どれも本格的で大満足 : 母屋食堂　一炭もんめ

母屋食堂　一炭もんめ

◾︎2016/11
和風創作料理居酒屋

営業時間は、17:00〜5:00
年中無休
始発までやってるのがとても有難い

2012年7月にオープン
元ゲームセンター「シルクハット」だった場所が居酒屋となった
創業23年の株式会社横濱串工房が経営しているらしい
横浜市内に数店舗の規模で展開中の居酒屋「横濱串工房」も姉妹店だ

店内は古農家風で、落ち着いた雰囲気
コの字の大カウンター、テーブル席、半個室テーブル席、そしてロフト風中二階の座敷と意外と広い
真ん中にオープンキッチンがあり、備長炭の焼き場、蕎麦打ち台などがある
古木を組み合わせた本格的な木製テーブル、カウンターにはゆったりつるつる木製椅子、テーブルには小ぶり秋桜椅子
頭上に日光 東照宮にある三猿聞のような彫物板
BGMは女性ジャズボーカルが大きめの音量で流れる
喫煙可能

日曜22:00過ぎに伺った
客入りほぼ満員御礼と大人気だ
かなり煩いのは致し方無いだろう
深夜時間帯だけあって、客層は比較的若い

店員さんも多数
厨房に5名程度の男性が忙しそうに調理してる
焼場はエースだろうから店長なのかな
常連さんも多いようで、カウンター越しに店長と話して盛り上がっている
良くある店だと「常連さんだけの店」な雰囲気を醸し出し、他の客が居にくくなるパターン
しかしこちらは全体が広いお陰か、他の客に孤立感を感じさせる事はない
いや一人客にも声がけしてくれる配慮もあったりする
ホール係の女性が数名いるが、皆さん動きもテキパキしており、呼んだら速やかに来てくれる
お茶を持って来ましょうか？など、声がけしてくれるなどの気配りをしてくれる女性店員さんが居た
また忙しくて大変なのに、素敵な笑顔を絶やさない女性店員もいた
ちょっと萌え
アルバイトなのだろうか、ずっといて欲しいなと思ってしまった


主なメニューは以下
【信玄鶏の炭火串焼】
レバー、砂肝、かわ、はつ、なんこつ、手羽先、ぼんぼち、ねぎま、せせり、もも 各160円
ささみ、やさび、明太子ら梅しそ 各180円
お月見つくね、おろし粗塩つくね 各200円 限定白レバー240円
やげんなんこつ200円
はつもと180円
【創作炭火焼】
一炭もんめ巻160円
半熟うずら180円
トマト巻180円
アスパラ巻180円
エリンギ巻180円
もち豚梅しそ巻200円
牛コロホルモン230円
チョリソー230円
チーズとバジルのソーセージ230円
【野菜串】
千寿葱串200円
椎茸串180円
【信玄鶏の逸品】
なめらかレバー430円
むね肉の炭火たたき580円
ささみのとりわさ580円
ささみの梅しそあえ580円
温玉のっけのチキン南蛮680円
【もんめの炊き込みごはん 2合より】
焼き鯖とたっぷり金胡麻の炊き込みごはん1180円/合
信玄鶏の五目炊き込みごはん1280円/合
松茸と新銀杏の炊き込みごはん1480円/合
フォアグラとトリュフの炊き込みごはん1980円/合
ひつまぶし風お茶漬けセット(2人分)380円
【自家製手打ちのおそば】
せいろ730円
せいろ 落花生タレで830円
岩のりせいろ830円
とろろせいろ830円
越前おろしそば830円
鴨南蛮せいろ980円
大盛300円増
【一品料理】
手作りビーフメンチカツ480円
クリームチーズと明太子の大葉包み揚げ480円
ごぼうの唐揚げ480円
北海道産タラのフィッシュタルタル480円
出し巻き玉子580円
厚焼き玉子580円
海鮮なっとう580円
たっぷり生のりの揚げ出し豆腐580円
【おつまみ】
越前鯖のへしこ380円
チャンジャ380円
梅水晶380円
長崎産エイヒレの炭火あぶり430円
漬物の盛り合せ480円
牡蠣スモーク480円
やみつきくるみ480円
生しらすの沖漬け480円
牛たん味噌漬け480円
博多あごおとしの炙り明太子580円
【〆の一品】
五穀米としらす若布の焼きおにぎり280円
12時間かけて炊きだした鶏スープの焼きおにぎり茶漬580円
特製一炭もんめの親子丼680円
【デザート】
定番カタラーナ460円
ほうじ茶プリン480円
本日のジェラート580円
葛寄せかぼちゃ580円
【サラダ】
定番作りたてポテトサラダ380円
有機栽培ベビーリーフのシンプルグリーンサラダ680円
ごぼうと香味野菜のサラダ780円
焼き茄子ときのこのサラダ880円
やまゆり牛の自家製ローストビーフサラダ980円
【ドリンク】
粒ぶどうサワー450円
生搾グレープフルーツサワー450円
地酒、ビール、サワーなど各種あり
獺祭(二割三分)もある
【おすすめ】
牛ハツの七輪焼き880円
新銀杏の塩煎り580円
ステーキ椎茸のつくね焼480円
信玄鶏と根菜の煮物680円
海老 蓮根はさみ揚680円
木の子のアヒージョ780円
おかわりバケット200円
れんこんと鶏皮きんぴら480円
本まぐろとアボカドのわさびあえ680円
おひたしニラ玉480円
北海道産地チーズとオリーブの盛合せ880円
新さんま炭火焼680円
新さんまなめろう680円
自家製ローストビーフ1480円
木の子天ぷら680円
牛たん味噌漬480円
生しらす沖漬480円
いくらおろし580円
自家製豆腐冷奴680円
生のりの揚げ出し豆腐580円
スティックきゅうり ひしほみそで 380円
甘えび唐揚580円
【おすすめ】【炭火焼】
豚ロースひしばみそ焼き1280
活さざえつぼ焼680円
信玄鶏むね肉のたたき680円
真いかの一夜干し480円
豚かしら串200円/本
【おすすめ】【刺身】
一人前ちょっと盛680円
二人前盛合せ1280円
本まぐろ980円
鰆(さわら)880円
自家製〆さば880円
ブリ780円
真鯛780円
サーモン780円
【おすすめ】【その他】
京筍芋(たけのこ)380円
古代れんこん480円
ジャンボにんにく480円
あやめ雪カブ380円
あわび䇯380円
【おすすめ】【本日のジェラート】
紫芋580円
ピオーネ580円
柿580円
【その他】
お通し300円


