直系以上に直系の味と言われる有名店。食べログ百名店2017・2018選出店です。 : 横浜ラーメン 田上家

今日は上大岡駅に出ようとしたのですが、２台続いてきたので、空いている２台目に乗ろうと１台目を見送ったら、２台目は１時間に１本しか無い蒔田駅循環（上大岡駅には行かない）でした。

なので、急遽予定を変更してそのバスに乗り、バスの中でブクマをチェックして蒔田周辺の未訪店を検索。
ところが、水曜日が定休日のお店が多く、ほぼ全滅だったため、既に行ったことはあるもののリピートしたかった「田上家」さんへ行くことにしました。

「田上家」さんはその名前の通り家系ラーメンのお店で、食べログ百名店の2017と2018選出店です（2019は惜しくも選外）。
私のバイブルである「はまれぽ」の家系家系図では独立系になっていますが、店主の方は「王道家」さんのご出身だそうです。

場所は横浜市営地下鉄の弘明寺駅から鎌倉街道を蒔田方面に少し歩いたところにあります。
京急の弘明寺駅からだとかなり距離があります。
※歩いていけないことはありません。

私は上に書いたとおり、蒔田駅循環のバスに乗ってしまったので、「通町三丁目」で降りました。
バス停からだとすぐです。

のぼりとかがでていないので、前回は通り過ぎてしまったのですが、さすがに場所を覚えたので、今回は大丈夫でした。
平日なので行列は出来ていませんでしたが、カウンターは満席で、中の椅子で待つ感じでした。
券売機で、「ラーメン」（700円）と「味玉」（100円）の食券を購入して待ちます。
５分と経たずにカウンターが空いたので、カウンターに食券を置き、好みは「全部普通」でお願いしました。

「田上家」さんは店内撮影禁止なので、今回は券売機や卓上調味料の写真はありません。
ラーメンの写真は撮影して大丈夫です。
卓上調味料は、家系としては標準的な、コショウ、にんにく、すりおろししょうが、豆板醤、刻みしょうがです。

待つこと３分でラーメンの完成です。

まず素晴らしいのは、「田上家」さんでは、器を一度お湯で温めて、そこにラーメンを盛り付けて提供しています。
そのため、スープも器も熱々です。
カウンターの上の台から自分のところに下ろすのにちょっと熱いので気をつけて下さい。

トッピングは、ほうれん草、海苔３枚、チャーシューという家系ラーメンの標準トッピングで、もろんネギは入っていません。
と、思いきや、これはほうれん草ではなくて小松菜（？）でしょうか？

麺は酒井製麺の中太麺で、太くて長さが短いです。
好みは「普通」ですが、この状態でもどちらかと言うと固めで、歯ごたえがあり、もちっとしていて、とっても美味しいです！

スープは、直系を感じる醤油のパンチとたくさんの鶏油、濃厚な豚骨です。
そもそも「王道家」さんの店主さんは「吉村家」さんで修行して独立された方で、破門される前は直系だったので、直系のDNAが「田上家」さんに流れていても不思議ではないですね。
直系を思わせるしょっぱいスープです。
たまに食べるとめちゃめちゃ美味しいです。
これを毎日連食するとさすがにしょっぱいと思いますが…。
「田上家」さんは、直系至上主義のコアな家系マニアの人にもファンが多いお店なので、そのことからも直系ではないものの直系の味、あるいは直系以上に直系らしい味と言っていいと思います。

（注）「直系」と言うのは、「家系総本山吉村家」さんから独立したお店、という意味ではなく、吉村氏から「家系総本山吉村家免許皆伝」を貰っているお店を言います。
ですので、破門になると、全く同じ味でも「直系」じゃなくなったりします。
現在、「直系」（家系総本山吉村家免許皆伝店）は、「杉田家」さん、「はじめ家」さん。「上越家」さん、「厚木家」さん、「高松家」さん、「末廣家」さん、「内田家」さんです。

麺も、「王道家」さんが酒井製麺ではなくオリジナル麺なのに対し、「田上家」さんは酒井製麺を使用しているので、吉村家の味に近づけようとしているのかも知れません。
チャーシューは、「田上家」さんの名物とも言える、定評のある美味しいチャーシュです。
ロースのお肉がかなり厚めに切られていて、すごく歯ごたえがあります。
このチャーシューを使用していてラーメン700円というのは、非常に良心的ですね。
さらにライスは50円です。
田上さんは、インタビューで、「美味しいラーメンを安価に提供したい」と言うことを話していらっしゃったので、ポリシーとしてこの価格設定をされているみたいです。

素敵ですね。

トッピングも全て国産素材にこだわっているそうで、海苔はぱりっぱりでめちゃめちゃ美味しいですし、小松菜（？）はシャキシャキでした。
ほうれん草にしていないのは、限られたコストの中で国産素材を使うためでしょうか？
普通は中国産の冷凍野菜とかなのかな？
小松菜だと、茎の部分も入っていて、シャキシャキとした食感で、なかなかいいと思います。

人気になるのもわかる美味しい家系ラーメンでした。
現在延期になっているラーメンWalkerのコラボ麺が提供されたらまた伺いたいと思います。

とっても美味でした！

今日は天気もいいので弘明寺まで徒歩で遠征です。大岡川の桜がそろそろ終わるので、川沿いを歩いてお花見がてら、食べログ百名店2017・2018に選ばれている家系ラーメンの「田上家」さんへ。
百名店2018には他に直系の「環２家」さんや「杉田家」さんなどが選ばれていますが、何故か本家の「家系総本山吉村家」さんは選ばれていないんですよね。不思議です。「田上家」さんは家系家系図（はまれぽ）によると、独立系に分類されるのですが、店主の方はもともとは直系の「王道家」さんのご出身とのことです。
場所は横浜市営地下鉄の弘明寺駅から鎌倉街道を蒔田方面に少し歩いたところにあり、京急の弘明寺駅からだとかなり離れています。専用駐車場はありません。のぼりとかが出ていないので、最初、前を通り過ぎてしばらく先まで行ってしまいました…（汗）。カレー屋さんと中華料理屋さんにはさまれています。看板は大きいのですが、平べったいので歩道を歩いているとつい見過ごしてしまいます。
店内はカウンターのみで、ほぼ満席でした。それでも待たずに入れました（木曜日／12:00頃）。
店内は撮影禁止でした（ラーメンの写真は可）。
「ラーメン　並」（700円）に、玉子（100円）をトッピング。麺の硬さ・味の濃さ・脂の量は、「普通」「普通」「普通」を選択します。
ラーメンの制作過程を見ていると、ラーメンが冷めないように器と玉子をあらかじめお湯で温めています。ラーメンの温度至上主義者の私としてはポイント高いです！麺は家系直系の作法で、平ざるを使って湯切りしています。
注文してから３分ほどでラーメンが提供されました。とてもスムーズです。
見た目は家系の正統派のルックスです。チャーシューは煮豚ではなく焼き豚で、海苔３枚とほうれん草という家系トッピング。
麺は吉村家さんと同じ製麺所の麺、酒井製麺らしいです。王道家さんが現在は酒井製麺を使用していないそうなので、このお店は出身母体である王道家よりも吉村家の影響を強く受けているのかもしれないですね。
スープは醬油の味が前面に出ていて、とんこつはそれほど濃厚ではありません。これが家系直系に近い、本来の味のバランスだと思います。麺もスープも熱々で、とっても美味しいです。
吉村家さんで食べようとするとどうしても行列に並ぶことになるので、この味が待たずに食べられるのはいいですね。しかも徒歩圏内です。