らっきょと言えど、らっきょは無し！ : らっきょ＆Star

【28.4.24追記】
ほぼ週１ないし２週に１度は通っているが、定番以外に季節のメニューを戴くこともある。そんな一例を記しておく。其々特色を出して色々と工夫を凝らした一品ばかりである。毎月どんな限定カレー、パイ包みカレーが出て来るのか楽しみである。

【H27.12】
◉広島産牡蠣のガーリックオイル漬けと旬野菜炒めのスープカレー

広島産牡蠣、愛別舞茸、白菜、里芋、オクラ、ほうれん草、下仁田ねぎ、人参、玉子

特製ガーリックオイルに漬けた牡蠣とその牡蠣の出汁の効いたオイルで野菜をシャキシャキに炒めた。牡蠣によるスープのコクと野菜の食感の楽しめる新作スープカレー

【H28.2】
◉サルシッチャと春野菜の"アーリオオーリオ"パイ包みスープカレー

サルシッチャ、春キャベツ、ブロッコリー、アスパラ、菜の花、新玉ねぎ、ミニトマト、チーズ、ガーリックオイル

イタリア産のハーブソーセージ"サルシッチャ"とたっぷりの春野菜を特製ガーリックオイルで炒めた"アーリオオーリオ"をスープカレーと合わせた。食欲をそそるにんにくの香りをパイの中に閉じ込めている。

【H28.4】
◉もちもちカルボナーラニョッキと春野菜のパイ包みスープカレー

ニョッキ、ベーコン、玉子、生クリーム、牛乳、パルメザンチーズ、ブラックペッパー、ガーリックチップ、春キャベツ、新玉ねぎ、アスパラ、ミニトマト、カブ

もちもちのニョッキでカルボナーラを作り、たっぷりの春野菜とスープと組み合わせた春の新作パイ包みスープカレー。ブラックペッパーを効かせたカルボナーラニョッキはパイとも相性抜群。

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【27.10.7追記】
暑い日差しの中にも寒さを感じる今日この頃。秋も深まって来たところで10月の秋限定メニューを見ると、
『らっきょの特製キーマと旬野菜のパイ包みスープカレー』がラインナップに。キーマと聞くと目が無い超力なので、一も二もなく注文。パイ包みスープカレーを食べるのも久しぶり。ここの限定メニューは月替わりで４つあり、その内２つはパイ包みカレーなのである。４つとも値段は同額だが1,600円と高めなのでよっぽど美味そうなメニューでないと注文出来ない(笑)。
ポワッと大きく膨らんだパイ生地を割ると凄い湯気と同時にスパイス等の芳醇な香が立ち上る。具材はキーマ、愛別舞茸、茄子、シメジ、ブロッコリー、馬鈴薯、人参、チーズ。チーズが程良くトロけて全体に混ざり合う。野菜は香りも味も強く、野菜の個性がカレーに飲み込まれず自立を保っている。特に矢部さん(愛別舞茸)がピカイチで、味も香りも歯応えも素晴らしい。キノコ類はカレーと非常に合うし、秋はキノコ達の一番輝く時期だから。キーマはそれ程強く味付けされているものでは無く、スープの旨味を更に引き立てる役割。新ジャガの時期は過ぎたが馬鈴薯も風味豊かでホクホク。これはもう一度今月中に食べたい逸品だ。
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【27.9.15追記】
何気無く貼り紙を見ると、『北海道愛別の矢部さんの舞茸が数量限定で登場』とのこと。これは"頼んで"という素材からのシグナル！なれば季節野菜のスープカレーにして季節物を矢部さんの舞茸と蓮根の２つをチョイス。辛さ４の白米普通で。登場したカレーは矢部さんが結構デンとして存在感がある。肉厚で舞茸独特の風味も良く、旨味をたっぷりと含んでいやがるんだよ。そして瑞々しくもむっちりとした食感。きのこ好きには応えられない味わいである。スタンダードなものでは茄子、ブロッコリー、ジャガイモ、南瓜、人参、オクラ、玉子半分。其々野菜の風味が強くて美味い。北海道の物が多いそう。カレースープとの相性もバッチリ。
本日は貯まったポイントでラッシーを頂いた。甘味は皆無なのでガムシロでお好みの甘さで頂く。量は少ないが口の中がサッパリして辛味も取れて良い。一枚浮いたミントを噛むと更に爽やかに。
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ここは元々"スープカレーのハンジロー"が2006年に開業し、２年前店主の故郷安曇野に移転するため修業先のらっきょが居抜きでそのまま引き継いだ格好となっている。
らっきょとは４店舗あるが創業者の方が井手さんと言うお名前のため、"井手らっきょ"氏から取っていると以前聞いた。ここの店名である"らっきょ&スター"はもうお分かりであろう。駄洒落好きな店主である。ちなみに私の好きならっきょ&スターのナンバーは"Ｔシャツに口紅"である(誰か突っ込んで•••)。

関東でスープカレーの美味い店とたいうのは中々無かった中、突如綱島にハンジローが出来てからここのカレーの虜になり週１で通っていた。らっきょになってからも引き続き通っている。カレースープについてもそれ程大きく味が変わったという印象は感じなかった。当初はやや違和感も確かにあったが段々気にならなくなってきたので大した差は無いのであろう。他の違いはご飯に添えてあった野沢菜が無くなり小さい海苔２枚に変わっていたのと、カレーの具材の玉子が固茹でから黄身が柔らか目になったこと位か。

スープは豚骨、鶏ガラ、香味野菜、果物等を毎日10時間じっくり煮込んで作られたもので無化調無添加。ハンジローの時から変わりは無い。少し粘度のあるサラリとしたスープ。辛さは1〜5までが標準で自信のある人は6からは∞となっている。美味しく食べれるのは自分的には５までだろうか。野菜や果物からくるほんのりとした甘味もあるがクドさは無い。ご飯の炊き方もベストで、やや固めであるが当たらずコクのあるスープと程良く絡み合い、噛み締めるとカレーの辛さとご飯の甘味で幸せになる。

私の一押しメニューは"焼きチーズと丸ごとロースト玉ねぎの厚切りベーコンスープカレー"である。具材は丸ごと玉葱１個、厚切りベーコン、キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、茹で卵半分、チーズ。
たっぷりのチーズは客の目の前でバーナーで炙る。香ばしく炙られたチーズをベーコンやジャガイモに絡めて食べると最高に美味い！玉葱はじっくりとオーブンでローストされてしっとり甘く仕上げられている。油で揚げてあるものはジャガイモ、ブロッコリー。どれもここのスープカレーとの調和が取れている。特に程良く燻製された香りが漂う厚切りのベーコンが美味い。脂身もサラッとしており甘い。下手なところだと脂身ばかりで辟易するが、こちらは赤身が多めで脂身は旨味のサポーターとしての役割で決して主役にはならない。こいつとビールが最高に合うのだよ！

というわけで本日はエビスの生でこいつらをアテに酒を飲んでしまったわ。懐かしのハンジローの野沢菜もビールの友に最適でサービスで付いてきた。17〜19時まではアルコール類は200円引き、ソフトドリンクは半額となっているので、気分によって頼んでみるのも良い。