炊き込みごはんは、2合から注文可能
注文してから土釜で炊き始めるため、40分程度掛かるとのこと

居酒屋チェーン店などより、少しだけお高い価格設定だ


せいろ蕎麦、手作りビーフメンチカツ、出し巻き玉子、生ビール、粒ぶどうサワーを注文した

まずはお通し
キノコと赤カブ、梨(or林檎)の入ったマッシュドポテトだ
なかなか美味しい
恐らくお通し代300円の中に、先付け、後付けの両方が含まれているのだろう
良く他店であるのが「お通しは席代だから、この先付け代金さではない」などと言い訳しつつ、原価率が低(利益率が高い)く、客が不要なモノを、会計明細にも載せず無理やり売りつける輩が多い
こちらはレベルは高いしお得感はある
お通しの制度が大嫌いな私のだが、これなら大満足

生ビールは背が高い大きめのグラスに入ってる
普通に美味しい
銘柄を見ずに注文したが、発泡酒や第三のビールでは無さそうだ(プレミアムモルツのようだ)

続いて、粒ぶどうサワー
レードル？でよくかき混ぜて、飲めとのこと
粒は感じない
と思ったら、下にぶどう粒が何個も沈んでるではないか！
し、しまった
粒を食べ忘れて下げて貰ってしまった！！
レードルではなく先がスプーンになっていたのは、粒を取り出せるようにだったのか…

メンチカツは、手作りの大きめ牛肉メンチカツ
揚げたて熱々だが、少しオイリー
油切りが足りないのかなと思ったら…
中から肉汁が溢れ出て、皿はみるみる肉汁のプールになる
かなり旨い！

