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食べログ 中国料理 EAST 百名店 2023 選出店
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横浜・中華街、香港路「海員閣」。【201st】
「過去」でなく、「今」を見つめ、味わう。
あえて、そういうスタンスで向かった日の食事だった。
30年近くも縁がある店を、そういう感じで見つめ直すのは難しい。
でも、例えば、王・長嶋の頃の巨人ばかりを想い出し、あの頃のジャイアンツは良かったなどと言っても、今現在の時点では、単に思い出話でしかない。
今の巨人を語るなら、まず、今のメンバーを知るべきだ。
最近、横浜・石川町近くの仕事の関係で頻繁に訪れる中華街であるが、この店は、絶えず僕の中の中華街の真ん中にある店の一つなのである。
「天外天」「聘珍樓」とともに、長年自分の意思で通っていた数少ない店である。
さて、3月に「豚ばらそば」「シューマイ」を食べ、4月に「牛ばらはん」を食べた。
各々のレビューで書いたように、味わいの方向性は、記憶と合致した部分が多かったが、何かと変わった感も否めなかった。
「徳記」のように、味わいの芯が極端に変わってしまうと、もうその店の味でない感じで、僕自身の好みからは大きくハズれたのだが、この店に関しては、芯の味わいは変わっていないと思い、こうして通っているのである。
で、前回の食後に思った件を実行するコトにした。
「えびそば」(900円) ―― 写真の通り。
そう、安易に、昔から食べているモノばかり注文するからイケないのである。
だから、「昔は~」などと比べたくなる。
で、ホントは「五目うまにそば」にしたかったのだが、品切れだったので、コレにした。
結論から書けば、かなり美味しかった。
スープのベースの味わいは、「豚ばらそば」と変わらない。
旨みがジワジワいとくる感じの滋味深い海員閣のスープである。
ソレに、麺も低加水の細麺で芯の強さを感じる海員閣の麺である。
この組み合わせこそが海員閣の麺類の醍醐味である。
ソコに、エビと野菜の旨煮のような、あんかけとチャーシューがのる。
エビも野菜も、あんの味わいも美味しい。
スープにもよく馴染んでいる。
あぁ、この「えびそば」かなりイイ感じだ。
写真のチャーシューは、自分で並べてみただけなので、提供時はこういう表情ではないのだが、チャーシューメンは過去に食べたハズであるが、あんに絡んでいたからか、新たなる味わいすら感じた。
うん、やはりこの店、麺類だ。
「今」を味わうと言っても、好きなチームまでは変えられないのだ。
海員閣の「色」のようなモノまで捨て去って「今」だと騒いでも、ソレは、もう海員閣ではなくなってしまう。
そんな風に感じた。
満足。
ごちそうさまでした。
接客面は、昔が昔だったために、最近持ち上げていたが、よくよく観察すると面影がある。(笑)
ソレが、調理のこだわりに通じている件も、今回の訪問でよくわかった。
良い傾向だと思う。
今のような、ネット社会・超情報化社会になると、一つの批判や揚げ足取りで、おどおどして卑屈になるほど接客面に気を遣っている店が多いが、そういうコトに神経をすり減らすのではなく、料理のプロなのだから、もっと味わいに集中してもらえればと感じた。
と、食べログで書く、ある意味矛盾に、僕自身、もっとよくよく考えて、今後書いていきたい。
(文責:京夏終空、2021.5.12)
(347件/3.67)
横浜・中華街、香港路「海員閣」。【201st】
続・いろいろ変わって、僕の中の「海員閣」とは少々違ったが、やはり美味しかった。
のだが、結論から書けば、前回レビューより評点を「0.2」下げた。
「牛ばらはん」(1,050円) ―― 写真の通り。
見た目から、昔のコレとはちょっと違った。
何だか、以前よりも淡い色合い。
ひと口目。
甘いと、感じてしまった。
僕の記憶の中では、ココまで甘くなかった。
味わいの方向性はこんな感じで、十分に美味しいのであるが、その甘さがやや気になってしまった。
牛バラ肉のカタチも昔よりも整っている感じがする。
ソレに伴い、肉がシッカリしている印象。
良く言えば、レストランスタイルで味わいが均等な印象。
悪く言えば、武骨な味わいの変化が少なく、この量、飽きる可能性がある。
でも、美味しい。
ごちそうさまでした。
半月ほど前の、前回レビュー、約6年ぶりに「豚ばらそば」と「シューマイ」を食べた。
「豚ばらそば」のレビューで書いた『麺とスープに馴染ませて食べるという感覚から、ほぐしながら食べるという感覚に移行した雰囲気』は、『ややトロリ感から遠くなった』という印象によるモノであったが、麺とスープの味の根幹は納得できた。
「シューマイ」のレビューで書いた『カタチが整ったコトにより、やや無難な感じの味に近づいてしまったように思わなくもない』は、今回の「牛ばらはん」にも言えるコトかも知れない。
「徳記」のように、全く別物だと感じるまではいかないのだが、やはり変わったという印象は拭えない。
何となく、時代の傾向に合っていると言えば、ソレまでかも知れない。
そういう意味では、この稿は、時代についていけないオヤジの戯言である。
何でも、昔が良かったと言い切るつもりもない。
もう少し通って今のスタンスに慣れれば、また違った感覚が芽生えるだろうか?
