コクのあるスープの旨いラーメン。チャーシュー麺 : 極楽汁麺 らすた

　こんばんは、天反ぢいです。
　連投ですが、30日にもらすたさんに行ってきました。
　日吉に行きましたが、この日は、武蔵家さんは、正月用角煮づくりのため、1年で唯一の休みの日。銀家さんはもう年末年始休業、東横家さんは工事中で、Googleによると閉業とあります。Twitterに告知もなく、おそらくリニューアルではなく完全閉店だと思います。残念ですね。
　というわけで、沖縄食堂さんで沖縄そばでも食べようかとも思いましたが、気分はやっぱり家系。そこで連日ではありますが、らすたさんにしました。

　らすたは百麺出身の方のお店。ではありますが、家系を謳ってなくとも、完全な家系のカテゴリです。店名の由来は、はまれぽによると初代店主の名前から、「らーめん・すずき・たけや」というのが有力だそうです。

〇2022年12月30日(金)午前11時半少し過ぎ訪問
　この日も、すでに10人近くのお客さんが入っています。人気ですね。
　買った食券は、

・チャーシュー麵 900円
・のり 100円
・ねぎだく 150円

　です。らすたさん、2020年から値上げしてません。デフォルトラーメンが650円というお安さ。いまでは大変貴重です。武蔵家さんもそうなんですけど。
　やはり、空いていた奥側の一番奥の席に座って、食券を出し、かため、多めでお願いします。ライスは大をお願いします。量はきかれないので、大の人は申告が必要です。

　今日の店員さんは一人のみ。昨日の方ですが。
　壁を見ると年末年始のお休みは12月31日～1月4日でした。

　やがて10分とかからず、まずライス、すぐにラーメンがやってキタ。
　海苔はかぶせられており、下はほとんど見えません。
　海苔は数えてみると10枚。7枚100円ということになります。チャーシューは4枚。ネギは、万能ねぎに白ねぎの刻みが少々入ってます。昨日も白ねぎ入っていたみたい（らすた麺）。

　いただきます！
　昨日とほぼ同じなんですけど、一応書きます。

　卓上には、おろしニンニク、「高瀬生姜」、「台湾豆板醤」、カエシ、それにキューちゃん風の漬キュウリの漬物があります。高瀬生姜とは何か？わかりません。ふつうのおろしショウガと同じみたい。台湾豆板醤？台湾産の豆板醤のこと？ふつうの豆板醤みたい。

　スープは、薄い茶色で、濁りは強くありません。鶏油は、具に紛れてよくわかりませんが、風味はあるように感じます。豚骨感、鶏ガラ感とてもバランスよく感じます。そして、豚骨にはそれなりワイルドさがあり、いい感じですね。そしてコクを感じます。これは、これは何かストレートな旨味を感じます。いや、すばらしい。塩分濃度は昨日よりも低め。ワタクシにも少しだけ足りない気がします。でも、スープにカエシを投入するのはやめ、ご飯の方にちょっとかけます。これで海苔巻きしても塩分不足は感じません。
　ちなみに、昨日は、スープを炊き込み始めてましたが、豚骨は全部ゲンコツでした。

　染谷製麺の麺は、断面は角が取れた長方形っぽい、かるくウェーブのかかった中太麺です。代々木のらすたも染谷製麺で、玉子麺を謳っていますが、そう書いてないこちらと同じ感じです。
　モッチリ感はあまりなく、コシが強いわけでもないですが、家系っぽい、おいし麺です。かためでお願いしてちょうどいい感じです。前の店員さんのときは、硬めだと思いっきり硬かったのですが。今はタイマーをかけているようなので、昨日と全く同じ。

　チャーシューは、肩肉でしょうね。適度に脂身がついてます。柔らかいけど、もさっとはしていなく、なかなかいい味です。味付けは強くなく、軽い塩味という感じです。比較的厚め、中サイズかな。前はもっと大きかったですね。以前はもっと大きかったのですけど、値上げしないための努力かも。
　ほうれん草は、クタってなく、適度な食感です。でもえぐみはないけど、味も抜けぎみのよくあるタイプです。
　ねぎは、万能ネギ小口切りと、刻んだ白ねぎ少々。なかなかいい味わいですが、150円ならもう少し欲しいところですね。
　海苔は、若干小さ目な気がします。ちょっと薄目で、スープに浸かるとへたります。でも溶けるほどじゃないです。味は、素直においしいです。7枚100円はお得ですね。10枚もかぶさっていると、邪魔で、ちょっとよけなければなりません。

