昆布だしのラーメン？ : 利尻らーめん味楽 新横浜ラーメン博物館店

〇2017年10月7日(土)11:35分ごろ初訪問
　この日も前週ほどではないけど、寝倒して起きたら10時半。ラーメン屋さんの一番乗りは無理だなと思いました。それでは、どこへ行こうか。実は大きなカメラ屋さんに行きたかったのです。大概のものはwebで買えますが、どうしても実物を見ないとよくわからないのがカメラバッグ。丈夫さ、サイズ感、便利さなんて、見ないとわかりません。そこで、新横浜のビックカメラが近いな、と思い、新横浜に行こうかと思います。そしてなにより、新横浜にはラーメン博物館がある。ということで、ラー博に行くことを決定。

　ラー博は、通常のラーメン代の他に入場料がかかります。けれども、普段行けないようなところのお店が出店していたりするので、それを考えれば安いもの？
　この先、また行くこともあるだろうと考えると、1日パス310円を買うより1年パス800円の方が結局お得？と年間パスを購入。
　実はラー博、一度だけ来たことがあります。息子が生まれる前だと思うので20年くらい前？この昭和の雰囲気は気に入ったけど、行列がすごい。結局どこに入ったんだっけ？記憶にありません。

　この日は食べログを見て、目を付けていたお店があります。その一つが、ここ利尻らーめん味楽。ラー博に着いたのは11時半ごろ。味楽は行列が短い方ではありませんでしたが、かまわず並びます。これが11時35分ごろ。...入店したのが、12時10分ごろ。約35分並んだことになります。

　並んでいる途中、最後の方で自販機前を通るシステム。このとき食券を買います。良く調べずに内を飛び出してきたので、何を買えばいいのかわかりません。とりあえず左上のボタンの焼き醤油らーめん900円を買います。ベーシックラーメンの癖に高いな、と思いつつ。

　店内は結構、おしゃれです。厨房の周りにカウンター席。テーブル席も結構あります。座ったのは厨房左側のカウンターの右端です。正面の店員さんは、ほとんどわき目も振らずに何かを炒めています。(フライパンは見えませんでしたが)。奥の店員さんはひたすら、麺をほぐしています。おそらくハーフサイズの注文の人が多いのでしょう。麺箱には西山ラーメンと書かれています。北海道の味噌ラーメンでメジャーですね。時々麺を茹でます。きっちりタイマーをかけます。デポを使っています。

　ラーメンがきたのは12時20分ごろ。10分くらいでできたことになります。（主観的にはもう少しかかった気がしますが）。
　
〇麺
　西山の麺は、シコシコで、おいしいです。醤油にも合うようです。量は普通。

〇スープ
　言わずと知れた利尻昆布が使われているのでしょう。動物系は何か使っているのかよくわかりません。十分出汁が出ていても、なんとなく物足りなく感じてしまいます。これはひょっとして自分が豚骨中毒？とりあえず、ミルで胡椒を適度に描けると、なんとなく安定しておいしく感じました。

〇チャーシュー
　バラ肉でしょう。この値段です。それほど大きくはないですが、結構厚くて、割と固めで、肉の味が楽しめます。

〇メンマ
　これも少し固めです。味は少ししょっぱめですけど、普通の味です。このくらい固めの方が食べた感じがします。

〇もやし
　炒めたもやしが、それほど多くはありませんが、乗っています。しゃきしゃきです。この辺が、焼き醬油らーめんのゆえんなのかも。これはあると量にかかわらず大違いです。

〇ネギ
　まず、スープの上には、青ネギの細い、輪切りが少々乗っています。なかなか風味を出しています。さらに、一番上に白髭状のネギが乗っています。ネギラーメンというには少ないですが、なかなか味に変化を付けていていい感じです。

〇昆布
　これは小さい細切りが3枚ほど乗っています。でも、だしを出し切った後の昆布といった感じで、よく煮こんだおでんの昆布のようです。(出汁は別として)味にはほとんど貢献していません。本当に昆布のだしなんだ、というアリバイのように感じました。

　ということで、かなりの手間暇をかけたクォリティーの高いラーメンに感じましたが、私が本当に期待していたほどではありませんでした。今度からは自分の好みも考えて店を選ぼうと思いました。ちなみに腹いっぱいにならなかったので、もう一店と思いました。

　このあと、博物館内を撮影して回りましたが、その間に、行列は増える一方、まあ、お腹もそれなりに膨れたし、用事を済ませてからまた来ようと思い、いったん外に出ました。
　このあとやっぱりもう一店行きました。（そこに続く）