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店名 |
横浜大勝軒 神奈川新町店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
045-442-0919 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京急神奈川新町から徒歩5分程度 神奈川新町駅から87m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
15席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 お店の外では吸えます(灰皿あり) |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
関連店舗情報 | 大勝軒の店舗一覧を見る |
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とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/10/04/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/87frt30yj6w
<2019.09> 中華そば
<大勝軒に魅せられて・・・神奈川新町ふ~らふら>
何を隠そう・・・私は大勝軒ファン。いや大勝軒フェチ。一応東京都の看板は回ってきたつもり。ホントくどいけどご参考までに。
【実録】東京都内で「大勝軒」の看板をひたすら追いかけた結果・・・・現役は67店舗
https://www.ramentabete.com/entry/2017/12/24/210656
そして次は「神奈川県」を制覇してみようかしらと妄想中。ちょっと時間かかるけどね。そんな野心の第一歩でもないけど、ずっと前から行きたかった「東池袋大勝軒 神奈川新町店」へようやく伺うことができました。ちょっと私用で横浜へ出かけ、都内に戻るときに京急を使うだけですが、それがなかなか今までできなかった。
<全体> ほっこり感とガッツリ感の丁度中間にして和やかさが溢れる・・・そんなクラシカルスタイル!
おおお!これよこれこれ!フツーに見えて圧迫感あるボリューム!。そして醤油感がとてもソフトに見えつつ豚骨の煮出しと魚介の深さを感じるスープ感。しかもこれが超熱々で、絶対に受け皿を敷いてないと受け取れない高温度だよ。写真メモの為にすこしずらそうとしても苦労するほど(笑)。そして麺がいかにも東池系って感じで、やや薄い黄色の地肌が鮮やかに目に映る!。そしてやっぱり・・・ゆで卵がいい。今の時代に有難みを感じる人は少なくなったかもですが、これって昔ながらのシンボルマークってな感じがしていいのだよ!。
<スープ> 深くてアッサリ感じる豚骨の煮出しに滲む煮干しの甘さと香ばしさ!バランスよいカエシがナイス!
嗚呼旨い。わざわざこれ食いに遠くから来たのもあって有難みも増す為か・・・妙に旨い。東池系のスープ分類は、よく「醤油」と「豚骨魚介」で迷うんだけど、今回は明らかに「醤油」。しかし醤油が主役となった凛とした味風景ではなく、豚骨の煮出しがしっかりしており、そこに煮干が柔らかくとけてバランス保つ感じかな。醤油はその媒酌ってな立ち位置で、力強い下支えのある醤油味というイメージです。
それにしても熱いよねー(笑)。口の中を軽く火傷をしてしまうほど。ぎちぎちラードがあるわけじゃないんだけど、ナチュラルに煮出された豚エキスがとても明るいです。清湯というわけでもなさそうだが、薄い濁りがある分豚旨味が深そう。そしてナチュラルに甘味を保つのが魚介の役割なんじゃないかなという発想です。ニボっとしたところは皆無で甘味中心の魚介感。しかし豚よりも前にギリギリ出てこないかってな感じでしょうか。また恐らく野菜類の甘味もあったりすると思うので・・・ハードに熱くとも、ハートに和む優しい味わいとなっとります。ううう・・・また今回もKK(完食完飲)フィニッシュ・・・、健康診断が迫ると言うのに。
<麺> いかにも東池系といった中太麺!熱さにも全くダレないクシクシ感と汁に絡んだ旨味感!
これもいかにも大勝軒といった中細麺。周囲の客は九分九厘つけそばを食しておられましたが、東池系の中華そばが実に捨てがたいのだわ。大雑把なようで完成美がある麺顔だからかな・・・。さてその麺ですが、これだけ熱い熱いと言っているスープに浸っておりながら、実にしっかりと受け止めております。熱ダレなんて一切感じることなく、最後まで食い切れる。麺量だって200gどころではないボリュームなので、あっと言う間に食い切れるわけでもなし。慣れ親しみ過ぎて途中で飽きるかと頭をかすめるが・・・そんなことは決してないのです。
今回はカタメだったからか実にクシクシ感があったし、また汁との一体感があって旨かった。やはりクシクシ感があっても汁を多少吸い込んでいるのもあり、グルテンと旨味が既に一体化してる雰囲気が少しある感覚。前歯で千切ると歯の裏側でプツリプツリと当たる感覚があるが、奥歯へ運ぶと前半はふわっと麺の風合いを感じます。奥歯でクシクシと潰していくと、じわりじわりと汁と一体化し糖化したのか旨味が広がる。この日の体調なら、この旨さだったら中盛程度は問題なく食えたかも!。秋深まるとどんどん胃袋が拡張するオレじゃ~。
<チャーシュー> 昔ながらの煮出汁の効いた豚ロース肉!グニグニと味わうオーディナリースタイル!
ま、これぞ昔ながらって言うんだろうね。ロース肉って感じで、肉繊維の詰まった部分と脂身の輪郭が見事に分かれてます。きっとスープ生成にも貢献した豚肉。煮出汁でエキスが少し抜けたところに、他のエキスも少し吸い込んだりして、ちょっと淡い旨さに変化している。そして醤油ダレに浸されて周囲はかなり香ばしく、ダークブラウンに染まってます。嗚呼、この少しだけアゴの力を使うグニグニ感がいいね。スープに少し浸らしてから食らうのが旨かろう・・・明らかに飯よりも麺に合うタイプのチャーシュー。クラシカルな旨さは、一周回って斬新にも感じますよ。
<トッピング他> 具材もクラシカルさ醸し出す!深い色合いメンマにゆで卵!
あとはもう本当に王道のラーメン感覚のトッピングですね。海苔は熱々スープの為に後半にはトロトロに溶け切ってしまいます。佃煮状態で麺に絡めて食らうのもオツなもの。またナルトも定番で、ネギの薬味は常道。その中でやはりメンマがいい感じ。関東らしい醤油が深く色づいた柔らかメンマで、一見味が濃ゆいように見えて、関西人にも通用するアッサリ感。少しだけグニュっとして繊維方向に千切れやすいもの好きなところ。何となくビールより日本酒に合いそうなメンマなのです。
そしてゆで卵。味玉は平成の30年余りで半熟が当たり前のように変わってしまったが、昭和の味を守る魂というか・・・やはり大勝軒の味にはゆで卵が鉄則であります。そのまま食らって箸休め的に楽しむもよし。汁に沈めて吸わせ、具材として一体感を上げてから食らうもよし。玉子の食べ方って十人十色で面白いよね。私は・・・へそ曲がりなので、半分はそのまま、半分は沈めてから食ったよ。
総じまして「やさしさと和み!そして幸福呼ぶ腹パン感!王道の東池系健在の旨さ!」と言う感動。わざわざ滅多に乗らない京急線を利用した甲斐あり。百花繚乱な東京近郊のラーメン界にあって、遠くからわざわざ食べに来る人は相当マニアなんだろうが・・・地元に支えられてる感がありありな店。昔ながらの大盛の殿堂ですが、店側も常連客も年齢が進みつつあるよな店風景。若い人にこそレトロな旨さを伝えたい・・・。激しくおススメ!。と思ってたら後から若いサラリーマンが来るわ来るわだった(笑)。そんな旨さの感動と今後の応援を感じながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
空眩し
秋の陽射しに
目を細め
麺顔デカさに
目を丸める哉
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!