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店名 |
上海飯店(シャンハイハンテン)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理 |
お問い合わせ |
045-651-2522 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
元町・中華街駅から446m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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30年以上前からずっと気になっていた店。餃子、焼きそばが旨いと聞いていた。
2017年2月の元町チャーミングセール2日目(平日)のお昼12時半頃にひとりで入店。
入口のドアノブを回しても開かない。中の厨房にひとり居たおやじが気が付いて開けてくれた。
ロック解除を忘れていたらしい。 て事はまだ誰も来店していないって事か。昼時なのに。
カウンター席に座る。 無言で暖かいプーアー茶を出される。
メニューをひととおり見て(餃子580円)と青島ビール小瓶(370円)を頼む。返事はない。
冷蔵庫から餃子を取り出して鉄板に乗せフタをして焼き始めた。
次に緑の小瓶とコップを持って来た。 ん?瓶にラベルが無い。よく見たら「青島」じゃ無い。
ハートランドビールだった。まぁいいか。
餃子が焼けるまで店内を眺める。 カウンター越しに厨房が丸見え。狭い、汚い。これが半端ない。
流し台と冷蔵庫が左に傾いている。床自体がななめっているよう。正面の壁にどんぶりを乗せた
くくり付けのタナの底板が下に反っている。あれそのうち重みで折れるな。
エアコンは埃だらけ。動かしたらどんな事になるんだろう。考えたらゾッとする。
餃子が出来た。ひと皿6個。小皿に醤油を注ごうとしたら醤油が出ない。注ぎ口の穴に醤油が干からびて
固まってる。爪楊枝で穴を貫通させた。こりゃ参った。
が、1個つまむとこれが意外と旨いんです。 かたちは良く無いし、ひき肉と野菜の具は多くはないが味は
しっかりしてる。そんなにニンニクは多くなくてジューシー。
左の壁に2003年の夕刊フジの紹介記事が貼ってあった。見出しに「大きさがちょうどいい」とか書いてあった。
味じゃなくて大きさかよ・・・。
餃子を半分食べてから五目焼きそば(680円)を頼む。3年くらい前にテレビでかた焼きそばが旨いって
紹介してた。でもメニューにはかた焼きそばってのは無い。
麺の塊をいきなり油の煮立った中華鍋に投げ込んだ。麺の表面を揚げて左手に持ったキッチンペーパーの
上に取りだして手で揉んで油気を取ってからポンとほおって皿に載せた。
次にあんかけの具。 具をお玉でかき回して炒めながらお玉でズズっと味見した。
無言でカウンターの上にポンと置かれて自分の前に置いてしばし眺める。
豚肉、イカ、エビ、タケノコ、ホウレンソウ、玉ねぎ、白菜でとろみタップリ。とろみは白濁。
が、これもまあまあ旨いんです。塩気と油気が少々強くてイカが固かった。でも出汁は効いてる。
約1時間ほど居た間に60代の男性の1人客が2人、60代の女性客が1人入れ替わりで来た。
ひとり目の男性はタンメンと餃子のセット(なんと500円)。男性が醤油をつ注ごうとしたら
あっちの醤油つぎの口も固まっていて私とおんなじ事をした。笑っちまう。
タンメンの汁は白濁。スープを全部飲んでったから旨いのかな。焼きそばのあんかけにもスープを
入れてたからきっと汁そばも旨いんだろうな。
もう一人はチャーハンと餃子のセット(880円)。
女性は五目焼きそば。
3人とも身なり風体から絶対に観光客じゃ無い。地元の人間。
中華街らしからぬ値段の安さ、気取らない(汚い)店の雰囲気から言ってここは地元民向けの店なんだ。
中華街のたくさんのにぎやかで華やかな店を見たら、一見の観光客で好き好んでこの店に入ろうって思う
者はまず居ないだろうな。女性は絶対に敬遠する。
横浜中華街で「きたなシュラン&きたなトラン」に出たら確実にナンバーワンだろうな。
この店は日本の横浜中華街じゃなくて中国の地方都市のどこにでもある中華料理店(中國餐館)なんだと思えば何でもない。
安くてそこそこ旨いので30年以上つぶれずに今まで営業してきたわけだ。
でもいつまで続くか。一人で切り盛りしてるおやじの後を継ぐ者は居ないんだろう。
お会計1,630円也。