紅葉がきれいな港北ニュータウンに絶品フリュイを買いに行く : ブーランジェリー パティスリー トレトゥール アダチ

年に一度の港北ニュータウン詣、2軒目は当初から目的だったこちらに。都筑ふれあいの丘で車を
預けて区役所通りを歩いて行く。途中人工の渓谷のような公園があって紅葉がすごくきれいだ。去
年通った時にその美しさに感動した（去年は海岸線は台風の潮風で紅葉はほぼ全滅だた）ので、今
年は忘れずに写真を撮る。これまでの人生で写真を撮ったことがほとんど無い私は、きれいな風景
を写真に残すという考え自体がない。両親も含めて家族の写真もほとんど無い。だから撮影も下手
くそなんだと思うんだけど、取りあえず何枚か載せています。

ベーカリー南経由でお店に着いたのがお昼を少し回った頃。こちらは総菜系やサンドイッチが置い
てあるから、お昼ご飯需要か結構人が並んでいる。さすがに港北ニュータウン、並んでいる人もウ
チの近所と違って若い人（って言っても中年の人ですが）が多い。

店内は2組まで。先の方が会計をすると店員さんが手を上げて合図をしてくれるので入店する。一
時的に3組店内にいることになるけど、コロナ対策はきちんとしている。昨年は週末に伺ったのだ
が今日は平日。昨年大分惹かれたフレンチ総菜も買おうと思ったのだが、平日のせいかパテドカン
パーニュが2種類程度と少ないので止めておく。

同じく昨年惹かれたパティスリー系を。これから少し歩くつもりなのであまり形が崩れないものを
とケーキケース見渡すと、タルト系が中心の品揃え。カスタードプリンと並んで大好きなクリーム
ブリュレ（400円）と丈夫そうな（？）タルトシトロン（480円）をいただく。値段はかなりリー
ズナブル。

続いてパンを。こちらはフリュイが名物だ。食パン系やバゲット（昨年買ったけどVIRONほどでは
なかった）には目をくれずに、セーグルフリュイマロン（650円）とパンオノアの1/4（300円）を
いただく。フリュイは流石に値段が高い。ただ大人気のようで、私で完売になった。

タルト類は家に帰って食す。

クリームブリュレはオーソドックスで濃厚。甘みもあまり押さえていないところが〇。クリームブ
リュレは甘く無いと美味しくない。表面の焦げも美味しくいただきました。

タルトシトロンも凄く濃厚。上に乗っているメレンゲも中のレモンクリームもすごくねっとりして
いて美味しい。軽めのタルトが多い中久し振りに濃厚タイプと出会った。

翌朝はベーカリー南のパンをいただいて、こちらのパンは2日目に。きちんと焼いているパンとセ
ーグルは2日くらいではびくともしない。

セーグルフリュイマロンはさすがのレベル。ねっとりとしたライ麦の生地にナッツとドライフルー
ツそして甘く煮た栗。文句のつけようが無い。美味しい。

パンオノアもクルミの香りが秀逸な、オーソドックスな食事パン。風味も食感も満喫しました。

伝次郎は今日は何故か起きて来ました。

港北ニュータウン食べログ活動その①。

出不精で行動範囲が限定されている私が、年に1回港北ニュータウン方面に行くのは車の点検の時に
なる。ちょっとしたご縁で車を購入したディーラーの修理工場が港北ニュータウンにあるのだ。今年
は行く前からこちらに訪店しようと決めていた。マイレビュアーさんの間でも、世の中の情報サイト
でも評判が高いこちらのお店。行く前からドキドキしていた。

横浜で初雪が観測されたすごく寒い土曜日に訪問。駐車場が無いとのことなので、車を預けて、人工
的ながらきちんと整備された紅葉を愛でながらお店に向かう。鎌倉始めウチの近所のもみじは台風で
やられて、綺麗な紅葉は見られないが、潮風が届かないこの辺はすごくきれいだ。（って写真を撮れ
ばいいのに、後で気づく）

お昼過ぎに伺ったが、天候が悪いせいかパンは結構残っている。総菜系はお昼前に行かないと売り切
れちゃうようだが、私が好む茶色のハード系はかなり充実していて、興奮してドキドキしてくる。マ
イレビュアーさんの情報通りこちらはドライフルーツを使ったパンが充実している。

対面式なのであんまり迷ってもいられないので、目についた「バゲットトラディショナル」「パンオ
ノア」「フリュイ」「パンオレザン」をいただく。バゲットトラディショナルは280円と随分安いが、
フリュイは中身の充実感が半端ではなく値段も結構高い。秤り売りのピースが494円。パンオレザン
も320円とそれなりだが、何せサイズがすごく大きい。それを加味すればまぁまぁリーズナブルな価
格設定かもしれない。

翌朝食する。

「バゲットトラディショナル」はクープが丁寧に切ってあるすごく端正なルックス。クラスも硬くて
好みのタイプ。VIRONと同じ粉を使っているという謳い文句だが、風味はちょっと弱め。まぁこの値
段ならば仕方あるまい。

「パンオノア」は今回の大当たり。クルミの風味とパンのクラムの相性が抜群で、噛みしめているだ
けで幸せになるくらい美味しいパン。いつまでも噛みしめていたくなります。

「フリュイ」はドライフルーツとナッツの充実感が半端ではない。惜しみも無く使っている。安くは
無いけど、この充実感を考えれば納得がいく。重量感もすごい。

「パンオレザン」は、こちらのパンはサイズが大きいようなので並んでいる時は気が付かなかったけ
ど、随分サイズが大きい。小食の人であれば一つで朝食が賄えるくらいの大きさだ。これもお酒に漬
けたレーズンの風味が秀逸。

人気があるのもすごく分かる。人気ブーランジェリーが多い港北ニュータウンの中でも頭一つ以上抜
けている感じがする。こういうパン屋さんが近所にある人は、すごく幸せだと思う。

美味しいフランス系のパンを切っていると必ず飛んでくる伝次郎が、今朝はやって来ない。見に行く
と床暖の上で暖を取っている。横でムックも寝そべっている。今朝はすごく冷えたからなぁ（笑）