　ライスは大で普通サイズの茶碗に少しだけ多めの一杯。中とそれほど変わりません。量的には昨日と同じで、安定してますね。

　というわけで、大変おいしかったです。このバランスの良い、コクのあるスープは家系でもなかなかないですね。
　ごちそうさまでした。

　いやー、家系ってほんとうにいいですね。ではまた。

　こんばんは、天反ぢいです。
　あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
　さて、もう去年の12月29日は旨いラーメンを食べようと思い、日吉のらすたさんに行ってきました。
　極楽汁麺らすたは、百麺出身の方が開いたお店と言われていますね。家系とも、横浜ラーメンとも名乗っていませんが、どう見ても立派な家系ラーメンを提供する店です。看板には、「選び抜いた地鶏と、黒豚からとったスープ　180種類の粉からえりすぐった、特注太打麺」と書いてあります。

〇2022年12月29日(木)11時半過ぎ訪問
　お店は、日吉駅、慶応大学とは反対側の出口から、中央通りをまっすぐ行って、3分ほどの右側にあります。お店に着くと、11半に開店したばかりなのに、もう10人ほどのお客さんが入っています。食券を買います。

・らすた麺 900円
・のり 100円

　空いていた、奥の方の席、一番奥に座って、食券を出します。お好みは、かため、多めでお願いします。そして、サービスのライスは大でお願いします。サイズの確認はありませんので、大とか、小とかは自己申告する必要があります。ライスは最初の1杯無料。(大)(中)(小)をお選びくださいと書いてあります。

　店員さんはお二人。たぶん前回と同じ方だと思います。
　厨房には大寸胴が3つ。火が入っているのは一つかな？一つは、水を入れているところ。客席おっくの方に染谷製麺の木の麺箱が積んであります。字が消えかけている年季の入った麺箱ですね。

　卓上には、黄色いラベルのおろしニンニク（字が消えた？）、緑のラベルの「高瀬生姜」、赤いラベルの「台湾豆板醤」、胡椒、何も書いていないけどたぶんカエシ、それにキューちゃん風の漬キュウリの物（緑着色あり）があります。

　店員さん6杯分一度に作っていました。そして、次の2杯がワタクシともう一人の御客さん分でした。どうやら、お客さんの入ったタイミングで作っている模様。

　10分弱くらいで、まずライスがやってキタ。
　普通サイズの茶碗に、ちょっとだけ多めに一杯。となりのサイズを指定しなかったお客さんの分より、さほど多くないですね。お代わりが欲しかったらどうするんでしょう。ライスの食券はありません。
　そして、すぐにラーメンがやってキタ。
　海苔はかぶせタイプ。下が全く見えません。海苔を自分で立ててみます。
　結構な枚数です。写真で数えてみるとたぶん10枚か11枚。たしかのり増しは7枚だったと思ったので、らすた麺もデフォルト3枚か4枚ということになります。→あとでメニュー写真を確認したところ、デフォルト4枚でした。チャーシューは2枚、味玉半分、ほうれん草、万能ねぎでしょうか、細ねぎ少々でした。

　いただきます！

　スープは、薄い茶色ですね。濁りは強くありません。
　鶏油は、具に紛れてよくわかりませんが、風味はあるように感じます。
　このスープ、豚骨感、鶏ガラ感とてもバランスよく感じます。そして、豚骨にはそれなりワイルドさがあり、いい感じですね。そしてコクを感じます。これは、一部の六角家系譜にあるようなコクですが、ちょっと違い、どちらかというとストレートな旨味を感じます。いや、すばらしい。塩分濃度は高くありませんが、ワタクシにはちょうどよいです。足りない方はカエシを入れればいいでしょう。赤いケチャップ容器のようなものに入っているカエシは、味見してみると、ストレートな醤油の味で、ちょっとうま味調味料が入っている感じです。

