中華街土産に最適♪ : 皇朝点心舗 2号店

今回は中華街に来たついでに、自宅への簡単なお土産を買いに。
本当はＫ正楼やＪ慶飯店の焼売を買って帰ろうと思ってたのですが、そういう名店って高いから、千円くらいだと焼売六個入りパックくらいしか買えないんですよね。
そういう焼売ってサイズはでかいし旨いけど、箱も小さいしあまり見映えがしません。

そしてふと思い出したのが、この皇朝の「開運点心セットDX」。
まず皇朝というお店は一昔前に（←失礼…）ミニ肉まんでかなり流行ってたお店です。
このお店は食べ歩き用の（調理済みの）肉まんや生煎（焼き小籠包）も売ってますが、お土産用の点心もいろいろ売ってます。

そして私は何ヶ月か前に、ここの「開運点心セットDX」というのを買ったのですが、サイズが小さいとは言え、千円くらいで四種類の点心が合計18個も入ってて、なかなか良かった記憶。
ってことで、またリピすることにしました (＾▽＾)
ただ前回は３号店で買いましたが、今回はまだ食べログレビューを書いてない２号店にしました。

この２号店にも過去に来たこと有りましたが、３号店から徒歩一分くらい？めっちゃ近いです。
２号店の方が店は狭いのですが、ぱっと見、品揃えはあまり変わらないように見えました。

それで「開運点心セットDX」税込み1050円を購入。
これは肉焼売・海老焼売・焼餃子がそれぞれ５個ずつと、ミニ肉まんが３個入ったセットで、本当は合計金額が1300円台になるのを、1050円で売ってるお得なセットです。

内容的にも盛り沢山だし、この店は包装が良いのではお土産として見映えがしますね。
前記したような名店で焼売六個詰めを買っても、手の平サイズの箱が一つですから、どうしても値段の割に見映えがしない。
でもこのセットなら大きな金色の箱に、黒いデパートみたいな手提げ紙袋なので、なんか高そうに見えるw

それで家で食べた感想ですが、まず肉焼売は中華街にしては小さいですが、普通の崎陽軒とかの焼売とは変わらない程度のサイズ。
基本的には豚肉と玉葱のみのシンプルな焼売で、中華スパイス等のクセもありません。
オーソドックスですが、それなりにジューシーだし、固すぎず美味しいですね。

海老焼売は海老のすり身を練り固めたもので、これもオーソドックスなものですが、かなり旨いですね (^w^)
少し海老が粗びきになってて、プリプリしたのが残ってて、海老好きには堪らないです (^O^)
大きさは先程の肉焼売と同じで、一口サイズ。

焼餃子は、「黒豚生餃子」という商品名で、黒豚にキャベツと韮を組合せたものらしいです。
濃いめの色の餡がたっぷり入ってて、けっこう肉肉しいタイプ。
オイスターソースと醤油でかなりはっきりした味付けになってます。

ただこれは以前も他の支店のレビューで書いたけど、この焼餃子は美味しいんですが、たった５個だと焼くのが面倒臭いですね。
他の点心は全て蒸し器で調理するものなので、これも蒸し餃子用の餃子に変えてほしいですね。

そして最後に皇朝の看板メニュー、ミニ肉まん。
この皇朝というお店って十年くらい前はいつも行列が出来てるかなりの人気店でしたが、その頃に流行っていたのがこのミニ肉まん (^w^)
今じゃ並んでるのを見なくなりましたが、ブームが去っても旨いものは旨い！
今回食べても、やっぱり旨いですね (^-^)

まずサイズは小籠包を一回り大きくしたようなミニサイズです。でも値段もサイズに比例して安いです。
（中華街の有名店だと大きな肉まんが400～500円ってのが多いですが、この店のミニ肉まんは100円）

それでここの肉まんが特徴的なのは、肉が豚だけではなく牛肉も入ってることです。いわゆる合挽肉。
この為、他店より肉肉しい味わいです。
味付けは醤油ベースで、生姜や葱が入ってます。

原材料を見ると、他の野菜（椎茸やタケノコ等）は入ってないようです。
だからコンビニ肉まんみたいにスカスカした食感ではなく、もう少し密な感じ。
餡の味付けとの対比なのか、皮はほんのり甘く感じます。


それで、食べ終わっての感想。全部けっこう美味しかったです (^△^)
ぶっちゃけ味だけで言ったら中華街でも有名店（華正楼とか萬珍楼とか）の方がずっと旨いと思いますが、値段も全然違いますし (^^;
皇朝ならたった1050円で、焼売、海老焼売、餃子、肉まんが一通り楽しめる。
中華街のお土産に最適だと思います (^O^)

ちなみに点心を買ったら、電子レンジでなく蒸し器で調理すると良いですよ。この皇朝に限らずどこの店でも。
特に焼売はまだ電子レンジでも、ちゃんと水を吹き掛けてラップに包めば、そこそこ美味しいです。

でも難しいのが肉まん。電子レンジ用蒸し皿を使っても、ちょっと温めすぎただけで干からびたみたいな悲惨なことになるw
それよりちゃんとした蒸し器を使えば、多少蒸しすぎても全然大丈夫。
面倒臭いようで、結局その方が調理が楽だったりします。