放って意気揚々と午前中のラウンドから帰還。実はこの2週間前のプライベートラウンドでおそらく（希望的観測）今シーズンワーストのスコアをぶっ叩いていたので疑心暗鬼でしたが悪い時もあればいい時もあるものです。理由はよくわかんないんですけどね。（泣

ランチは広東料理メインとされる当コース。
前回は名物「ぴんそば」を頂きましたので今回はワンタンメンのスモールに焼売を付けてみました。
正調しょう油スープのワンタンメンにはぴろぴろのワンタンが5～6ヶ、濃緑色のほうれん草がたっぷりとあしらわれセンターにはザ・叉焼。こちらの叉焼は所謂吊るしタイプの正統派。表面が食紅に染められ噛り付くとしみじみしたうま味、香ばしい薫りが広がるのです。
つるんとしたワンタンももちろん美味、麺は細く縮れた中華麺。これ焼きそばも同じタイプでしたね。ワンタンはもちろん良いのだけどやっぱりこちらの白眉はこの叉焼なんでしょうね。ぴんそばにも存在感たっぷりに入っていましたがワンタンメンにだってチャーシュー麺の如く入っています。このレベルの叉焼はその辺の中華料理店でもお見掛けすることは稀ではないかと思います。
別途蒸籠に入って大きな焼売が4ヶ。こいつをがぶり。ジューシーな豚ひき肉に玉ねぎの甘みが迸る。(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ

これ4ヶもやっつけると明らかに熱量オーバーでしたが朝食を摂ってなかったのでまぁ相殺ってところかな、とかポジティブに捉えます。
名物料理がある食事の美味しいゴルフ場って結構あるものですが、こと中華料理に限って言えば私の乏しい経験から言っても当コースが一番美味しいのではないかなぁ。一説には中華街の老舗有名店並みと言われるのも何となくわかるような気がします。

ということで徒に満たされて午後ラウンド出撃。何がどうしてそうなったのかは定かではありませんがおそらく今シーズンベストに近しいスコアをたたき出して大団円に至りました。
暫定球5回打って、すべてセーフだったのはここだけのヒミツだ！


ちなみにお土産に焼売をゲトして帰宅途中に崎陽軒のシウマイも購入。
蒸し器で蒸した後、食べ比べてみましたがゴウジャスなこちらの焼売も手堅い崎陽軒のシウマイもそれぞれの良さがあるもんだとかビール片手に嘯きまスた。

横浜市内で中華料理の美味しい市街地のコースとのことで初ラウンド。
JR京浜東北線洋光台駅から車で10分足らず、横浜らしい勾配のある街並みの中にコースが現れます。

晩秋の好天の下のプレーで午前中はそれなりな感じでクラブハウス二階でランチ。
コロナ禍の現在は密を避けるべく、通常のダイニング奥のパーティールームに案内されました。
生ビールはアサヒとキリンの2種。アサヒを選択、ランチは中華と和食のラインナップから当コースの名物とも聞く「ぴんそば」と言う餡かけ中華焼きそばをオーダーしました。
生ビールを飲んでいると程なくして到着。
大きな平皿に茶色の餡かけ風、具材は小松菜、人参、フクロタケ、海老、イカ、ホタテなどなどたっぷりと。その頂にはチョコンとうずらの卵が配置されておりその姿をしてぴんそばの名の由来となっているようです。餡をかき分けるといかにも丁寧に焼き炒めた風の細めの中華麺が敷かれています。
餡はやや甘めに感じられますが、パリっとした食感としなっとした食感が微妙に混じる麺と絡んで美味しい。単なる餡かけ焼きそばというよりも中華料理の妙が十分に感じられます。特にこの細目の中華麺はあまり他所では見たことがない独特の物。何気にこの焼きそばのキモなのかも。
一見ボリュームも少なそうに見せましたがあれこれ具材と中華麺を片付けているうちに程よく空腹も満たされました。

帰宅時にこちらも名物と聞いた焼売をお土産に購入。12ヶ入りで￥2Kくらいだったかな？
帰宅後、レンチンして頂きましたが蒸す手間を惜しんだ分、加熱が十分ではなかったからややツナギが多かったような感じ。ただ味は良くゴロリとした大きさで3ヶも食べれば夕食には充分でしたね。
中華料理を得意とするゴルフコースと言えば千葉カントリークラブ野田コースが美味しいと記憶しますが。こちらのコース方が本格中華の趣。後半は図らずも撃沈しましたが、コロナ禍収束の折にはまた訪れてみたいですね。