　染谷製麺の麺は、断面は角が取れた長方形っぽい、かるくウェーブのかかった中太麺です。代々木のらすたは、染谷製麺みたいですが、玉子麺を謳っていますが、こちらにはそういう記載はないですね。たぶん同じなんじゃないかと思うんですけど。
　なんと言いますか、モッチリというわけでもないし、コシが強いというわけでもないんですが、家系っぽい、おいし麺です。かためでお願いしてちょうどいい感じです。前の店員さんのときは、硬めだと思いっきり硬かったのですが。今はタイマーをかけているようです。音はしませんでしたけど。

　チャーシューは、肩肉でしょうね。適度に脂身がついてます。柔らかいけど、もさっとはしていません。なかなかいい味です。縁が茶色いので漬け込んでありますね。味付けは強くなく、軽い塩味という感じです。比較的厚め、中サイズかな。前はもっと大きかったですね。
　味玉はいい色に染まってます。白身は少し硬くなっていていい食感です。黄身は柔らかいです。味付けは、ほんのりと甘みを感じます。これはおいしいです。
　ほうれん草は、クタってなく、適度な食感です。でもえぐみはないけど、味も抜けぎみのよくあるタイプです。
　ねぎは、万能ネギかな。青いところと白いところがある、細ねぎです。なかなかいい味わいです。
　そして、海苔、若干小さ目な気がします。ちょっと薄目で、スープに浸かるとへたります。でも溶けるほどじゃないです。前はもうちょっと大きかったような気もしますが、気のせいかな。味は、素直においしいです。7枚100円はお得ですね。10枚もかぶさっていると、邪魔で、ちょっとよけなければなりません。

　というわけで、大変おいしかったです。日吉の家系は、こちららすたと武蔵家が双璧で、食べログ評価では、以前はらすたが点が上でしたが、今は武蔵家が上です。

　ちなみに、代々木の店と比較してみますと、代々木は、チャーシューが小さ目薄めながら、3枚でした。あとの具材は同じでしょうか。代々木は950円、ライスは100円。まあ、あちらは家賃も高いでしょうけど。海苔増しは5枚150円のようです。

　いやー、家系って、ほんとうにいいですね。ではまたこの後すぐ


　

　こんばんは、天反ぢいです。
　去年の12月28日には、家系食べ納めか、と思って日吉のらすたさんに行ってきました。実際には30日に黄金家さんに行きましたけど。らすたさんは日吉のラーメン食べログランキング2位であります。ちなみに1位は大勝軒で、なぜかずーっと不動です。そして、3位の武蔵家さんより上なんです。どうしてこの順位で固定されているのか？食べログ点数はあてになりませんね。

〇2021年12月28日昼12時ごろ訪問
　そろそろお昼で、混んでくる時間でしたが、まだ空席がありました。
　食券を買います。ちょっとリッチに

・チャーシュー麺 900円
・のり 100円

　にしました。ライスは1杯無料であります。
　入り口に近い方のカウンター席に座り、食券を出して、油多目でお願いします。ライスは大をお願いしました。
　店内前と全く変わってませんね。厨房には大寸胴3本、染谷製麺の麺箱があります。麺はテボ茹でです。店員さんはいつからか、2名体制になっています。いつもそうなのかわかりませんが、前はお一人のことが多かったような気がします。
　知っている人は、家系であると自明のように理解していますが、じつは家系とも、横浜ラーメンとも書いてありません。「極楽汁麺」だそうです。しかし、味は家系の王道です。

　やがて、ラーメンがやってキタ。
　のりはかぶせてあります。チャーシューは4枚。
　いただきます！

〇スープ
　鶏油は風味を感じます。
　バランス型ですね。豚骨の旨味は強いですが、鶏の旨味も強いです。店の看板には「黒豚からとったスープ」と書いてあります。変更しても看板は直さないでしょうね（笑
　ただのバランス型ではなく、ちょっとワイルドな感じのある旨さです。とろみやざらつきはないんですが、豚骨や鶏がら(?)の処理に何か秘密があるのかもしれません。寸胴の中が見えたことはないんですけど。
　輪切りのネギが結構乗っていて主張がありますね。

