学生街の正統派居酒屋で〆に味わう鰻重の幸せ♪ : 世界長

日帰り温泉を楽しんで帰路に付く途中、溝ノ口で寄り道した後、
本日予約したお店に向かいましょう。

以前、読んだ本に出ていてず～っと気になっていたお店ですが場所柄中々訪問できず。
今回東横線の沿線と言う事でお邪魔する事が叶いました。
この日、遅くまで講義のあった息子も途中合流すると言うので駅に近いお店の前で待ち合わせ。
行ってみたかった老舗居酒屋とは、

『世界長』さん。
　東急東横線白楽駅近くの六角橋商店街坂道にある風情のある居酒屋。
　夏場は布引暖簾が縄のれんに変わって清涼感を感じる店構え。
　予約時間に訪問すると小上がりの真ん中の席が用意されていました。

板場に沿ってカウンター席、小上がり席3卓と奥に2卓の座敷席が備わっています。
壁にはいっぱいの料理の品書きと日本酒の銘柄を書いた札が掲げられています。
黒板と席にはこの日のお勧めが掛かれていて、カウンターにもメニューに無い品が並びます。

板場には二人の板さんと若い接客担当。そして名物女将。
慣れない新人君をしっかりサポートしながら段取りを教えるあたり貫録を感じます。

一通り品書きを確認したところでまずは飲み物からお願いしましょう。


『生ビール（中）』550円（税別）を一杯。

『黒ビール（中瓶）』500円（税別）を一本。

『ハイボール』300円（税別）を一杯。

『お通し』価格不明が三つ。
　ふっくらしたしらすと大根おろし。

そろったところで乾～杯♪
息子を伴っての居酒屋はこれで2回目。まだどの酒が自分に合うか模索中って感じです。
この日彼が選んだのは黒ビール。中々渋い所を突いて来たな(* ´艸｀)

それでは早速料理を注文しましょう。
息子が気になったのはこの日のお勧めの数々。おいおい！値段が分からないからお手柔らかにね（＾＾；）

『鯨ベーコン』価格不明を一つ。
　あれば頼む鯨ベーコン。刻んだ胡瓜に綺麗な身が並び味わい深い。やっぱり鯨だな♪

『生うに』価格不明を一つ。
　綺麗な橙色が鮮度の良さを物語ります。身も甘く滑らかな味わい。

『炙り銀杏』価格不明を一つ。
　注文を受けてから焙烙で丁寧に炙った熱々の品。ふっくら香ばしい。

『からすみ』価格不明を一つ。
　からすみは見ての通り自家製で塩か柔らかく食感もソフト。これは旨い。

『串揚げおまかせセット（7本）』800円（税別）を一皿。
　海老、茄子、玉葱、獅子唐、鯵、鶉の玉子、チーズ入りちくわの7種。カラッと揚がって旨い。

『かにサラダ』850円（税別）を一つ。
　たっぷりの野菜に大き目のかに爪。新鮮な野菜の歯ごたえも良くさっぱり頂けます。

ここでお酒を代えて、
『瓶だし泡盛　まさひろ』500円（税別）を二杯。

『世界長』500円（税別）を一杯。

『生ビール（中）』550円（税別）を一杯。

『からすみ』価格不明を一つ。美味しかったと言うのでお替り。の息子。これに合わせて、

『かにみそ』500円（税別）を一つ。
　二つの器に盛られてこれで一人前。けっこうたっぷり楽しめます。

『ご飯セット』価格不明）を一つ。
　お腹が空いていたのかからすみとかにみそでご飯を食べたかったんでしょう。
　ご飯と味噌汁、香の物がセットになっています。

『納豆の磯辺揚げ』400円（税別）を一つ。
　小粒の納豆を海苔で巻いてあげてあるシンプルな物ですがそれだけに難しい揚げ方。綺麗です。

『天狗舞』600円（税別）を一杯。
　最後に日本酒に行きついた息子。まずは飲み易いタイプのこちらから。

『ウーロン茶』2500円（税別）を二杯。

『のびる』価格不明を一皿。
　カウンターにさりげなく置かれて気になっていた品。品書きがどこにも無いので女将に確認。
　この時期ならではの野趣感じる鮮烈な味わい。似てるエシャレットとはまた違う素朴な味。

『牛はらみ焼き』700円（税別）を一つ。
　二本の串に刺さってタレが掛かってます。柔らかい食感と塩梅の良いタレ。

『自家製　つくね焼き玉子添え』700円（税別）を一つ。
　小判型に焼かれて十字に切られたつくねに半熟卵。コクのあるタレト黄身の旨さがふんわりした肉。
　酒にも合うがご飯いも合う一品でしょうね。

『お茶漬け（梅）』450円（税別）を一つ。
　ご飯セットで足りない息子の久しぶりの大食い発揮(＠_＠;)よほどお腹が空いていたのか？
　お酒が誘発剤になって食欲が増したのか？なんにしても若い人の食欲は見てて楽しい(* ´艸｀)

『うな重』3,000円（税別）を一人前。
　最後に鰻重を頂いたのは入院前の昨年の10月以来。待ちに待った待望の大好物ヽ(^。^)ノ
　それでも一人前はちょっと食べ切れないと家内とシェアする事に。
　注文を受けて暫くしてから道路側の占用の焼台で焼き始め蒸してタレを纏わせて更に焼く。
　香ばしい香りが店内にも若干漂って来て期待が膨らみます。

やってきた鰻重は味噌汁と香の物が添えられ蓋を開けるといっぱいの筏がお重の上に。
肝吸いでは無い代わりに肝焼きがお重に添えられています。
いつもの様にまずはそのまま。ふっくらした身に甘さ抑えたタレが好み。
その後、山椒を振って半分完食。残りは家内の元へ。
自家製胡瓜の漬物と柴漬けが良い感じに舌を呼び覚ましてくれますね。

女将はお客の話に入り込むことも無くお店全体をしっかり見増しホールの教育も逐次行い存在感があります。
常連差にも媚びすることなく挨拶が済めばさっと身を引く姿は客にその場を楽しんでもらおうと言う気遣いでしょう。
さりとて話しかければすぎない程度にしっかり相手をしてくれる。居心地が良いです。
バイト君なのかな？板長や皆の指示を受けながら慣れないながらも丁寧な接客はほほえましい。

ゆっくり寛ぎながらお酒と料理を楽しんで2時間半。
後ろに喫煙者が来たのを期にお店を後にしました。
唯一の欠点は全席喫煙可と言う事でしょうか(-ω-;)ウーン
たっぶり飲んで食べて息子も久しぶりの爆食。
お支払いは19,350円（税込）(＠_＠;)

お勧めの品や品書きに無い物をお願いしたんでまったく度合いが分かりませんでしたが、
お勧めの品書きには価格を書いて頂けると庶民にはありがたいかな(´ε｀；)