また、昔から食べているモノで安易に比較するからイケないような気もする。
次回は、「五目うまにそば」でも、挟んでみようか。
(文責:京夏終空、2021.4.14)
(346件/3.67)
横浜・中華街、香港路「海員閣」。【201st】
いろいろ変わって、僕の中の「海員閣」とは少々違ったが、やはり美味しかった。
前回レビューから6年以上が経過した。
その時の、〆のコトバはこう書いた。
『本来の僕なら、評価は「4.0」を超えるべき店だと思うのだが、どうしても…。』
1階、そろばんで会計してくれるお母さんの優しさ以外、一切の接客を感じるコトが無かった当店であるが、今回の訪問では、真反対に、過剰とも思える親切で丁寧な接客だった。
「徳記」も同様の変化を感じたが、「徳記」の場合、味わいも変わってしまって、僕の中の「徳記」ではなくなってしまったので、この店も?という感じで、やや不安な気持ちもあった。
外観は昔のままだが、1階の様子は大きく変わった。
帳場のようなお母さんの居場所も、お母さんもいなくなり、カウンター席などができていた。
あの昔の雰囲気は、全く無くなってしまった。
古民宿のような、あの海員閣には、もう出会えないのか。
2階の座敷席はどうなっているのだろう?
さて、最近の中華街ランチで、ずっと意識していた店ではあるのだが、この店は、しばらく店を閉めていたのである。
この香港路に来るたび、貼り紙を見ていたのだが、なかなか再開しそうな雰囲気がなかった。
この食べログで、マイレビさんから再開すると教えられ、その後も何度かタイミングを見計らっていたのだが、昼の2時間20分だけの入店時間のチャンス。なかなか機会が無かった。
いや、店前までは行くのだが、フラれ続けた。(泣)
その日、昼12時前、遠目に店前の行列がなかったので、意気込んだが、やはり満席。
時間的に開店1順目の客の提供前なので、15分~20分を告げられた。
でも、機会を失ってばかりだったので、その後できる行列の先頭の人となった。
「豚ばらそば」(950円)+「シューマイ」(500円) ―― 写真の通り。
シューマイからの提供。
以前よりも、俵型のカタチが整っている。
前レビューでは、象徴的にこう書いた。
『およそ「シューマイ」で画像検索をかけて、ズラッと並ぶ数々のウマそうなシューマイの画像から、どれが食べたいかを聞かれ、この店のシューマイを選ぶ人は皆無であろう。』と。
そうなのである。
この店のシューマイは、もっと不恰好だった。
そして、皮の包みも甘かった。
でも、極上に美味しかった。
勝手なイメージでは、カタチが整ったコトにより、やや無難な感じの味に近づいてしまったように思わなくもないのだが、ソレでも、美味しかった。
ジューシーさと対極にある感じの、肉のカタマリの本質は保たれている。
豚ばらそば、豚バラ肉の状況が、ややトロリ感から遠くなった。
たまたまなのか?