〇麺
　染谷製麺ですね。古い麺箱が現役で使われています。
　断面長方形の中太麺です。そこそこのモッチリ感、そこそこのコシです。柔らか目で提供されました。以前はかためでお願いすると、かなりのかためだったので、かため指定しませんでしたが、店員さんが変わったせいか、やわ目になりましたね。

〇具
　チャーシューは肩肉でしょう。結構な大判です。柔らかくて、肉の味がとってもいいです。
　ほうれん草は柔らか目ですが、えぐみのない自然な味。まあ、ふつうですね。
　のりは、まして10枚。7枚100円ですね。なかなか圧巻な量です。味もくせがなくおいしいです。厚みは普通で、特に溶けやすくもありません。

〇ライス
　大でも、茶碗にふつうに一杯です。ふつうに良く炊けてます。

　というわけで、いつもながら大変おいしい一杯でした。
　ごちそうさまでした。
　いやー、家系ってほんとうにいいですね。では、さいなら。
　
　

　こんばんは、天反ぢいです。
　昨日は、お昼にまた、煮干しライスでも食べようかと思い、濱星さんに行きました。が、思いのほか混んでいます。食券を買おうとしている人が並んでますし、覗いてみれば、カウンター席もいっぱいっぽいので、やめにしました。日曜日でも昼時は混むんですね。そして濱星さんはテーブル席があるので、グループで訪れる人に重宝しているのかもしれません。
　じゃあどうするか、この際、らすたさんにしましょう。らすたさんもわりと混んでいますが、まだ座れます。でも、この後満席になりました。

　らすたは純粋な家系の系譜ではないらしいです。そもそも「家系」とも「横浜ラーメン」とも謳っていません。しかし、この味は紛れもなく、本格家系ですね。

○2021年9月26日(日)昼12時半少し前訪問
　お店はカウンター席のみです。お店は奥行きは広くて幅は割と狭いので、カウンター席もコの字の両端が短く、中が長いです。このカウンター、厨房との間に高い部分がなく、テーブルがフラットなので、広い感じがします。ラーメンも降ろす必要がありません。

　食券を買います。

・チャーシューメン 900円
・のり 100円

　チャーシューとのりがおいしいのです。
　比較的手前の席に座り、油多めでお願いします。（経験上かため指定は不要）
　1杯無料のライスは大をお願いします。
　店員さんは、いつもの方ではなく、比較的若いお二人。ちゃんとライスの大中小まで聞いてくれているようです。

　わりと殺風景な店内、質実剛健な感じで、照明も蛍光灯で、割と明るいです。食べやすいのは間違いありません。壁には額に入った「コクとキレのらすた」の文字が。別に凝った字体じゃないんですけど。面白いです。お好み表とライス1杯無料の掲示があります。お代わりはダメってこと？


　テーブル上には、薬味・調味料があります。
　なにやらケチャップ容器のようなものにカエシと思しきものの入っている、
　高瀬生姜と書かれた、おろし生姜
　何も書かれえない、おろしにんにく
　台湾豆板醤と書かれた豆板醤
　黄金酢と書かれた酢
　それに、キューちゃん風きゅうりの漬物

　この際味見してみました。
　結論、全部普通です。ワタクシの舌では曰くのありそうな名前でも特に変わった味は感じません。
　カエシ？は、ほぼ醬油の感じですね。そんなにしょっぱくありませんが。

　さて、ライスがやってキタ。
　やがてラーメンもやってキタ。
　海苔で蓋がされていて中が見えません。
　海苔は3＋3＋4で重ねられています。7枚100円という中途半端な枚数ですね。
　前は計9枚だったような気もしますが定かではありません。
　海苔を立てると、大きめ、厚めのチャーシューが4枚です。

　いただきます。

○スープ
　多めで、鶏油が多め。でも具が多くてどのくらい多いのかよくわかりません。ま、極端に多くはありません。ねっとりしているようです。表面に膜が張りました。ということで、本物の鶏油で風味豊かのようです。
　スープの味は、やっぱりバランス型です。豚骨の強い旨味に鶏ガラのマイルドさ。醤油感はすこし控えめですね。でも、カエシ？は入れませんでした。塩分はこの程度でよいかと。このスープ旨みにコクというか、ちょっと豚骨味にワイルドさがあって、あっさり型のスープとはずいぶん違います。いや、おいしいです。
　スープ量はたっぷり目。最終盤に酢と生姜を入れてみました。それまではスープには何も入れてないです。おいしいスープに調味料は不要ですね。

