満月の夜、満月弁当を買いに。 : 満月屋

相鉄いずみ野線　南万騎が原、みなみまきがはらと読みます。

この駅はストロボエッジやLDKなんとかっていうJK向け映画のロケ地との事（相鉄線各駅が映画ロケ等に協力しているのです）
また、駅から店まで通り抜ける段々の広場は、グッドデザイン賞を受賞したとか。

そんな南万騎が原っていう駅より徒歩5分のお蕎麦屋さん。
創業は昭和46年との事（ネット調べ）
父親から兄弟が引き継いで
お兄さんが懐石料理　弟さんがお蕎麦
兄弟揃ってお店を守って偉いなぁと感心します。
（過去の投稿に先代の白黒写真あり）

そんな満月屋さんの、満月屋弁当を買いに。
ほぼ満月の夜に、出かけてきました。

当日お店で「満月弁当できますか？」と予約なし注文したのですが、おおよそ30分で用意してくださいました。

それが、写真の通り、豪華なお弁当！
品数多い！

出汁巻き卵
魚の南蛮漬け
焼き魚
茄子の味噌田楽
鴨のロースト
プチトマト
里芋煮物
蟹入りすり身団子
飛竜頭
麻婆みたいな餡かけの揚げ出し豆腐
唐揚げ
魚のフライ
玉蜀黍かき揚げ
海老天のせご飯
お漬物

書き出してみましたが正式なお料理名はわからず。
お品書きがほしかったなーと思います。

どれもとても美しく美味しかったのですが
茄子の味噌田楽（上に蕎麦の実が乗っている！）と揚げ出し豆腐の麻婆餡かけ（みたいな）がとても気に入りました。
創作和食というか、趣向が変わっていて、驚きが。

1つ、2268円
夜伺ってあれこれ思いつくがままにオーダーしてみた事がありますが、そんなに品数は頂かずに1人4000円位。（過去の投稿をご覧下さい）
お弁当はあれこれちょっとずつ頂けて、かなりお手頃に感じました。

これでお酒飲んだらますますいい気分になれそう！
お店は緊急事態宣言下で昼でもお酒だせない様です。テイクアウトが楽しいかもしれません。

お蕎麦はテイクアウトしませんでしたが、季節のお蕎麦があり、８月末の来訪時はしそ切りとの事。
真夏に伺うとトマトのエスプーマみたいな、おっしゃれーなお蕎麦が頂けた様です。

店内はお座敷がテーブル３つにカウンター。
消毒用アルコールが入ってすぐにおいてあります。
清潔で気持ちのよい接客のお店。

お弁当
漬け丼、角煮丼、ハンバーグ丼、天丼、天ざる、カツ丼、親子丼、カレー丼など
一品料理
鰻巻、ハンバーグ、手羽先唐揚げ、唐揚げ、など
晩酌弁当というご飯がつかないタイプのものも

近隣でしたらオススメです！

Facebookで年越しそばのテイクアウトの宣伝を見たので31日、予約なしで訪問してみた。
「いらっしゃいませー！お客様ご案内してください」
カウンター内の板前さんが大きな声で迎え入れてくれる。気持ちが良い。

「予約してますか」
若いお姉さんに尋ねられ、どきっ。
「いいえ」
店内はカウンターに3席程度空きがある。
前に、夜訪問して、満席で断られた事あり…
「今日も駄目かぁー！」と悲壮感が漂う。
「確認してきます」
とお姉さん厨房へ。ドキドキ。
「お待ちになりますが、よろしいですか」
お！注文受けてもらえそう。ほっ。

立って待つこと数分。
その間にお客様はどんどん入り、待つ席は埋まっていく。
お蕎麦屋さんだけど、人気店なんだなぁ。
地域の方に愛されているなぁ。
感心ばかり。
（近所の蕎麦屋は閑散としてましたよ？）

そう、待つこと数分。
思ったより早く、お蕎麦ができて、びっくり。
紙袋に天ぷらと生そば。
茹で方のチラシもついている。
天ぷらは、海老、かき揚げ、那須、さつまいも、ピーマンの5点。
揚げたてで熱気を感じる。

年越しそばは、年越しの瞬間！といきたいが、生そば茹でるのに明るい時間の方がいい。
茹で方をみて、時計でスタンばり、50秒きっかり。
氷水に投入！

母はよく失敗して苛立っていたが、（ちぎれる）、親切なチラシのおかげで、ちぎれる事なくお蕎麦が茹で上がる。←本当は、ちぎれるからこそ大晦日に食べるんだとか！

腰が強いお蕎麦に、家族も大満足。

いつも、不便がないように、年越しそばはカップ麺のどん○衛だったが、いいお蕎麦で年を越せた。
満足感が半端ない。

地域に愛されるお蕎麦屋さん。
威勢もよく、気持ち良い。
人気だから、予約しての訪問がお勧め。

夜の創作料理は、前の口コミ参照。

相鉄いずみ野線、南万騎が原駅　徒歩5分。

前から気になっていた南万騎が原駅近くのお蕎麦屋さん。

お兄さんは京懐石で修行した腕をふるって季節の料理を、弟さんは美味しい蕎麦を。兄弟揃って創業昭和46年のお蕎麦屋さんを守っているそうです。

小さな店ですが夜「蕎麦屋で一杯」を楽しむ人で大変賑わっています。予約がよさそうです。カウンターと座敷があります。

日本酒は澤屋まつもとを。置いてあるとつい嬉しくて第一選択肢になります。

秋刀魚のコンフィと梨のゆず味噌和え。量は少しですが日本酒が進みます。

鰹の酒盗和え。ポン酢ジュレ、菊の花が散りばめられて美しいお皿。

ズッキーニのトマトソースはさみ揚げ。
ワインに合いそうです。

〆めは紫蘇を練り込んだ香りのあるお蕎麦。紫蘇の風味はかすかに感じられる程度でした。季節ごとに練り込まれるものが変わるようです。トマトとか柚子を見かけたことがあります。蕎麦は短め、でした。蕎麦湯も頂きました！ルチンたっぷり〜♬

先代が若いときの白黒写真。7段も担いで自転車にまたがっています！東京オリンピックの前の年だそうで、あちこちの工事現場へ出前が大変だった時代だったそう。7段の出前は80キロの重さだったとか！！！

2020年にはまた東京にオリンピックがやってくる。時を超えても、先代の思いがリレーされているのが感じられる。そんなお店でした。

今回は単品をオーダーしましたが、コースの方がお得になると思います。季節ごとに創作のお料理が楽しめておすすめです。