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店名 |
興昌(コウショウ)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、台湾料理 |
予約・ お問い合わせ |
045-681-1293 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
石川町駅から443m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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5月下旬の香港出張を前に、いつも香港で食事を共にする華僑の方に3月頃に連絡したら、ちょうどその頃に日本に行くことが決まって連絡をしようと思っていたとのことで、今回は香港ではなく日本でお会いすることになった。
この人は長く横浜で仕事をしていて知り合ったのもその時だった。
もう15年近くの付き合いになるだろうか?
久々の横浜での再会で食事の場所に選んだのがここ「興昌」さん。
この店に初めて訪れたのもこの人のお誘いだった。
ちょうどその頃は、私のとって学生時代から頻繁に通っていた中華街の過渡期で、
昔から大好きだった「四五六菜館」が代替わりして今のような優等生的料理に変わり、
https://tabelog.com/rvwr/000638412/rvwdtl/B321522504/
点心や野菜料理が特徴の「鴻昌」や、中華粥の美味しかった「中華楼」が無くなるなど、
わざわざ中華街まで来る価値のあるオンリーワン系の店の新規開拓の必要に迫られて、
今まではその大行列のために敬遠していた「海員閣」にも行き始めていた。
https://tabelog.com/rvwr/000638412/rvwdtl/B317212759/
そんな時に「良い店があるよ」と連れてこられたのが「興昌」だった。
関帝廟の並びにあるこの店は、小さいながらも「ふかひれの刺身」や「フォアグラのXO醤ソース」「渡り蟹の炒め」など個性的なメニューを売り物にしている隠れた名店だ。
この人の話では、ここは20年ほど前までは「中華風カレーライス」で一世風靡していたが、あまりに手間がかかることと、もっといろいろと食べてもらいたいといってスパッとやめてしまったという。
この「カレーライス」は今でも時々「期間限定」「数量限定」で復活することがあるらしい。
私も昔、無理を言って食べさせてもらったことがある。
とても美味しかった。
ちなみに、中華街でカレーで有名な「保昌」はこの店の姉妹店にあたるとの事。
同じではないが「中華風カレー」の特徴は「保昌」でも十分味わえる。
また、この店は中華街における「チャーシュー丼」の発祥の店でもあって、今でもランチの名物として人気を博しているほか、数年前には「横浜大世界」で「興昌のチャーシュー丼」として提供されていたこともある。
このように、この店の店主はここ中華街の料理人の中でもリーダー的な存在との事だった。
私はこの店を知って以来、大行列店「海員閣」、牛バラの美味しい「愛群」とともに、ここ「興昌」が中華街まで訪れる価値のあるオンリーワン系の店となっていた。
この間、強風で外壁が落下して数名の負傷者を出す事故を起こしたり、またそれを機会に店舗を改装して、以前の入りづらい雰囲気から明るい雰囲気に変わったりもした。
今夜はGW明けの平日ということもあって先客は2組だけ。
(といっても6卓程度しかない小さな店なのだが・・・)
店主も交えていろいろと話をしながら食事を楽しむことができた。
「ふかひれの刺身」こそ「今日は良いふかひれが手に入らなかった」ということで無かったが、
抜群の食感とソースの美味しい「帆立貝の刺身」、
ぷりっぷりの「エビの巻き揚げ」、
濃厚ながら味わい深い「フォアグラのXO醤ソース」、
レタスの入ったさっぱり「ワンタンスープ」、
蒸しパンに挟んで食べる「東坡肉」、
そして名物「渡り蟹の炒め」と、その残りダレと中華麺を和えて食べる「勞麺(ローメン)」、
デザートの台湾名物「愛玉子(オーギョーチ)」まで、
このオンリーワンの料理の数々を心ゆくまで楽しんだ。
(この人とは昔フードビジネスもしていたことがあり『写真OK』なのでご確認ください)
そして、秋にはまた香港で再会して、香港ナンバーワンの名店「天香楼」で「上海蟹を楽しもう」と約束した。