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本日夜空席あり
050-5571-0425
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蒸し物以外は、重慶飯店とは言い難い低いレベル
二日酔いの平日時。「胃袋にお粥を流し込もう」と思って向かったのは中華街。「お粥お粥」と呟きながらウロついているカントナの目に入ったのが、こちらの重慶飯店のカジュアルレストラン的なお店。「重慶飯店のブランドならば安心であろうな」と、先日訪問して成功であった聘珍樓ブランドの「SARIO 聘珍茶寮」のようなイメージを抱いての訪問なのでありました。二日酔いなのに、そういった食い意地の思考はしっかりと働いているカントナなのであります。
お土産屋さんとなっている1階フロアを冷やかし程度に散策してから2階のレストランへ階段で上がります。
お昼時という事もあってか満席の店内。運良く1テーブルが空いていたカントナは、店員さんに案内されて2人掛けのテーブル席に着席いたします。
テーブルに置かれたメニューを拝見いたしますと、800円前後の定食が充実している様子。本体と比べますとずいぶんとお安いお値段なのであります。
そんなお得な定食関連に目を奪われたカントナは、朝令暮改でエビチリ定食にしようかと思うのでありますが、「いやいや今日は胃腸復活の日である」と思い直して1,000円のお粥の定食にする事にいたします。
お粥メインと言うよりかは点心メインの定食。店員さんを呼びますが、みなさん忙しそうで笑顔が全く無く死んだような顔。ようやく捕まえた店員さんも、心ここに非ずのような感じで、カントナのオーダーを無表情で聞いてすぐに去ってゆくのであります。「忙しさが人の心をダメにしてしまう典型であるな」と、「ヤレヤレ」と思いながら待たせてもらいます。
オーダーが通りますと、まずは水やお箸等の到着。水は某ビール会社のブランドが入ったグラス。どこかの場末の飲み屋のようなのであります。そんな水はぬるくて不快感を醸成するのでありました。
それから数分で小皿と搾菜の到着。搾菜の配膳の仕方なんてものは、まるで投げてよこすような筆舌に尽くしがたいくらい酷い皿の置き方。遠い重慶の地を思わせるサービスなのでありましょうか。
それから10分くらい待って到着したのはお粥と青菜の炒めと沢庵のような漬物。搾菜と沢庵の漬物攻めとは、どういう了見なのでありましょうか。
まずはお粥から攻めてみる事にいたします。なんともぬるいお粥。味がうっすらと付いているお粥。中華のお粥は元気になる食べ物なのでありますが、こちらのお粥は病人食のよう。散らされたシメジも弱々しくて、元気は出ないのであります。ぬるくて味が平坦で量が少ないという三重苦なお粥は、さみしさや悲しさを助長するものなのでありました。
青菜の炒めはニンニクが結構効いていて、ランチに出すその精神を疑う味付け。加えて、水っぽくてこちらもぬるいのであります。
春巻きとエビのすり身の揚げ物。こちらは揚げ物だけあってアチアチで嬉しい一品。しかしながらどちらも味付けには特徴は無いのであります。しいて言うならば春巻きの皮はパリッとしていて、すり身の揚げ物は外のパンと中のシットリさの対比が楽しい食べ物なのでありました。
平らげてから5分くらい経過しても何も動きが無いので「これで終了か」と思い、デザートを待っておりますと蒸し物の到着。
蒸し物は、小龍包と蒸し餃子と焼売。小龍包はしっかりジュースがたっぷりで高いレベルでおいしいのであります。蒸し餃子はふっくらで、「蒸す事の利点」を享受出来る具合。焼売は肉がしっかりと詰まっているけれども空気がしっかり入っていて、ふっくらと蒸しあがっていて出来の良いもので、蒸し物はどれも美味しくいただけるものなのでありました。
デザートは杏仁豆腐。オーソドックスなオールドスタイルのもので特徴は無し。
お客さんの状況を気にする考えは無いようなサービスレベルで空になったグラスに水を注ぐような意識は感じず、「長居は無用」と一息ついてサッサとお会計を済ませるカントナなのでありました。
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カントナ
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銀座フランス屋(港南台 / 洋食、イタリアン、カフェ)
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店名 |
重慶茶樓(ジュウケイサロウ)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、飲茶・点心、ビュッフェ |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-0425 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街駅 2番出口より徒歩1分 元町・中華街駅から343m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