○麺
　厨房の中と奥に麺箱があります。よ～く見るとSOMEYAと書いてあります。染谷製麺ですね。でもワタクシはよく知りません。どこに製麺所があるのでしょうか？麺箱年季が入ってますね。本当にこれで輸送？でも麺の入った箱もありました。
　この麺、わりとずっしり、しっかり型なので、かためでお願いすると結構かたいです。ふつうでちょうどいいとワタクシは思います。そうするといい感じの食感になります。小麦感を感じます。おいしいですね。

○具
　チャーシューは肩肉でしょう。大きめ、厚めが4枚も。かなり柔らかく煮込まれています。味付けはあっさり目で、肉の旨味が詰まっています。おいしいですね。
　ほうれん草は柔らか目で、えぐみもないけどみずみずしさもない。もしかして冷凍もの。でもまあ、家系標準的な味ですね。量は少な目。
　のりは、ちょっと緑の標準的っぽいものですが、なかなかどうして味はいいです。くせもなし。海苔巻きにするとおいしくてごはんが進みます。少し柔いかもしれないけどスープに溶けるほどじゃないです。

　いやー、おいしかったです。
　ごちそうさまでした。

　家系って、ほんとうにいいですね。では、さいなら、さいなら、...さいなら。

　こんばんは、天反ぢいです。
　先日は日吉のらすたさんに伺いました。去年10月以来ですかね。近藤家さんと同様、鶏系強めのバランス型ということで、またぞろ気になってました。
　なお、このレビュー、書きかけで放置しておりました間、記憶が薄く...

○2021年2月6日(土)午後2時ごろ訪問
　この時間、行列ができるほど混んではいませんが、結構にぎわってます。縦の長いコの字型のカウンターですね。真ん中付近の席に着きました。買った食券は、

・チャーシューメン 900円
・のり 100円
・半熟温玉 80円

　油多めでお願いします。硬めでない方がいい感じとわかったので。サービスのライスは大をお願いします。1ロット4人分で作るようです。こちら麺はテボ茹でですね。テボが6つありますが。余裕があるのは4つまで？
　ライスは中よりあまり多くないですね。なんか盛り方にむらがあるような。温玉は別皿でした。割るのを見ていると、カラに白身がへばりついているような。もったいない。
　やがてラーメンがやってキタ。

○スープ
　鶏油はさらさらで、風味あります。きちんと鶏から採っているのでしょう。多めでしっかり多め。スープはバランス型で、うま味たっぷり。炊き出し時間は比較的短めなのかと思います。あまり短いと純粋な旨み的になりますが、コクを感じる旨さです。醤油感はパンチがあるほどではありません。
　スープはやはり鶏感が強いように感じますが、しっかりとした豚骨の旨味のパンチがあります。この辺が近藤家さんと違うところです。この辺りはワタクシは好みです。近藤家さんの方はもっとピュアで雑味感がないのですが、どちらがおいしいということでもないかと。
　やっぱりいいですね。この味！

○麺
　染谷製麺さんの麺ですね。この麺すごくおいしいです。モチモチタイプでもツルツルタイプでもないです。なんというか表現が難しいのですが、しっかりとしていて密度感があります。
　硬さふつう指定で、ちょい硬めくらいで、これがベストの茹で加減ですね。

○具
　チャーシューは、肩ロースとかに分類されるタイプでしょうか。厚めのが4枚載っています。まあ、家系典型タイプに近いですが、モサモサ感は皆無。いい感じに仕上がっています。これを食べると1枚じゃ満足できなくなるかも。
　ほうれん草は、なかなか適度な茹で加減ですね。えぐみもないですが、味が落ちているわけでもないですね。
　のりは数えてみると増して9枚？5枚100円のはずだから、1枚多いです。たぶん、店員さんも忙しかったので、ちゃんと載せたか不安になって念のために1枚多く載せたのかも。
　こののり風味あり、味も良いです。どんぶりにかぶせで載っているさまは圧巻です。
　最近、不作だった頃みたいにはずれの海苔を使っているお店はなさそうですが、それにしてもここの海苔は水準以上だと思います。
　温玉は小さ目のたまごですが、黄身はわりとしっかりしてますね。いい感じです。自家製でしょうね。80円で味玉より安いです。別皿提供で、万能ねぎがすこし掛けられますが、味付けはありません。スープに投入していただきました。