でも、味わいは良い。
麺とスープに馴染ませて食べるという感覚から、ほぐしながら食べるという感覚に移行した雰囲気。
麺とスープは、記憶の味わいで、何ら変わっていない。
芯の強さを感じる低加水のストレート麺に、醤油ベースの滋味深いスープ。
やはり、美味しい。
うん、やはり海員閣の味わいだった。
満足。
ごちそうさまでした。
度々ではあるのだが、30年近く訪問している数少ない店である。
続くときもあれば、大きく間隔が空くときもある。
度々書いているが、僕の中では、「聘珍樓」「海員閣」、そして今は無き旧「天外天」は、ちょっと特別な店だったのだ。
数ある横浜中華街の店の中で、他の店にも連れて行かれたりいろいろあったが、自分の中のホームのような感覚を勝手に抱いている店なのである。
(文責:京夏終空、2021.3.29)
(346件/3.68)
横浜・中華街の老舗「海員閣」。【201st】
別にそういう趣味は無いから、ツンデレの感じがどうも馴染まないのだが。
この店も古い。初めて訪問してからは20年位経過しているかと思われる。「美味しんぼ」で一気に有名店になった感はあるが、地元の人間に言わせると、その昔から「牛ばらそば」や「豚ばらそば」などは人気があったようだ。
味も、そこそこイイ。お店の雰囲気も好きだ。でも、ソロバンで会計してくれるお母さんのデレぇ~とした応対以外は、皆一様にツンツンしている感じが強い。まぁ、そのお母さんも、昔はツン側の役割を果たしていたのかと思われるが。
「豚ばらそば」(¥850) ―― きっと、コレが「豚ばらはん」と並び、この店の「ウマい」の原動力になっているのかと思われる。事実、ウマいと思う。牛バラは、どのお店でも、ある程度の一定レベルを超えてくるが、豚バラをココまでトロトロに柔らかくして安価で提供できる店は少ない。味付けもイイ。牛バラより八角風味は弱く、ある意味クセも少ない。
麺は、イイ麺だと思う。超低加水の中細ストレート麺。コシが適度にあり、芯の強さもある。ダラダラ食べても、意外に伸びない。僕自身も好みの麺である。東京・墨田区のラーメンの名店「ミンミン」の麺にもよく似ている。チェーン店系であえて言うと、やや「桂花ラーメン」の麺にも似ている。
「牛ばらはん」(¥950) ―― 僕は、個人的には「牛バラ丼」を、どの店でも好んでいる。この店の牛バラ丼は八角がやや強すぎる感じがするが、好みの問題だろう。肉の部位はやや劣る。あんの味付けは八角風味以外は良好だと思う。ラーメン丼ぶりにガッツリ白飯が入っている様は、見ただけで腹一杯になりそうな出で立ち。合わせられているチンゲン菜もイイ。ただ、どこか全体的なバランスが好みで無いような気もする。難しい。でも、総じてウマいと思う。
牛バラ丼は、ココ以外でもよく食べる。直近3ヶ月位の間で食べた「牛バラ丼」系の個人的な比較では、
①「天外天」「牛バラ丼(特別料理)」(¥1,050/時価)
②「聘珍樓」「牛バラあんかけご飯」(¥2,214)
③「海員閣」「牛ばらはん」(¥950)
④「龍城飯店」「牛バラ肉あんかけご飯」(¥850)
の順位。牛バラ肉の質で言えば、「聘珍樓」が飛び抜けてイイ。あんの味付けとの総合評価。但し①の「天外天」はメニューには無いので随時の提供が可能かどうかはわからない。また「天外天」はご飯がチャーハンになっていた。(詳細は、レビュー済み。)CPで考えると②と③は逆なような気もする。
「シューマイ」(¥500/4コ) ―― コレ、きっと見た目には「失敗作」だと思われても仕方ない。およそ「シューマイ」で画像検索をかけて、ズラッと並ぶ数々のウマそうなシューマイの画像から、どれが食べたいかを聞かれ、この店のシューマイを選ぶ人は皆無であろう。
ところが、である。お店のいかにも老舗らしいたたずまい、決して煌びやかな照明器具をも持ち合わせない昭和40年代の家庭の食卓のようなやや薄暗いテーブルまわり、そしてぞんざいな接客。2階の畳の大広間などは、押し入れから布団でも出てくれば、そのまま安いボロ民宿のような感じさえする。
この環境状態にあって、この「シューマイ」は活きてくるのだ。「聘珍樓」で出されたら、10人中8人以上が突っ返すであろうそのシューマイは、まさにこの店の象徴であり、逆に言えば、無くてはならないモノなのだ。
そのまま食らう。ウマい。カラシをつけて食べる。ウマい。醤油をぶっかけて食べるウマい。豚ばらそばに突っ込んで食べる。ウマい。そうなのだ、その硬い肉の塊は、どうやって食べてもウマいのだ。
ジューシーさなど持ち合わせない。皮もキチンと包まれていない。形に至っては、どう表現していいモノかわからない。真ん丸?円柱型?俵型?おにぎり型?……、いや、単なるバラバラなカタチをした肉のカタマリだ。
――― それが、何とも、ウマい。
接客以外において、僕は、この店が好きだ。接客においても、徐々に愛嬌が出てきた気もするが、過去において、かなりの経験をしたコトを察していただければと思う。その傷はまだ癒えていない。
本来の僕なら、評価は「4.0」を超えるべき店だと思うのだが、どうしても…。
(文責:京夏終空、2015.2.9)
(※写真は、後日掲載。)
