串焼きをしっかりと堪能しました。 : 炭火焼 蕾家

珍しく戸塚方面で所用がありました。
方面なので戸塚ではないのですが、所用が早目に終わり、当然直帰するつもりだったので、ちょっと足を伸ばして下倉田町にある当店で軽く飲んでいくことにしました。
軽く飲んでと言っても、下戸の私にはちょい飲みのハシゴなんていうのは性に合わないので、一軒で完結するつもりでの「軽く飲んで」です。
従い、飲みの方はほんと軽いんですが、食べる方はしっかりと食べることになります。

当店は串焼きの専門店なので、しっかり串焼きを食べて行こう(ただし、ダイエット期間なので限度はありますが。)と考えてお店に向かいました。

下倉田町の県道の裏路地沿い。この辺りにはちょっとした商店が固まっており、以前はこの地域の中心街だったのだと思われますが、結構お店の入れ替わりもあり、飲み屋さんでも以前は無かった新店も出来ていました。
食べログ未登録ですが、場所が場所だけに早く行かないと長続きしないかもしれませんね(笑)。

当店にはオープンの18時を15分ほど回った時間帯での訪問。
店内は、入って右手に厨房とそれに面したカウンター席5席、左手には小上がりのテーブル席が2卓10席あります。
先客は、女性のお一人様が１人だけ。カウンター席に座っていました。
お店は若めのマスターが１人で仕切っておられます。
私も先客女性に並んでカウンター席に陣取りました。

疲れていたので、取るものもとりあえず生ビールを注文しました。
先付けで出されたのは、トビウオのたたきです。
トビウオは、いつも思うのですが、旨味がたっぷりですよね。
あご出汁なんて言うんで当然でしょうが、たたきでも旨味はたっぷり出ています。

落ち着いたところで、串焼きを注文することにします。
メニューを眺めると、串焼き単品メニューのほか、6本串というサービスメニューがあるのを確認。
うめじそ、むね、レバー、つくね、ねぎま、トマト串の6本で1,100円。単品合計より60円安いのでまずはこれを頼むことにします。

それと、単品メニューをじっくりと見ていると、久しぶりに見た「つなぎ」という部位を発見。以前、名古屋勤務の時に行きつけの焼き鳥屋さんにあった懐かしいメニューです。腎臓とレバーの間のとろけるような部位との印象が強かったので、これも追加注文します。

焼き上がりまで20分ほどかかりましたが、まず５本の塩焼きが提供されます。
順番にいただきます。
まずは、うめじそから。レアに近いササミ肉に梅肉としそのコラボがいいですね。あっさり系ですが、深い旨味を感じる串でした。

2本目は、むね。むね肉と言うとパサパサでネガティヴな印象があるのですが、こちらのむね肉は、程よく脂が乗っておりなかなか美味しい。脂が乗っている分、肉の部分が違和感なく食べられます。

3本目は、ねぎま。定番の鶏モモ肉とネギのコラボ。シンプルですが、炭火焼きの焦げ目がいい味出してます。

4本目のつくねは、軟骨入りの粗挽きのつくね。生姜やニンニクの味付けも絶妙で実に美味です。

トマト串は、トマトとチーズとコラボが良く、箸休め的な位置付けでしょうか。

塩の5本を半分くらい食べ進んだところで、タレ焼きの2本、レバーとつなぎが提供されました。飲み物もレモンサワーを追加します。

レバーはそれほど激レアではありません。フォアグラ並みというほどの脂の乗りもなく、これは至って平凡なミディアムレバーという感じ。
つなぎの方も、以前名古屋で食べた時の印象が強烈だったせいかインパクトはイマイチです。これを食べて、これがつなぎだと思って欲しくないですね。

そんなことで、一部やや期待外れの串も混ざりましたが、全体としてはなかなかハイレベルの串焼きだったと思います。

〆に焼きおにぎりをいただきましたが、しそとニンニクの香りが強く主張している焼きおにぎりでとても美味しかったです。特にニンニクの風味は、〆ラーに通じるものがあり、飲み〆としては優れものです。

久しぶりの戸塚での飲みでしたが、串焼き７本に先付け、〆の焼きおにぎりと食べ物は堪能しました。
お代の方は以下の通りですので、コスパ的にもまずまずだと思います。

・生ビール　　　530円
・レモンサワー　420円
・先付け　　　　400円
・串６本　　　1,100円
・つなぎ　　　　200円
・焼きおにぎり　250円
計　　　　　　2,900円

やはり串焼き専門店ですので、ちょい食いでは失礼と思い、串焼きはたっぷり楽しませてもらったわけですが、最低限のノルマは十分にクリアできたと思います。

何分下戸なので、飲みの方はちょい飲みでお許し下さいね(笑)