　というわけで、ハイレベルな一杯でした。どうも行くたびにおいしく感じられてきたような気がします。定期的に通ってしまいそうです。

　では、また。いやー、家系ってほんと～うにいいですね

　こんばんは、天反ぢいです。
　先日木曜日、らすたさんに行ってきました。この日はじつは大腸ポリープの切除をしてきました。1週間は脂っこいもの、刺激の強いものは禁止でしたが、お腹が空いてついつい行ってしまいました。前日もろくなもの食べてませんでしたので。
　らすたさんは独立系の家系ですね。いえ、家系とも横浜ラーメンとも書いてませんが、この味は間違いなく家系の範疇です。

〇2020年10月22日(木)午後1時半ごろ訪問
　お昼は1時35分から食べてよい、と言われていたので、ちょっとフライイング。武蔵家さんは、外待ちができていましたが、こちらはそこそこの入り。どうも人気で負けているようです。いつもはらすた麺（ラーメン＋のり6枚＋チャーシュー2枚、味玉半分＋ネギ）を食べていましたが、なんか物足りなくて、この日は

・チャーシューメン 900円
・のり 100円
　
　にしました。かため、多めでお願いします(オイオイ)。ライス(サービス)は大でお願いします。
　デフォルトのラーメンは650円でちょっと値上げしたみたいですが、まだまだ安い！前回は620円でした！
　やがて、ライスが、そしてラーメンがやってキタ。
　いただきます。

〇スープ
　鶏油は、それほどじゃないですが、しっかり多め。風味は弱いですが、しっかり感じます。
　やっぱりスープはおいしいですね。バランス型ですが、鶏が少し強いようです。でも豚骨の旨味もたっぷり。そしてコクを感じます。六角家風のタイプじゃないですけど、ストレートなコクです。ねぎが多めに散らしてあり、風味を高めています。

〇麺
　染谷製麺さんの麺ですね。麺箱があります。かため指定で、しっかり硬めのようです。今までこれが染谷さんの普通かと思ってました(笑)が、やっぱり硬めのようです。でもやっぱり硬めじゃない方がおいしいかも。今度からかためはやめましょう。でもおいしいです、この麺。

〇具
　チャーシューは、たぶん肩肉で、家系標準タイプですが、大きくて厚めが4枚！適度な柔らかさで肉のうまみを感じます。
　ほうれん草は、適度な茹で加減で、青臭さもなくおいしいです。
　のりは、まして10枚、100円で7枚ということですね。こののり、緑がかった黒色で、厚くはありませんが、とってもおいしいです。弱くはありません。海苔巻きを堪能しました。

〇ライス
　日吉では、たいていライス無料です。ここは、お代わりは有料のようですが、大で、大きめの茶碗に一杯。十分な量です。炊き加減もちょうどよいですね。

　というわけで、堪能いたしました。お腹の調子？大丈夫です。

　いやー、家系ってほんと―にいいですね。では、さいなら、さいなら、さいなら

こんばんは！天反です。どうもレポートをさぼっていてばかりですみません。でも、ここ、らすたさんはレポートしておかないと。（忘れちゃいます。ってもうかなり忘れてます。年はとりたくないものよのう）

〇2019年5月11日（土）昼12時少し前訪問
　らすたさんは3回目でしょうか。家系はワタクシ、以前はよくわかってなかったのですが、やっぱりここはすごいです。この日は比較的すいていました。食券を買います。

・らすた麺 870円

　レギュラーラーメンが620円とお安くなっていますので、らすた麺は+250円でちょっと豪華。でも豪華さは武蔵家さんにちょっと負けるせいか、学生さんの人気は武蔵家さんの方が上のようです。
　いつものように、かため、多めでお願いします。ライス無料です。大・中・小とあるようです。食券を出すと「ライスは？」ときかれます。ただ「お願いします」と言うとデフォルトで中になるようです。
　さっそく来ました。

