とにかく旨い！ : 横浜ラーメン 真砂家

　こんばんは、天反ぢいです。
　土曜日には、みなとみらい、赤レンガ倉庫に行ってきました。先日TV「新美の巨人たち」で赤レンガ倉庫が取り上げられました。途中から見ましたが、1号館が2号館の半分なのは、関東大震災で損傷したせいなんですってね。とにかく商業施設として現在は利用されていますが、せせこましい店舗が入っているだけでは、うまく活用しているとは言えないのでは？と思いました。ワタクシが初めて来たのは、2001年横浜トリエンナーレ第1回の展示会場としてです。現在も1号館、2階、3階は展示会場のようで、今はどこかの大学の卒業制作展？で、入場料無料なので入ってみようとしたら、コロナ対策でなにか登録しなければならないということで、やってみるとスマホのアプリをインストールしなければならないようなのでやめました。コロナとは言え、赤レンガ倉庫の人出はそれなりにあります。何も買わず、何も食べずに退散。
　そのあと向かったのが、館内のこちら、真砂家さんです。前に一度来たことがあります。真砂家さんは、田上家出身らしいです。ということはまあ王道家の系譜にあたるのでしょう。

〇2021年2月12日(土)午後2時半ごろ訪問
　お店はJR関内駅前のセルテというビルにあります。そこの6階は「関内ラーメン横丁」があり、ラーメン店が数点入っています。その中に真砂家さんがあります。
　着いた時お店は、カウンター席はほぼいっぱい、メニューを選ぶため、次に来た方に先に譲って、食券を買います。

・ラーメン並 750円
・のり 100円
・ライス 100円

　に結局します。お店に入ると、カウンター席はちょうど埋まったところ。2人掛けのテーブルには通してもらえず、外で待つようにと。外に待ち席が二つ。よく見るとカウンター席は、通路側の椅子がなく、外に出してありました。そのうち、店員さんが出てきて、そこに椅子を入れました。
　そこに招き入れられてやっと着席。その後もお客さんはこの時間にもかかわらず、ぽつぽつ来られ、テーブル席もふさがったようです。
　お好みは、油多めでお願いします。前回はしょっぱすぎで、味うすめにしようかとも考えましたが、変わっているかも。麺も硬めでお願いしたら硬すぎでしたので、今回は指定しません。

　それでも、結局トータル10分ほど待って、ライス、そしてラーメンがやってキタ。
　のりは増して10枚でした。チャーシューは大判のが1枚。みずみずしそうなほうれん草が載っています。輪切りネギも結構いらしてあります。
　いただきます！
　　
〇スープ
　レンゲで一口、いや驚きの旨さです。濃厚な味です。豚骨感が非常に強く、それでいてバランスも良い。もちろん、醤油の主張はきちんとありますが、以前ほどは醤油先行型ではありません。昔は、しょっぱすぎるほど醤油が効いていて、豚骨感はどちらかというと浅炊き型だったように思います。なるほど王道家の系譜だと納得したものでしたが、ずいぶんとバランスを変えたものです。このバランスは前日食べた皇綱家さんと非常に似ています。
　あ、鶏油はそれほど多くありませんでした。風味は良かったと思います。スープの方に気を撮られてしまいましたが。
　少し多めに散らしてあるネギは、風味を感じます。ちょっとそばみたいにシャキッとします。いい感じです。

〇麺
　店内に麺箱が置いてありましたが、製麺所名が隠れる置き方でした。前回来たときはたしか、三河屋製麺の麺箱だったと記憶しています。麺者 雄さんは店外にも店内にも三河屋製麺と書かれた麺箱がありますが、そこと間違ったわけじゃないはずです。だっていかにも三河屋の麺でしたから。
　かためを指定しなくても、わりと硬めの仕上がりでした。この食感、確かに三河屋製麺と一致すると感じました。なかなかむっちりとした小麦感ある、断面長方形の太目のストレート麺です。色も若干黄色っぽい。表面が、独特のツルツルでないちょっとざらっとした感じです。まあ、食感は茹で方で変わりますが。

