鶴見の餃子。 : 餃子舗 北京

鶴見区は中華料理が多いらしくて激戦区なんだって。
そんで、馴染みのある中華って言ったら、まずはラーメンに餃子。
餃子自慢のお店なら川崎駅周辺にもたくさんあるけどね。
川崎餃子ってもあるし。
これは餃子そのものよりも、餃子につける餃子味噌なんだけど。

でだよ。
ここのところの問題で、いろいろと我慢しなくちゃならないことが多いじゃん。
でも、腐っても過ごしても、楽しく過ごしても、時間の流れは同じじゃんね。
それなら、限られた中でも楽しく過ごさんと、老け込むぜ～ってことで、いまさらながらの地元探索。

それが、知らなかったとこがたくさんあるの。
家からただの１０分程度なのに、歩いたことのなかった道とかあってね。
それを３０分圏内に広げると、さらに知らないお店や神社、怪しい自販とかがやたらめったらあったりしてさ。

で、車でもよく通る幹線道路でも、ただ通り過ぎてたってとこも多いんだよ。
それが、鶴見駅周辺。
最近は鶴見駅周辺のお店の開拓にはまってるよ。
適度に混雑して、適度に閑散。人混みに追い立てられるような圧迫感もないし。

と、前置きは長いけど、あんまり大したことは言ってない。←大した・・ではなく全然だ。
餃子を食べたいな～と思って、ちょこちょこ検索をかけたら出てきたのが今回のお店。
鶴見の餃子のなかでも老舗と言われるらしいよ。
ＪＲ鶴見駅＆京急鶴見駅近辺は、ほとんどのお店に駐車場はない。←そりゃね。
なので、車で行くには、その近隣のコインパーキング。
幸い、コインパーキングはたくさんあるんだ。

席数があまり多くないらしいで、開店時間に合わせて行ってみる。
１１時３０分という情報を得たので、それに合わせるよ。
お店の前にはのぼり旗。
１１時半には気持ち早いけど、これなら余裕で座れるでしょ。
・・・って、もう食べてるお客さんがいるんだけど・・・。

テーブル席は、４～５卓。
先客さんは、今日お休みですって感じの常連さん。それに作業着の３名様。
席に案内してもらって着席。１１時２７分。
あれ・・・。１１時半の開店じゃないんだ。
・・・って、個人経営のお店なら、準備ができ次第オープンってのはありがちなはなしだから、そこは気にしないでおこう。とにかくも、すぐに着席できたことのほうが嬉しい。

テーブルには立てるタイプのお品書き。
ん～どれにしよ。
一番シンプルなラーメンが６５０円。お～、これは低価格。
ここで、食レポなんかだと「リーズナブルなプライス」とか言っちゃうんだろうけど、なんだそりゃ・・・って感じだな。あえて横文字使わんでも、お手頃価格とか低価格で良くないかい？と思う無駄に手厳しいもっちっちの巻。

他の麺類は、ワンタンメン、チャーシューメン、味噌ラーメン、味噌バターに味噌バターチャーシュー、チャーシューワンタンメン。
麻婆豆腐ラーメンなんてあるし、担々麺、さらにキムチ入り、天津麺、それに横浜ならではサンマーメン。
さらに焼きそば、五目焼きそば、カタ焼きそば。

ご飯の部は、チャーハンが７５０円。
カニチャーハン、中華丼、天津丼、肉ニラライス、レバニラライス、麻婆丼、肉豆腐野菜ライスなどなど。

そして、餃子、麻婆、ニラ玉、酢豚、肉の天ぷら、八宝菜。
お酒も、ビールにサワー各種、ハイボール、日本酒、老酒。
お酒のつまみになるような、おしんこ、キムチ、チャーシュー盛り、牛スジ煮込みもあるよ。

一応は餃子が目当てで来たんだけど、お品書きを見ると悩む。
じゃあ～チャーシューメンと餃子にする～。
相棒は、味噌チャーシューと餃子だって。
テーブルには、調味料ののったクルクル回るやつ。←ターンテーブルって言っていいのかな。
こういうのって、ついつい回しちゃうんだよね。←あまり同意を得られず。。。

やがてラーメンたちの登場。
あ～お腹空いた。待ってたよ～。
もっちっちのチャーシューメンは、ごく一般的な醤油ラーメン。
醤油のわりに透明度はあまりないかな。たぶん。
ひと口飲むと、おおお～。
昔、海の家で食べた、あのシンプルこの上ない醤油ラーメンを彷彿とさせる。
この味も大好きだ～。

チャーシューは一見小ぶり。
小ぶりって言うか、面積が小さいの。←面積・・・。
その分、ちょっと厚みはあるよ。
そんで、青梗菜が入ってる。へ～。珍しい。青梗菜、好きだ。
それにネギの輪切り。

おお～、これはかなり好みの醤油ラーメン。
海の家のラーメンって、これにさらにテーブルに置いてある胡椒を多めのかけるんだよね～。←なぜに海の家にこだわる。。。
そういえば、小学校のころ
「麦わら帽子が似合いそう」
という理由だけで「海」というあだ名をつけられた男子がいたな～。
今なら「ルフィ」とか呼んでくれてたかもしれないのに。←それも微妙だな。

それはさておき。
相棒の味噌チャーシュー。
なんか野菜がテンコ盛り。麺にたどり着くまでが大変な～。

餃子も登場。
７個のってる。へ～７個も。
どうやら鶴見の餃子ってのは、基本ひと皿に７個らしいよ。
思いのほか、餃子の皮は厚い。
厚みのある餃子の皮、好きである。

ニラとお肉。白菜のみじん切り。そんでニンニクだね。
基本の餃子をまっすぐ行くような餃子である。
老舗の味である。
すごい目新しいものはないけど、この味で数十年やってきたんだな～。

これなら、他の料理も、シンプルかつ「あ～これこれ」な味に違いない。
じゃあ～次は、カタ焼きそばかな～。カタ焼きそば、大好きだ～。
お店は角地にあって、２方向の出入り口は全開になってるけど、それでもラーメンを食べると汗が出る。
会計を済ませて外に出ると、ひょ～涼しい～。
ということで、すぐそこのファミマで、アイスコーヒー買って帰ろう。