42席 |
---|---|
個室 |
有 (30人以上可) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に喫煙所なし |
駐車場 |
無 近くに提携駐車場あり |
空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり |
コース | 食べ放題 |
---|---|
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
料理 | 英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | ソムリエがいる、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1977年 |
電話番号 |
045-681-0807 |
備考 |
お席のご利用時間、食べ放題のご利用時間は2時間制。コース、アラカルトオーダーの方は1時間30分制とさせて頂きます。ご来店が遅れた場合ご予約時間から上記のご利用時間となる場合がございます。 |
初投稿者 |
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重慶茶樓のサイトを拝見していてモーレツに気になったのが、「1日30食限定で復活の牛バラ肉のカレー」。記事を読んでみますと、「重慶飯店の顧問である陳中権氏が暑い厨房の中で働く若い調理人たちのために作った賄い飯が今に復活云々・・・」との内容が興味を引き起こさせる、上手なストーリーテリングに魅了されたカントナなのでありました。
そして、背中を更に強く押す「30食限定」と言う言葉。「早く食べないと無くなってしまう」と解釈したカントナは、早速急ぎ足でお店に向かう事にするのでありました。
コロナ禍でありますので、まだまだ本調子ではない大通りの人通り。「寂しいな」と思うと同時に「逆にチャンスであるな」と前向きに思って、向かうスピードが加速されるカントナなのでありました。
お昼時からは30分くらい前に到着。2階への階段をトントンと上りますと、階段途中に掲げられているメニューは3種の担々麺。カレーと言い担々麺と言い、「チャレンジ意欲が旺盛であるのは好ましい事であるな」と思うカントナなのであります。
以前の訪問時には感銘を受けない料理によって高くない評価を付けて断罪した記憶の残るカントナなのでありましたが、そんな事は素知らぬ顔をして入店いたします。
アルコールシュッシュを経由いたしますと、8割くらいのお客さんの入り。この時間帯に何で混んでいるんだろうかと思うのでありましたが、やはり人気店なのでありましょうか。すぐに寄ってきてくれた店員さんに人差し指を一本出して、人数を表現いたします。
空いている席にサッと案内してくれて、サッとメニューを出してくれるスピード感と軽快感が中華街らしくなくて好ましいのであります。
メニューにカレーの存在を確認いたします。水をサッと出してくれた店員さんに、「カレーはまだあるか」と上司に伺いをたてるような、懇願の目で確認いたしますと、笑顔を返してくれた店員さん。カレーのオーダーを伝えますとしっかり復唱が入って、安心のカントナなのでありました。
本日の接客は、中華街の中でも安心な部類の接客なのであります。重慶飯店と言う歴史とグレードを兼ね備えたお店らしさがしっかり表現されているのであります。
そんな前向きな事を思いながらスマホを操って待つこと15分程度。「カレーなのに随分と遅いな」と、心配になった頃にようやくの登場であります。
カントナの目に飛込んで来たカレーは、「カレーと言うには少し無理がありそうではあるな」と思わせるビジュアルのカレー。そんなカレーは平皿に盛られており、茶碗に白米。小皿にザーサイのラインナップ。カレーとライスの分離分割方式。漬物がザーサイであると言うところに、中華の意地を感じるカントナなのでありました。
カレーには大きな牛バラがゴロゴロと。それからシシトウの緑、大振りなニンジンのオレンジ、茄子の濃い青、薄切りカットのカボチャ。そして最後に中華の心を思い出させる唐辛子。最近何かとイザコザの多い中印の友好を、日本が仲介したようなカレーなのであります。
早速スプーンでいただきますと、見た目よりかは確かにカレーなのであります。印中合作のスパイスに、中華を感じる出汁の存在。甘口ベースの味付けの後に唐辛子が醸成する辛口がパッと現れて、そしてサッと消えてゆくカレー。野菜は素揚げされてから柔らかく煮込まれているようで、牛バラもトロトロホロホロになるまで柔らかく煮込まれているのであります。
印度の下地に中国が上手く存在感を出していたりいなかったりする、不思議な感覚のカレー。目を瞑ると中国であったり、目を開くと印度の景色であったり、甘かったり、辛かったり、カレーのようでカレーでなく、カレーでないようでカレーであると言う、摩訶不思議で印象的なカレーの魅力に引き寄せられそうなカントナなのでありました。