出し巻き玉子はふわふわ仕上げ
出汁味は薄く淡白な味だ
辛み大根(大根おろし)と醤油で頂く
1人で食べるには少し量が多くて飽きてしまう
これだけは期待はずれだった

さて、せいろ蕎麦
北海道の北早生種の蕎麦の実を毎朝丁寧に石臼で挽き、手打された本格的な蕎麦だ
蕎麦の香りがしっかり感じられる平打ち二八蕎麦
手切りしてるため、長さに若干のムラがある
蕎麦汁は藪蕎麦系の濃さ
因みに江戸時代、粋な蕎麦の食べ方として、汁をちょっとだけつけて食べるのが流行していたが、これは江戸で大流行していた藪蕎麦の汁が非常に塩辛かったからだと言われている
しかし物事にはさらなる理由があったりするものだ
なぜ塩辛かったかと言うと、蕎麦を蕎麦汁に全部浸してしまうと、汁の香りに蕎麦が負けてしまい、蕎麦の味がしなくなってしまうため、汁を濃い目の味にしたとの説がある
藪蕎麦の場合、1/3程度を蕎麦汁につけて食べた方が美味しいと言われている
藪蕎麦でなくても、蕎麦の香りを楽しみながら食べると美味しさが増すと感じる

蕎麦湯が先に来た

今日は混んでいるためか、会計は席で
すると、後付けとして、熱いほうじ茶、ミルクとゼリーのデザートが出て来た

満腹満足
これで3000円ちょい
レシートにも内訳がしっかり記入されており明朗会計
最初、メニューを見たときに高価と感じたが、どの料理も美味しく、更に先付け(お通し)や後付けも付いてこの値段なら納得だ
朝までやってるのもありがたい
サービスも良い
次回は焼鳥、刺身、そして、こちらが元祖と言われるプチトマトの肉巻き焼きのトマト焼きなども食べてみたい


◾︎2016/11
2:00過ぎでもお客さんが入って来る

親子丼、一人前ちょっと盛、炭火串焼(もも)、お月見つくね、粒ぶどうサワー、グレープフルーツサワーを注文した

今日のお通しは、サツマイモと豆の煮込み
甘くて美味しい
いやはやこちらのお通しは、本当にハズレが無い

続いて一人前ちょっと盛
刺身内容は、鰆(さわら)2、サーモン2、ブリ2、真鯛2
脂はのってない
切りが大きく、10mm厚とかなり厚め
横に添えられた山葵は本格的なもので、店内で擦っていた
これで680円とは超お得！
ただし深夜だからか鮮度はイマイチ感があるのは残念

続いて焼物
焼物は白炭の備長炭で遠火で焼いている
焼鳥を美味しく焼くには、肉のたんぱく質のうち、「ミオシン」だけを固め、「アクチン」を固めない焼き方がいいらしい
両方固まるほど焼き過ぎると、食中毒は出ないが美味しくなくなる
その絶妙な焼き加減が可能なのが炭火焼

炭火串焼(もも)
信玄鶏のもも肉を使用したもので、白炭の備長炭で遠火で焼いてる
焼き加減が絶妙だ
なかなか美味しい

一緒に月見つくねも来た
鮮度が良さそうな張りをした超濃厚卵黄身が添えられるので、つくねをつけて食べる
いやはや美味しい

そして特製一炭もんめの親子丼
鶏肉、長ネギを半熟卵でとじたもの
ご飯も米質良し、炊き方固めで良し
まるで親子丼専門店のような本格的なものだ
かなり美味しい
これだけ食べに来てもいいと思えるくらいだ
量は少なめ
ミニ味噌汁が添えられているが、具は岩海苔、豆腐
こちらも美味しい

粒ぶどうサワーは前回の反省を込めてリベンジ注文
底に巨峰サイズのぶどう粒が4〜5個
スプーンレードル？で掻き出して食べる
なかなか美味しい

グレープフルーツサワーは、赤いグレープフルーツを使っているようだ

今日は比較的空いているものの、やっぱり会計は席でとなった
前回同様、後付けとして、熱いほうじ茶、ミルクとゼリーのデザートが出て来た
これで3000円ちょい

次回は炊き込みごはんを食べてみたいが、1名で伺うなら2合は食べれないなぁ
せめてご飯単品があればなぁ
バケットで刺身食べる自信ないなぁ

それにしてもハズレなし、どれも美味しく大満足
また伺いたい


◾︎2016/12
土曜22:30に伺ったが1組の待ち行列あり
さすが人気店だ
店内に待ち席があるので安心だ


◾︎20:007/9
1人用刺身盛合せを注文したが、間違えて2名用が到着
店員さんはすぐに気づき、1人用の料金で良いとの事

内容は、バチマグロ赤身、モンゴイカ、サーモン、鰆、ハマチ、鯛
以前伺った際と魚がが少し変わっている
その日に港から入荷した魚が使われるのだろう
つまり養殖ではなく天然物の可能性が高い
なかなかか美味しい