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老舗の底力
先輩とのランチで久しぶりの訪問であります。ランチでの訪問では初訪問でありましょうか。カレーの提供でも最近有名になってきているこちらのお店。老舗感溢れる重い扉をどうにかこうにか突破して入店いたします。
足を踏み入れますと、丁寧な接客の若女将でありましょうか、中華街らしからぬ心のこもった感じのするスタイルで向き合ってくれる店員さんに遭遇いたします。空いているテーブル席に案内されて、メニューを手渡されます。カレーの会話なんかもしながらランチを決めておりますと、女将らしき店員さんが近づいてきてカレーについて詳しく楽しそうに説明してくれるのであります。そんなスタイルから、「丁寧」「親切」という単語が自然と浮かんでくるントナなのでありました。
折角カレーの説明をいただいたのでありますが、カレーは楽に1000円超えのお値段でありましたので、お財布の薄いカントナはランチメニューの中からチョイスする事にいたします。
財布の薄いカントナは、レバーと鶏肉の炒めをお願いいたします。オーダーを通しますと布おしぼりと水が到着であります。布おしぼりはビニール袋を破いてから渡してくれるちょっとした心遣いが中華街らしくなくて新鮮で心地よいのであります。
オーダーを通してからほんの数分で料理の到着。提供してくれたのは先程の女将ではなくて本土の本場の方らしき店員さん。「ドスン」と皿を置いて何も言わずに去ってゆくその一連の淀みない流れは、ここが中華街である事を思い出さてくれるのであります。
「ずいぶんと早いな」と思わせる料理の到着は、「手抜き」「作り置き」なんていう疑惑が沸いてくるのであります。また、ややボリュームの面が乏しい気がするのでもあります。そんな疑惑の料理に早速箸を入れますと、とてもアチアチで中心までしっかり熱が入っているのであります。先程までしっかりと業務用の超強火で炒められていたであろう痕跡を感じるアチアチ具合に、先程の疑惑もすっかりと解消されて「済まぬ」と調理場の方に頭を垂れるカントナなのでありました。
味付けはやや濃いめに感じるのでありますが、濃いめが好きなカントナには塩梅が良くてご飯に非常に合うのであります。ボリュームは少ないのでありますが、ご飯のお代わりが自由でありますので、足りない分はご飯でまかなってゆこうと心に決めたのでありました。
スープはコーンスープ。ネットリと濃厚でスープではありますがご飯が進む嬉しいスープなのであります。
突如ドスンと置かれた小皿は、本日のランチ用のサービス小皿。見た目は非常に悪く説明もありませんでしたので、一見すると残飯のように見えなくもない代物は、口にしてみますとキャベツをオイスターソースで炒めたようなものであります。見た目は非常に悪いのではありますが、同じようにに非常にアチアチ出来立てで、味付けも非常にシンプルではあるのでありますがオイスターソースのコクと旨味にキャベツの甘さとシャキシャキのバランスがとても美味しいのであります。家庭で真似をしてみたいなと思わせる一品なのでありました。
ご飯をお代わりさせてもらってごちそうさま。食後にはホットコーヒーが提供されますがこちらはいたって普通のコーヒーでホッと一息つくのでありました。
女将さんらしき方の接客は中華街らしからぬ素敵なスタイル。女将以外は中華街の典型らしいスタイル。非常に強い火力で作製されたのであろうアチアチな料理は中華料理の典型的なスタイル。良いトコも悪いトコも何故だか中華街らしくて心地よいお店なのでありました。
~~~2009年3月訪問~~~
朝陽門に隣接して店を構えるこのお店。隣にはスタバ。外観は古く、完全に町並みと同化してしまっています。ただし、伝統ある有名店。支配人なんかからはまだまだプライドが感じられます。
中華街で北京ダックと小籠包と肉まんといえばこのお店。本日もそれをお目当てに訪問。土曜日の23時くらいですが、それなりに繁盛しています。家族連れやカップの他に、お一人様も結構います。中華街には珍しく夜遅くまで開いているのも魅力的。
テーブル席に通され布おしぼり到着。
オーダーは小籠包、牡蛎のオイスターソース(?)、トリソバをオーダー。
北京ダックは財布の中身が不安になったので突如中止に。肉まんはお土産にしました。
北京飯店の肉まんはゴロリとした具材が秀逸。肉まんというよりかは五目系ですが、肉まんを美味しく作ろうとするとこうなるだろうと思える、中華街No.1の肉まんです。キラーコンテンツです。
さて、10分程で小籠包来ました。外から見える厨房で作っている小籠包です。待ってました!久しぶり!…あれれ?夜も遅いから作り置きなのでしょうか?大切なスープが漏れているものがいくつかありますし、皮が若干厚いです。ちょっと残念。でも、連れは美味しいと言っていたので良しとしましょう。
トリソバ到着。土鍋に入ったトリソバ。このお店の隠れ逸材です。白濁したスープにストレート麺の組み合わせ。トリのコラーゲンが染み出たスープは甘味を感じます。飲み干せるスープです。麺は中華街らしい根性のない(コシのない)麺ですが、土鍋で食べるとコシのなさも魅力的です。具材のトリ肉がゴロゴロ。根性のない麺のアクセントとなります。
牡蛎は普通。どの料理も老舗であるが故の安心感があります。
設備は古く活気は無し。サービスは中華街レベル。でも、北京ダックに小籠包、肉まんにトリソバ…。キラーコンテンツ、あるいはそれに近しい料理がたくさんあって夜遅くまでやっているし、値段もそこそこ。中華街で困ったときの北京飯店っていう使い方をしています。
老舗の底力ですかね。
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カントナ
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銀座フランス屋(港南台 / 洋食、イタリアン、カフェ)
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店名 |
横浜中華街 北京飯店(ペキンハンテン)
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受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 中華料理、肉まん、飲茶・点心 |
予約・ お問い合わせ |
050-5869-4185 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
