博多、九州ラーメンには“紅生姜”が必須です。 : 博多・薬院 八ちゃんラーメン 新横浜ラーメン博物館店

本日、２杯目のラーメンは“新横浜ラーメン博物館”にしました。
実は、昨年５月に年間パスポートを購入し、この５月で失効する事になっていたのですが、新型コロナウイルスの影響で、暫く休館となり、継続する措置ができないでいたのです。
このような事態に対し、博物館側では、休館中や、新型コロナウイルス感染症の影響で来館ができず、期限切れとなる年間パスポート所有者等に対し、各種救済処置がとることにしていました。
この処置の対応のため、“新横浜ラーメン博物館”に、行くことにしたものです。

かなり前には出張帰りで、寄ったりもしたものです。
しかし、長い間、訪問を怠っていたのですが、昨年から色々なもの、特にラーメンを食べようと、ここ“新横浜ラーメン博物館”にも、寄るようになりました。
2019年5月には、“利尻らーめん 味楽”さん、“支那そばや”さん
2019年6月は、“龍上海”さん、“無垢 ツヴァイテ”さん
に、お伺し、少し高いのですが、美味しいラーメンをいただいたものです。
現在では、“支那そばや”さんと“無垢 ツヴァイテ”さんは、閉店していますが、新しいお店もあると聞いています。

今回、選んだお店は“博多・薬院 八ちゃんラーメン”さんです。
本店は福岡市にあり、西鉄の薬院駅の傍にあります。
そして、21:00～翌2:30の夜間営業だけのお店としても有名です。
そんな夜、真夜中の時間帯だけの営業のお店ながらも“食べログTOP5000”にもなっているのです。
そのような話を聞き、このお店を選びました。

12:30、“新横浜ラーメン博物館”に到着します。
ここで、各種手続きをします。

注．今回の手続きで、得られた特典については、本口コミの文末に掲載しておきます。

１階のインフォメーションコーナーで、各種手続きを済ませ、“博多・薬院 八ちゃんラーメン”へと向かいます。
地下１階、灯りは落とし気味、夜の雰囲気で、お店の在処は提灯が目安です。
そして昭和の雰囲気でもあります。
お店に入ると、券売機は最新式のタッチパネルです。
直ぐ後ろに人がいたので、「お先にどうぞ！！」、と譲ります。
久し振りのタッチパネルの券売機でしたので、写真撮影をしたく、人に譲ったものでした。
今回、購入した食券は“チャーシューワンタンメン \1,170”だけです。
トッピングの“味付き玉子 \150”は、今回得た特典の“ラー博まるかじりクーポン”を、使用します。

食券を握りしめ、店内へと・・・
女性スタッフへ“チャーシューワンタンメン”の食券と、本日、獲得した“ラー博まるかじりクーポン”を渡し、“味付き玉子“と、麺は硬めでお願いしました。

５分程で、着丼です。
少し泡の浮いた、如何にも濃厚な、熱々のスープです。
既に香ばしさが漂います。
超濃厚なスープの下には、ワンタンとチャーシューが隠れており、ど真ん中に刻んだ青ネギ（万能ネギ）が、チョコンと乗っています。
後からの確認も含めてですが、チャーシュー５枚、ワンタンは５個です。
トッピングはシンプルで、チャーシュー、ワンタン、青ネギの３種類だけです。

スープは、香ばしくトロッとしています。
このトロミ加減で、中々、温度が下がりません。
トロミが強すぎて、スープは啜ると言うより、食べる感じです。
少し、塩分が強いように思います。

麺は博多ラーメンでは珍しい平打ちの極細麺です。
麺に、超濃厚なスープが、よく絡むベストな組み合わせです。
しかし、硬めでお願いしたのですが、スープが濃厚すぎて、少し負けているように思います。
細麺と言うこともあるのでしょうか？どちらかと言うとスープが主役のように思います。

”チャーシュー”は肩ロースで、味付けは薄目です。
”チャーシュー”自体は、硬めですが、厚さも薄く、スープの温度が高いので、摘まむと解れてしまう感じです。

”ワンタン”は、餡が詰まりすぎているのか？噛み応え充分な硬い感じです。
特に味に特徴のあるワンタンではありませんでした。

“味付き玉子“も、硬めのどちらかと言うと、”茹で玉子“です。

ここらで、味変、博多と言うより、九州ラーメンお約束の“紅生姜”を大量に投入します。
スープには赤みが入り、味にも締まりが出てきて、美味しくなりました。

チョット辛口の口コミになってしまいました。
そこで、お店のホームページに記載されているおいしさの秘密を掲載しておきます。

これを読むと、何故か納得させられる部分があります。
３番目のトッピングの部分には、”主役はあくまでもスープ”と書かれています。
帰り、家で写真の整理をしたのですが、今回に限って”チャーシュー”と”ワンタン”を撮影していません。
これは、トッピングに興味を持たずに、一生懸命にスープを食べている自分が、そこにいたような気がします。
”好みではありません。”など、言っても、結局はお店の仕掛けたスープの美味しさに、自分が汗を掻き、拭きながら一生懸命食べていたのでは無いかと思います。

”おいしさの秘密”

　① スープ
　　専用の羽釜を使用し、大量の豚骨を贅沢に使用した豚100％のスープです。高火力で長時間絶えず
　　かき混ぜながら、髄も骨も溶けるまで徹底的に煮出しています。旨味を濃縮した「超濃厚スープ」
　　は臭みがなく、香ばしくトロっとしているのが特徴です。

　② 麺
　　博多ラーメンでは珍しい平打ちの極細麺は、独特な食感が味わえます。超濃厚なスープが麺に良く
　　絡み、絶妙なマッチングです。

　③ トッピング
　　主役はあくまでもスープなので、具材はシンプルに青ネギ、チャーシューのみとしています。
　　おろしにんにくや紅生姜を入れれば味の変化を楽しむこともできます。

注．今回の手続きで得られた特典
　　1) ”ラー博倶楽部カード”へのステップアップ、今まではステップアップ時、1年のところ、
　　　有効期限が2年間と長くなっている。
　　2)入場券の引換券が10枚
　　　（実はこの使用方法が、理解できていません。）
　　3)ラー博まるかじりクーポンは9種類あり、各2枚の２セット
　　　（今回、早速に“八ちゃんラーメンいずれか１品サービス”クーポンで、味付玉子に交換しました。）
少し、特典が多いように感じます。
これは、いずれは、ラー博で食べるラーメンの単価へと、反映されるのかなと思うと、もっと少なく・簡素でも良かったのでは、と思います。