いつも限定があるお店✨ : 十人十色

前回お伺いした時は初訪だというのについつい『悪魔肉の王様中華そば』という限定に手を出してしまい、これがまた胡椒がガンガンに効いた味付けのため、このお店の本来の味が全くわからずじまいという結末となっていた。これじゃダメだよねって事で再訪です⛩。

到着はお昼時の12時05分。並び6名に連結。11月だというのに今日は日差しがやけにキツい☀️。日焼けしても不思議じゃないくらいに刺すような太陽光線の直撃☄️️に耐えながら待つ事3−40分で漸く入店。

前回の選択ミスのリカバリーで再訪したつもりが、限定に弱いMi.manは今回もついつい『限定 鴨らーめん ミニ鴨そぼろ丼付』1,100円に手を出してしまったのだ^^;。またヤッチマッタ‼️

食券渡して奥の席に着き暫し待ちますとMi.manの鴨らーめんが登場♥️。カウンターに置かれた一杯を火傷しない様に気をつけてテーブルへ移動し実食開始と箸を割ったところにミニ丼も登場です。鴨らーめんのスープの上の層には結構たっぷりと油膜が張っています。当然湯気は出てませんが知らずに啜ると舌を火傷する仕様です。気を付けてスープをレンゲで啜ると鴨出汁の風味を感じることができますが、やや弱い様な気がします。また出汁感も若干薄い感じで旨味に欠けるでしょうか(´･_･`)。無化調なのは分かりますがその分工夫して旨味を出してこそ無化調の良さが出るかと思いますねぇ〜...。麺は細目の中加水のちょい柔らか目です。これもMi.manの好みとは乖離している様です。チャーシューがわりの鴨肉スライスも然り鴨肉の独特の味が消されてしまっているのか弱い様です。鴨を期待して戴くと裏切られるなぁ。

一方そぼろ丼の方が鴨らしい風味と旨味が若干強いでしょうか。つまりミニ丼必須かもしれません。しかしミニ丼には胡椒が最初から投入されており、この点はちょいMi.manは苦手でしょうか。もしかするとこのお店のラーメンは胡椒ありきのラーメンなのかもしれません。そういう訳でラーメンにもミル胡椒を投入してみると何もかもが弱目の味にまとまりが出ますが、所詮胡椒を入れたラーメンへと成り下がる感じになってしまいます。あまり胡椒が好きでないMi.manですので、個人的な感想という事で捉えていただければ幸いです。〆にはミニ丼にスープをレンゲでかけて雑炊にしてフィニッシュです。

それから、狭いお店の切り盛り大変と思いますが、コロナ対策に関してはかなりゆるい様に感じます。感染ピークの第三波が来ている事もあるので、せめて退転した席のテーブルと椅子は毎回消毒していただいた方が良いと思います。調理場から客席への移動が難しいのは分かりますが改善していただけますと助かります。

あと、これはお店の問題ではないですが、たまたま隣の席の客人があまりお行儀が良くなかったため、窮屈な昼食となってしまった。席が狭いからパーソナルエリアを広く主張したいのは分かりますが、お互いラーメン好きの仲間ですからね。譲り合いって重要ですよね❗️

ご馳走様です。

いつもの前置きは今回抜きにしましょう。突然意味不明なタイトルですが、私の過去の経験からすると、『悪魔肉の王様中華そば』はまさしくそういう味がします(￣^￣)納得。因みに初訪です。

ちょっと長くなりますが説明しよう(｀_´)ゞ。
夜鳴きそばなんて随分前から見ていませんが、Mi.manが幼少の頃、品川区に住んでいて夜によく見かけましたよ〜。寒い冬❄️に親父に銭湯♨️連れて行ってもらった後、風呂上がりに湯冷めしない様にだと思いますが(単に親父が食べたかっただけかも(爆))チャルメラ吹いてお店を引いて移動するおじさんが作るラーメン食ったっけ。具なんかネギとナルトくらいしか乗ってなかった貧相なものでしたが美味かったなぁー。そのときの印象がまさしく胡椒たっぷりのラーメンでした。出汁もそんなに効いてなく、胡椒でまとめたって感じのチープなものでした。

そんなノスタルジックな味わいのするラーメンだなと。当時のものよりずっと美味しく具もリッチになって王様気分って感じですかね。まぁMi.manの勝手な印象ですけど(^^)。

基本ラーメンには胡椒を入れることのないMi.manです。理由はどれも同じ味に着地してしまうので、店主さんがせっかく作った味を壊してしまう結果となるためです。しかし店主自らこの味を提供するということですから問題はありません。がしかしやはり胡椒の入っていないメニューを食べる前からいきなり『悪魔肉の王様中華そば』の胡椒ビンビンを注文してしまったのはいかにもMi.manのリサーチ不足による選択ミスっすねʅ（◞‿◟）ʃ。

味の感想としては、胡椒ガンガンの味濃いめの醤油の立ったスープに細めの丸麺ストレート硬め。麺を啜ると意外にももっちりとした麺です。博多豚骨のバリカタの様な印象でありながら卵麺の様な色合いも持ち合わせています。『悪魔肉』なるものは豚バラをカラメちょい甘めに味付けし、油を十分に落としたもので美味しいです。その他穂先メンマはMi.manの好みに合う美味しいもの、ネギは小口のものを斜めぎりにした柔らかいものです。海苔はあまりラーメンには向かない腰の弱いものですが風味はあります。追加でお願いした味玉はスープの濃さから逆に逃げることができる味付けですね。エンミを抑えるアイテムとして必須かと。

総じて昔懐かしい夜鳴きそばの味を守りながらリッチに王様へと格上げした様なそんな一杯でした。

次回はデフォの醤油を試さないとしっかり評価できそうになさそうですので今回の評価は仮とさせていただきます。宜しく(^^)/

＜追伸＞
長野のご当地ラーメンだったんですね。