みなとみらい線元町・中華街駅 1番出口徒歩1分 元町・中華街駅から341m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
ご予約の方、円卓ご利用の方10%頂きます |
席数 |
100席 (テーブル:100席 ※2階フロアは最大55名様までの貸し切りに対応しております。) |
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個室 |
有 (6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 完全個室ではありません。 パーティションで仕切るのでお隣の声は聞こえます。 |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 提携駐車場 中華街パーキング (TEL 045-662-1402) をご利用下さい |
空間・設備 | 落ち着いた空間、無料Wi-Fiあり |
コース | 飲み放題 |
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ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
料理 | 野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1955年 |
電話番号 |
045-681-3535 |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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緊急事態宣言が解除されて約2ヶ月。ようやく中華街にも人が戻って来つつありますが、本調子にはまだまだ全然の状況なのであります。
そんな中華街のお店を応援しようと思って訪れたのがこちらのお店。
中華街を代表する老舗の名店。記憶では接客もそれなりであり、グランドメニューには特徴的な料理が用意されていて、ランチでは副菜まで美味しくいただけたという良い記憶のあるお店なのであります。ずいぶんとご無沙汰でありましたので、状況伺いとして訪問してみる事にいたします。
訪問いたしますと、ほぼ満席の店内。通常時と同様の客足が戻っているようであり、安心するカントナなのでありました。
入口付近でお出迎えしてくれていた記憶のある若女将のような方はおらず、大陸系の方がお出迎えであります。しかしながら、お出迎えなのか何なのか分からない放置を経由して、指示されたのは二人掛けのテーブル席。
早速ランチメニューを拝見しようといたしますが、テーブルにはグランドメニューしか無く、しばしの放置の後に他のお客さんのテーブルからかっさらって来られたものが提示されます。
ここまでの流れで何だか嫌な予感はしていたのでありますが、気を取り直してメニューを拝見いたします。ランチは最低価格帯1000円、最高価格帯1500円の構成。カントナは最高価格帯の一つであるエビチリに狙いを定めてみる事にいたします。
「老舗の名店のエビチリ」と言うイメージから、エビは芝海老ではなくて大正海老レベル以上のものを期待してのオーダーなのであります。
そんなエビチリのオーダーを完了させて、しばし待ちの時間であります。老舗の名店らしい布おしぼりでフキフキしながら待つこと5分程度。
まずは香の物としてザーサイとキャベツの漬物のようなものが配膳されます。続けて副菜として配膳されたのが、半透明でコンニャクのようなクラゲのような見た目のもの。
ここまで一切説明が無いままドスンドスンとテーブルに配膳されるのであります。若女将らしき方の時とずいぶんと落差のある接客なのであります。
そんな事を思っておりますとメインのエビチリが配膳されます。もちろん無言でありますので「コロナ対策の一環」であると解釈する事にするカントナなのでありました。
思ったよりも小さなお皿には、期待以上の大振りのエビが6個という豪華さなのであります。もちろん、芝エビではないのであります。そして下敷きとして少しのレタスと添え物としての8分の1カットのトマトの構成。
「野菜系の2つはエビチリの味わいを薄めるのでどちらも不要であるな」と思っておりますと、少し遅れてライスが配膳されます。もちろん無言配膳なのであります。
一応揃いましたので、早速エビに箸を入れてみる事にいたします。見た目以上に大振りのエビ。エビチリソースに隠れていてその大振りさは箸を入れないと判明しなかったのでありましたが、大きい事は良い事で嬉しい限りなのであります。
そんなエビは、プリプリと言うよりもしっかりした身構えのエビ。「筋肉質なマッチョエビ」とでも言い換えられるのでありましょうか。食べごたえのある大振りなエビを口に投入いたしますと、ソースの辛さは控えめ。生姜メインでニンニク控えめの微辛ソースは、片栗粉によるトロミも丁度良いのであります。「エビチリのソース多め至上主義」のカントナとして敢えて要望するのであれば「もっとソースを!」と心の中で訴えるくらいなのであります。
エビチリ自体の出来は正統派で真っ向勝負的なエビチリ。「さすが老舗」と思うカントナは「1500円でもオーダーしておいて良かった」と思うのであります。
ご飯は硬めでボソッとしたものではありますが、出来の良いエビチリはそんなご飯であっても美味しく包み込んでいただけるのであります。「もっとご飯が炊きたてで美味しかったならば」と、IF文の仮定法を用いて残念に思うカントナなのでありました。
そんなエビチリを嗜んでおりますと、今更のタイミングでスープが到着であります。ようやく「コーンスープ」と名詞を呟いてくれるのではありましたが、ずいぶんと遅い到着である事に関しては特に触れないクールさも持ち合わせているのであります。
コーンスープは至って普通な具合。香の物も普通。正体不明なコンニャクのようなものは、無味無臭のビロビロの物に薄っすらと塩味が付いている代物であるというところまで分析したのでありますが、解析不能の素材は何だか気持ちが悪くて箸を付ける事を止めたカントナなのでありました。「一言説明があれば」と残念に思うと同時に「一言聞く勇気があれば」と積極性の無さを嘆くカントナなのでありました。
エビチリのチョイスは老舗の底力のようなものを感じられて後悔無しなのでありましたが、それ以外(特に接客関連)は逆の意味で老舗らしい、昔から変わらぬ底力と言ったものを感じるカントナなのでありました。