反町のたんたんでラーメンを食べる : 中華料理　たんたん

平日夜10時すぎ、ヒョウ柄、じゃなくてガラガラ。
瓶ビール 650円
ザ・モルツの大瓶。
一気に飲んだら漏るっつーの。
餃子 550円
ビールに合う餃子。
中華街などで食べられる本格中華の本格餃子は、あれはビールには合わない。
ビールにあうのは、ここの餃子のような日本風の餃子である。
ラーメン 650円
たんたんめんのメチャ辛を食べようかと思ったがやめた。
反町のたんたんでラーメンを食べたのは初めてだと思う。
ややくどい味の醤油ラーメン。
細麺がにゅるにゅる。

愛想の悪い親父。
ひとりで忙しそうだ。
もちろん私は、飲食店に愛想など不要だと理解している。

カウンター上には灰皿。
タバコを吸ってる客はいない。
テーブルは子連れ客でいっぱい。

瓶ビール 650円税込
ザ・モルツの大瓶。ズ・ド・ドーンとくる。
全部一気に飲んだら、洩るっつーの。
餃子550円税込
忙しそうだったので、３品全部一遍に頼んだが、餃子を先に出してくれたのは嬉しい。
だが、少し焦げてる。ひとりで忙しくて焼き加減にまで目配りできないのだろう。
たんたんめん 800円税込
大辛。
麺はぐにゃぐにゃ。ニュータンタンの麺ってこんな感じだったっけ？
久しぶりなのでわからない。
大辛だけど辛くない。
薄味。色も味も薄い。
駒岡店の大辛はもっと唐辛子が多くドロドロスープだったはずだ。
ニンニクも少ない。
ニュータンタンではないので、同じではないのだろう。
久しぶりのたんたんだったので、失念してしまった。
この店では、メチャ辛かスーパーメチャ辛にすべきだった。

約10年ぶり。
ここに移転する前の、今の田ぶしのところにあったときは、何度も通って、たんたん麺をよく食べたものだが、年齢とともにラーメンはもちろんのこと、たんたん麺もあまり食べたいとは思わなくなってしまい、ご無沙汰となっていた。

レモンサワー 500円
餃子 550円
少し焼きすぎているような気もするが、香ばしくて癖の強いうまい餃子だ。
チャーハン 700円
今回はたんたん麺は食べずにチャーハンにした。パラパラではなく、しっとりとしたタイプ。

この１０年の間に、レバ刺しがメニューから消えてしまったのはとても残念だ。

■2010年4月
東急もバカなことをしてしまったものだとつくづく思う。反町駅を地下へ潜らせてしまったのは最大の愚行である。とにかく地上に出るまでが非常に億劫なのだ。従って反町で下車することが激減した。

今日は野毛で飲んだ帰りに、時間的にも肉体的にもまだ余裕があったので、反町で降りることにした。長いエスカレーターを上がり、駅前の歩道橋を渡り、目指すはたんたんの店。

お腹が空いていたわけでもないが久し振りなので、ひと通りいつものやつを頼んでしまう。レバ刺し、餃子、たんたん。今までレバ刺しにはそれ用のタレが付いてきたのだが、今日はなかった。餃子も何となくいつもと違った（あるいは、私が酔っていたせいか？）。スーパーメチャ辛のたんたんも、いつもよりも辛く感じられて完食できなかった。

最後にもうひとことだけ、「東急のバカ！」と言いたい。

■2009年7月
店が移転してしまい以前の雰囲気のあった店内とはまるで変わって素っ気ない店になってしまったし、反町駅が地下深くもぐってしまい非常に行きにくくなってしまったが、それでもまだ昔の面影を思い出してついふらふらと訪ねてしまう。しかし、このまるでプレハブ小屋のような殺風景な店内はどうにかならないものか。やっぱり14031721, 反町たんたん]はあの店の雰囲気がとてもよかった。今さらながらにそう思う。

■2008年12月
2007年の6月ごろ、反町の〈たんたん〉が突然閉店してしまった。
いつ行ってもシャッターが閉まっているし、貼り紙もない。
「どうしたのだろう?」と思っていたら、同年10月ごろに場所を変えてオープンした。

噂話を頼りに反町駅の近くを探してみたが見つからない。
3度目に漸く狭い路地に「たんたん」の看板を見つけることができた。
駅から大通りを歩道橋で渡って、人気のない路地を左に曲がったところにある。
まるでプレハブ小屋の仮店舗のような店構えで、殺風景この上ない。
昔の賑わっていた店のカウンターが懐かしい。
今は壁際にカウンターがあり、まったく味気のない店になってしまった。

少し焦げ目の強い餃子は昔のに近いと思う。人気だったレバ刺しもあった。
残念なのは、大好きだったビンのハイリキがなくなっていたこと。クラッシュアイスとともに飲むハイリキは最高だったのに。
たんたん麺は昔の味を引き継いでいると思うが、時に茹ですぎの感があり、味が安定していないようだ。

それにしても、なんであの連日超満員で賑わっていた店が突然なくなってしまったのだろう?
不思議だ。