〇スープ
　おいしゅうございます。ワタクシ、修行が足りなくて、スープの出汁の配合なんてよくわかりませんが、ここは鶏感が強いように思います。看板を見ると「選び抜いた地鶏と黒豚からとったスープ」とあります。鶏先行ですかな？スープはあっさり出汁をとったというより、結構焚いてますね。うーむ、じっくりと旨いです。

〇麺
　染谷製麺の麺箱があります。染谷さんは、ワタクシまだ個性がつかめておりませんが、モチモチ系でも、ツルシコ系でもなく、中庸な家系によく合う麺といった印象でした。

〇具
　チャーシューは適度な固さ（柔らかさ）で、家系によくあるタイプですが、グレードが高い気がします。らすた麺では2枚です。
　海苔はかぶせられて登場です。まして6枚ですね。うーむ、忘れてしまいましたけど、少なくとも標準以上でした。
　味玉は、半分です。半切りにする都合か、黄身は柔らかいけど固まってます。
　ネギが結構乗っています。細目の青ネギ小口切りと、太めの白ネギ、小口切りの半切りですか。ネギ好きのワタクシとしては、とっても嬉しいところです。

　というわけで、かなりハイレベルでじっくり旨い家系という感じでした。
　いやー、家系って本当にいいですね。では、ばいなら　

○2017年9月17日(日)午後4時ごろ再訪
　ここ、らすたは、昔からラーメン本に載っていた名店。ところが、日吉の路地のごちゃごちゃで、どこにあるのか、しばらくわかりませんでした。わかってしまえば、浜銀通りをまっすぐ行けばよいだけでした。が、私がこの店のことを知ってから初訪問まで20年くらい？(大げさかな）かかりました。前回の訪問は食べログに書いていないので、食べログを始める前ということになります。ということで、よく覚えてませんでした。
　この日は目黒線沿線に用があり、帰りに日吉経由で帰る途中で寄りました。雨が降ってます。世の中は台風騒ぎのようです。

　さて到着、傘をたたんで。あれ、傘たてはないのかな。さすがにこの時間すいています。それでも先客が、3，4人でしょうか。我々夫婦は、一番入り口側の、カウンターに座るよう指示されました。

　5000円札を両替してもらい、券売機で、ラーメン(620円)と、私は海苔増し(100円)を買いました。
　私は、固め、多めで、女房はふつうでお願いしました。ライスは？と聞かれましたが、私はいただきました。女房はいらないとのこと。（後で、壁の貼り紙を見ると、大中小とあるようですが、中で出してくれたようです）

　厨房は遠い場所でしたが、よく見えます。豚骨臭は漂ってきませんでしたが。どんぶりを用意して、麺はデポで湯切り。たいてい固めが先に来るのですが、ここでは同時でした。どうやら、投入時間をずらしたようです。ビジュアルは、海苔しか見えません。特に私は海苔ましですから。しょうがないので海苔を自分で縁に立てます。増して10枚。ここで、チャーシューと、ほうれん草にご対面。

○麺
　入り口近くに染谷製麺の麺箱が置いてあります。ここの麺ですね。(よく知りませんけど)。加水率は低めでしょう。なかなかおいしいです。スープの絡みもよいし。

○スープ
　豚骨感は強いです。醤油の主張もよく出ています。こういうのが本格家系なんでしょうか。油は鶏油の風味がよく出ています。出汁にも鶏をたくさん使っているのでしょうか。こういう感じのスープは他では味わったことがありません。しょっぱいスープの多い日吉では、しょっぱさ控えめで、通常くらいでしょう。

○海苔
　黒くて大きくて、風味抜群です。ライスがしっかり巻けるくらい丈夫です。

○チャーシュー
　それほど大きくありませんが、薄くはありません。脂身がありません。腿でしょうか？
ほどほどに柔らかく煮込んであり、味もしっかりついており、おいしいです。

○ほうれん草
　これは少し残念です。少な目で、少し柔らかすぎでした。

　「こ、これが、本格家系というものなのか」
　ごちそうさまでした。