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店名 |
海員閣(カイインカク)
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受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2023 選出店
食べログ 中国料理 EAST 百名店 2023 選出店
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
045-681-2374 |
予約可否 |
予約可 2022年9月より完全ワンオペにて【完全予約制】の【コース料理の提供】と【焼売土産の販売】の2業務のみ対応中です。 |
住所 | |
交通手段 |
横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街駅 山下公園口 徒歩4分くらい 元町・中華街駅から463m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
無し |
席数 |
40席 (1階:カウンター 10席 2階:テーブル席 30席) |
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個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 中華街近隣のコインパーキングを利用 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1936年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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続・「過去」でなく、「今」を見つめ、味わう。
前回同様、あえて、そういうスタンスで向かった日の食事だった。
コレも前回書いたのだが、30年近くも縁がある店を、そういう感じで見つめ直すのは難しい。
でも、そう決めたのだから、そういうスタンスで、今しばらくは通うコトになるだろう。
平日、ちょうど14時頃だったと思う。
1階で見る限りでは、先客2名、後客無し。
「五目うまにそば」(900円) ―― 写真の通り。
前回、コレが品切れで、「えびそば」にした。
今回は、入店と同時に確認してから着席する感じだった。
スープのベースの味わいは、「豚ばらそば」などと変わらない。
旨みがジワジワとくる感じの滋味深い海員閣のスープである。
ソレに、麺も低加水の細麺で芯の強さを感じる海員閣の麺である。
しかし、この「五目うまにそば」のあんは、甘さが極めて少ない感じで調理されている。
なので、ファーストタッチの雰囲気は、スープ自体が違うのかと思ったぐらい。
でも、底から湧き出てくる海員閣のスープの旨み、甘さが、徐々に活躍する。
まぁ、食べ方にもよるのだろうが、僕にはそう感じた。
そして、この「五目うまにそば」の圧巻は、具沢山なのである。
食い意地先行で、慌てて途中写真も掲載したが、どこがシャッターチャンスかわからないぐらい、底から底から次々と具材が出てくる。
エビ、イカ、豚肉各々たくさん、ソレにキャベツ、玉ネギ、サヤエンドウ、モヤシなどの数々の野菜たち。
そして、ナルトも3つは入っていた。
エビも前回「えびそば」同様、美味しい。
かなり美味しいと言ってもよい。
イカが、丁寧な包丁仕事がわかる腹身と、足身(ゲソ)もたくさん入っていて、この五目の華やかさを強く演出している感じもする。
あまりにもイカの出来が素晴らしいので、「いかそば」ってどこかに無いかな?などと考えたぐらい。
このあんの甘さが少ないのは、各々の具材の味わいの旨みや甘みを大事にしているからなんだと思う。
食べ進んでいる間に、そう勝手に納得して、より感動する。
うん、この「五目うまにそば」、スゴい。
美味しかったし、この具沢山で、かなりCPは良いと感じた。
満足。
ごちそうさまでした。
と、終わろうかとも思ったが、以前から気になっていたモノを追加注文した。
「杏仁豆腐」(400円) ―― 写真の通り。
説明書きを省略するため、お店の案内の写真を掲載した。
一から手作りだと云う。
滑らかさに秀でている状態で、味わいは、ホンモノ感を強く感じる。
キンモクセイのシロップは、そこそこ甘めなので、シロップが流れ込まないようにすくって食べてもみたが、かなり美味しいと思った。
うん、美味しかった。
気分が合致したときに、また食べたい。
今度こそ、ホントに、ごちそうさまでした。
最近入った感じの、お兄さんの適度な接客も好感である。
いろいろ丁寧で、親切だが、干渉と不干渉のバランスが良いと思う。
そういう意味でも、何となく、海員閣の「シーズン3」がスタートしているように思った。
雨の日、この「海員閣」の店前は、海になる。
海と言っても、浅瀬である。
海員、つまり、水夫ならば、これしきの浅瀬は何ら問題ない。
でも、親切に、浮き橋桁のような板が置かれていた。
(文責:京夏終空、2021.5.28)
(349件/3.66)