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店名 |
閉店
鵬天閣 本館(ホウテンカク)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、飲茶・点心、ビュッフェ |
住所 | |
交通手段 |
みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩5分/JR石川町駅北口から徒歩5分 元町・中華街駅から471m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
200席 |
---|---|
個室 |
有 (6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 8名~150名様まで |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店内喫煙所あります |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
備考 |
予約は4名様から2時間制で承っております。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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ちょっと離れたところに住んでいる大学時代の友人が横浜に来るというので、一緒に食事をすることになりました。しかも、中華街で食べ放題に行きたいと言うではありませんか。まぁ、前回のようなことはあるまいと了承し、まだ行ったことのないこちらのお店に決めました。
17時少し前、まだ店はがらがらでしたが、予約とおぼしき席がほとんどでした。最近、運が良いのか、予約の入っていない席にすぐに案内してもらえました。
席の横の壁には王羲之の「蘭亭の序」が掲げられています。今回、ご一緒した友人は中国文学に造詣が深いので、「蘭亭の序」を読むのに没頭し始めました。わたくしはメニューを片っ端から熟読し、頭の中に叩き込み始めます。そして、友人のお勉強を邪魔してはいけないと思い、自分の食べたいものの番号を片っ端から紙に書き連ねます(この店も紙に番号を書いて店員に渡す方式)。
驚きました。料理が出てくるのが早い、そして、熱い。熱々の中華を暑い夏に頬張る。暑さで減退した食欲も復活です。「はひはふのうひぃにたへたひょうがひひよ~(熱々のうちに食べた方がいいよ~)。」わたくしが、小籠包を頬張りながら唱えた謎の呪文によって、友人も正気を取り戻し、ハフハフと料理にがっつき始めました。四川、広東、上海と融合された料理を次から次へと胃袋の中に納めていきます。
食べログのクーポンによってドリンクバーもサービスとなっていることだし、さて、ドリンクのおかわりもしてきましょう。メロンソーダがあります。デザートのソフトクリーム(自分でレバーを引いて作る)もあります。食事の中盤から終盤に差し掛かる頃ですが、この際、クリームソーダを楽しみましょう。熱々の料理の合間の清涼剤。なんと素敵な計画なのでしょう。ふと気付くと、ドリンクを取りに来た小さい女の子がわたくしのカスタマイズした夢の飲み物に対して、衝撃と羨望の眼差しで見つめています。心優しきわたくしは女の子のためにクリームソーダを作って渡して差しあげます。思わず膝まづいて献上するところでした。女の子が喜び勇んで、自分の席に戻ります。すると悲劇が。「食事が終わるまで、そんなもの食べちゃ駄目でしょ」とお母さんにこぴっどく叱られて、戦利品を取り上げられました。よくあることです。蘭亭の序にも荘子の無常観について言及してます。泣きべそをかきながら立派な大人に成長してほしいと願います。大人になれば、クリームソーダを自分の欲しいときに頂くことができます。
さて、その頃になると、料理を注文してから出てくるまでに随分と時間が掛かるようになってきました。それもそのはず、予約の席を含めて、フロアは満席となっています。若い子の10人ほどの団体もいます。厨房もフロアも大混乱でしょう。わたくしたちの席に、わたくしたちが注文していない料理を配膳するという間違いもありました。ギャルソン教育がまだまだ足りません。いくら忙しくとも「すみませんでした」くらい言って、お客にお詫びの気持ちを伝えましょう。
やはり、中華街で食べ放題を楽しむのには入店の時間が重要だと感じます。料理もサービスも店側の心に余裕があるときにこそ、カスタマーは高評価を与えるのでしょう。当然と言えば当然ですが、「時間」と「心」を調整するというのは人にとって難しいことの一つのようです。
蘭亭の序にもそう書いてあります。
幸い、わたくしたちは、店の混雑がピークに達したであろう18時過ぎには、セルフのデザートに到達していたため、実害は殆どありませんでした。食べ放題の店にしては料理の味はなかなかですが、メニュー構成がやや単調です。王羲之に没頭していた友人も一番印象的な料理は「お前が作ってきた緑色の飲み物」と宣ったくらいです。どの料理も平均的でとりわけ特徴もないのですが、店が空いている時間帯なら再訪してもいいかなと思われます。