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Merfolk Kingさんの他のお店の口コミ
店名 |
エリゼ光(エリゼヒカル)
|
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受賞・選出歴 |
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
045-621-4890 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「横浜市住吉町3-36-2」から移転しています。 |
交通手段 |
みなとみらい線元町・中華街駅5番出口より徒歩5分 元町・中華街駅から380m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
36席 (テーブル36席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1999年 |
備考 |
【住吉町3-36-2より移転】 |
初投稿者 |
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たまには地元横浜の店も紹介してみようかな。初回訪問は2012年。野菜と魚を食べさせてくれるフレンチです。場所は外人墓地の真向かいのビル2Fで景色良好。みなとみらい線の元町・中華街駅からだとエレベータがアメリカ山公園まで直結してるので、徒歩300mと近いです。
今回注文したのはフルコースの全6皿。めーいっぱい季節感に溢れてたので以下に紹介します。
1皿目はアミューズで"黒ムツの炙り,白茄子の握り見立て,ほうき茸のソテー添え"。「白茄子を握り寿司のシャリに見立てて、黒ムツで包んでます」との説明だったので、まさか白茄子を米粒サイズに叩いたのかと思いきや、白茄子は普通のソテーで安心したような残念だったような…笑。黒ムツのレア感とほうき茸の相性が良かったです。
2皿目は冷前菜でシャルロット。3層になってて上層はシャインマスカット。下層は巨峰のソース。中層は"ショッパチと水茄子と冬瓜"の粗切りコンカッセ。ショッパチとは"カンパチの仲間"との事。9月らしい爽やかな前菜で◎。見た目はフレンチですが、味は水茄子を中心とした和テイストでこれまた◎。ショッパチと巨峰のソースが合うのが驚きです。
3皿目は温前菜で"しょうげんじ茸と真鯵のテリーヌ"。
私 :しょうげんじ茸って何ですか?
セルヴーズ:虚無僧茸とも云います。
私 :………どちらの名称も初耳で困惑の表情
セルヴーズ:キノコ獲りに山に入ったので珍しいのをたくさん出しますね。
私 :この時期は野菜+キノコなのね。鯵の上に刺さってるキノコは何茸ですか?
セルヴーズ:それは春巻の皮です。キノコに型取って揚げました。
私 :………赤面→恥
でもって、このテリーヌが渋く美味かったです。マッシュした秋ジャガイモを鯵と茸で挟み込んで層状した料理ですが、しょうげんじ茸の濃厚な風味と秋ジャガイモの甘みが強く、ポルチーニ茸ソースも味の深みに一役買ってます。
4皿目は魚料理で"ホウボウのポワレ"。肉厚なホウボウの身に里芋のソースが良く合います。里芋はクリームソースなんだけど、生クリームを感じさせないあっさり軽めな味付けで美味しいです。こうなるとフレンチではなく和食領域ですな。
5皿目は肉料理で"平本牛ロース肉のロースト"。赤ワインソースは定番として、金時草のソースってのが珍しかったです。金時草ってのは石川-加賀野菜なんですが最近は三浦半島でも栽培してるそうです。
また付合せのキノコが面白かったです。"大栂茸/大木登猪口/ヤギタケ/しょうげんじ茸"のキノコ4種の全て味が違ってて、キノコって深いんだなぁ。と実感した次第。他にも、ほうき茸/ポルチーニ茸など、キノコ三昧フレンチってイイかも。
6皿目はデザートで"薔薇と白桃のヨーグルト風味のカプチーノ仕立て"。食用の薔薇らしいんだけど、私の趣味とは違うかな。でも立派な白桃は夏の終わりに相応しい一品。柔らかい果肉とジューシな甘みに舌鼓です。
あと特筆すべきはパンの美味しさです。2017年は醤油パンとライ麦パンの2種でした。醤油パンは、醤油酵母で発酵させたパン生地に、甘露醤油の"もろみ"を練り込むらしいのですが、内側のフワフワ生地も外側の堅焼きされた耳も醤油の香りが満載。耳の部分は甘辛い手焼きせんべいを食べてるような感覚です。
5年前に食べた長葱パンも秀逸だったけど、醤油パンは更に進化してて旨すぎです。そうなると困るのが塗り物の"ジャガイモのオリーブオイル煮込み"。醤油パンに塗って確かめましたが、何も塗らずにそのまま醤油パンを食べる方が断然美味しいです。
同じ理由でライ麦パンもそのまま食べた方が美味しいです。麦の旨みを強く感じさせるライ麦パンは、長く咀嚼したくなるパンの典型。5年前と全く味が変わっていないのも嬉しいです。
パンは醤油もライ麦も両方お替りしましたが、可哀想な"ジャガイモのオリーブオイル煮込み"は結局単独で食べるのが最も美味しい食べ方でした。
あぁ~、喰うた喰うた。久しぶりの訪問でしたが、2時間超のランチは非日常の贅沢を堪能するのに充分な時間でした。やっぱフレンチは優雅じゃなきゃね。ご馳走さま。
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フルコース(\5,400+サービス料\540)
アミューズ:黒ムツの炙り,白茄子の握り見立て,ほうき茸のソテー添え
冷前菜:ショッパチと水茄子と冬瓜のシャルロット仕立て-シャインマスカットの冠と巨峰のソース
温前菜:しょうげんじ茸と秋ジャガイモと真鯵のテリーヌ-ポルチーニ茸ソース
魚料理:ホウボウのポワレ,メトウイカのムニエル-里芋のソース
肉料理:平本牛ロース肉のロースト,大栂茸,大木登猪口,ヤギタケ,しょうげんじ茸添え-金時草のソースと赤ワインソース
デザート:薔薇と白桃のヨーグルト風味のカプチーノ仕立て,珈琲
パン2種<醤油パン/ライ麦パン>,ジャガイモのオリーブオイル煮込み