鴨南蛮、鴨せいろ、つけ鴨カレー南蛮、そして、冷たい鴨南蛮。菊名　『鴨屋　そば香』 : 鴨屋 そば香 菊名店

【2014.05.01　鴨南蛮、鴨せいろ、つけ鴨カレー南蛮、そして、冷たい鴨南蛮。菊名　『鴨屋　そば香』】
今日は、鴨の専門家が同行していませんが、このお店・・・パスタ矢萩が閉店して、豚かつ屋になった・・・で、初めての「冷たい鴨南蛮」を楽しみました。
このお店は、たぬきそばの天玉に海苔を入れたり、鴨汁にとろみを付けたりするので、創作日本料理のお店と言っても良いくらい、メニューに凝った　鴨屋？　そば屋です。（親子丼も好評な様子ですから、是非、他のレビュアー様、口コミをお願いします。）
カウンターのみで、しゃれたお店。
有名ブログにもアップされて、お昼時は行列も発生するのかも知れません。
本日、楽しんだのは、他のそば屋では無いメニュー「冷たい鴨南蛮」です。
温かいそばのメニューは「鴨南蛮」、冷たいそばを、温かい鴨汁に付けるのが、「鴨せいろ」ですね。

さて、「冷たい鴨南蛮」は、・・・冷たい鴨汁に、冷たいそばが入っているのではありません。
「南蛮」といわれる、唐辛子と酸の効いた汁がかけられた、冷たいぶっかけ蕎麦　なのです。
つけ麺屋対策として、発案されたと思われるメニューですが、食欲の落ちる夏には特にお奨めできそうな逸品。
ピリッとした唐辛子の辛味と酸の味で、サッパリ美味しく楽しめました。
鴨は、スモーク鴨で香りも良く、豚かつより、上品に軽く頂けると思います。

【2011.05.20　さっと焼いた合鴨ロース、とろ味の鴨汁。和のお茶漬け。菊名　『鴨屋　そば香』】東急横浜線・菊名駅の東口を出ると、・・・正面もそば屋ですが、左と右に２つの新しいお店が出来ました。
右に行くと、徒歩２分くらいでこのお店になります。ピタットハウスと言う不動産屋の手前・隣です。

店内は、カウンター８席と待つ椅子が３席。クラシック風の音楽でお洒落なお店です。
営業時間も長く、気軽に楽しめそうですが、お酒目当ての方にはちょっとメニューが少なく、物足りないかも知れません。
開店して間も無いですから、しばらくはこのメニューで営業し、余裕が出来てから、品数を増やしていくのでしょう。

御膳そば。
そば粉は、北海道産で、機械打ち。そばの角は、あるので良い機械で切っているのでしょう。
そばの香り・風味のほとんどない、さらしなに近い白いそばです。
噛むと柔らかく、のどこしは良いそば。こしが無いのは、多分押し出し式機械では無いから？。
コリっとしたこしのあるそばが好きな人には物足りないかも知れません。

汁は、スッとしたつゆで、今流行りの翁系のつゆ。上品ですからさらしな系のそばに合うと思います。
この汁は、基本的には、科学調味料では無いと思いました。カツオは厳選しているのでしょう。

鴨せいろ、ミニ茶漬けセット。
このお店一番のおすすめで、看板メニューの、鴨せいろ、ミニ茶漬けセットは、お茶漬けに鴨汁をかけて頂きます。
合鴨が目の前で、フライパンで軽く焼かれ、鴨のつみれの入った煮込み汁と合わされました。
鴨汁には、トロミがついていて、そばに良くからむ様に工夫されていますが、トロミのでんぷんが香り・味を抑えてしまっています。
トロミは甘さを強調しますから、どうしても甘い印象の汁になりすね。

蕎麦は、田舎そばより、クセの無いこのそばの方が、鴨を味わうには、合っているでしょうね。
そばの甘さを生かすには、もう少し汁を醤油辛くしても良いのではないでしょうか？。
鴨肉はそのものが柔らかく仕上がり、おいしいですし、鴨のつみれ団子も噛めば香りが良くうまい鴨だと思います。

残った汁は、お茶漬けにかけて食べるのですが、海苔も載って海の香りも良く、油で揚げた蕎麦の実が入って、お茶漬けのアラレの食感も出ていました。・・・わさびも入っていましたが・・・どけました。

私のような、変にわさび嫌いもいますから、わさびは別皿でほしいです。
甘くて、お茶漬けのイメージではありませんが、埼玉県・小川町の旅館・二葉の忠七飯のような、和の香りのご飯になり、おいしいです。
妙蓮寺の本店の口コミが偏っているのでは無いでしょうか？、そばの「こし」も好みの問題が大きいでしょう。
このように上品なそばは、女性にはウケルと思います。
そばと鴨とどちらかと言えば、鴨の印象が強い・そば屋で、 鴨の肉・つみれの香りの良いお店でした。『そば屋 鴨香』・・・
じゃなかった、『鴨屋 そば香』菊名店でした。