〇具
　チャーシューはロース肉ですね。わりと白っぽく弾力たっぷりで、大判ながら、薄めのいかにもスモークチャーシューという感じで、実際スモーク感がきちんとあります。前回はほとんど感じられませんでしたが、今回はよいバランスです。おいしいです。
　ほうれん草は、軽く湯がいた程度ですが、硬くはない、上質のものですね。黄金家さんのほうれん草と双璧ですね。でもこちらはちょっとえぐみが感じられます。大したことはありません。ほうれん草らしくておいしいですね。トッピングだと200円です。
　のりは増して10枚、7枚100円ですね。ちょっと小さ目のような気がします。ちょっと薄めかも。そしてちょっと弱く、スープに溶けそうな感じ。海苔巻きはできますが、口の中でとろける感じですね。でも味は決して悪くありませんし、とろけて味を強く感じます。

〇ライス
　茶碗に軽く一杯で、100円では標準的な量ですかね。ちょっとだけ硬めに炊いてあり、なかなかラーメンのお供には好適です。わりとつやがあり、おいしいです。

　ちなみに、卓上には、豆板醤、おろしニンニク、おろしショウガと、千切り生姜があります。王道家印じゃないですけど。

　というわけで、こちらもハイレベルな一杯でした。
　最近おいしい家系ラーメンにあたりまくっていてうれしいです。なんか、地道にクォリティを追求するとこういう味になるのか、と納得してしまいます。
　ごちそうさまでした。

　いやー、家系って、ほんとーにいいですね。では、さいなら、さいなら、さいなら

　こんばんは、天反ぢいです。
　昨日は、また港の見える丘公園に行ってきました。別にガンダムを眺めに行ったわけではありません。先初めのバラはきれいでした。そして遅い昼食に選んだのはこちら、真砂家さんであります。マイレビさんによりますと、何やら田上家さん、出身とか。なかなか高評価なこちらのお店、どのようなお味でしょうか？

〇2021年4月24日(土)午後3時過ぎ初訪問
　食べログを見ると、お店からのメッセージが載っています。お金払ってますね。
　セルテには横浜スタジアム方面から入ります。エスカレーターに乗って6階へ。おお、お店がありました。券売機は通路に面しています。見るとちょいとお高めの値付け。でも昨今このくらいは普通です。が、トッピングを見ると、ほうれん草200円、キャベツ150円とお固め。国産野菜とのことです。ワタクシのセレクトは

・ラーメン中 850円
・ホウレン草 200円

　であります。本当は時節柄キャベツにしたかったのでありますが券売機は×のじ点灯。
　初めてなのでわかりませんでしたが、硬め、多めでお願いしました。（こちらは「硬め」表記）。
　店員さんは男性お二人のようです。この時間ほかのお店の店員さんが廊下に出ていたりしてましたが（中休みですかね）、真砂家さんはこちらのお二人のようです。先客3名様、後客1名様で、空いていたのは拍子抜けです。

　さて、ラーメンがやってキタ。
　醤油色のスープ。王道ですね。ほうれん草が増しているにしては少な目に感じました。
　いただきます。

〇スープ
　おお、旨い。醤油先行豚骨、鶏がが支えているような感じです。鶏油もいい感じですね。
　でもやっぱりしょっぱい。麺を食べ終えると、飲み干すのに困難を感じます。千切り生姜を投入して、さらに酢も投入していただきました。ありゃ、すし屋のガリ風になった？

〇麺
　三河屋製麺さんの麺ですね。このお味、歩輝勇さんでおなじみ。でも、硬めでかなり硬め。歩輝勇さんではここまで硬いのは食べたことはありません。
　三河屋さんの麺もやっぱり独特で、モチモチではなく、しなやかです。食感が独特です。うまくお伝え出来ませんが。家系ではありませんが、雅楽さんも三河屋さんでした。
　次回はふつうでいいと思いました。

〇具
　チャーシューは、大判、薄めでしなやか。いかにもスモークしてありそうでしたが、スモーク感がありません。田上家さんのような感じのものをきたいしてましたが。
　ほうれん草は、これはおいしいです。もともとのほうれん草の質がいいのですね。軽く湯に通しただけの感じですが、えぐみは一切なし。軸の部分など生感があるんですけど。これは黄金家さんに匹敵しますね。タイプは違いますが。
　のりは何か味にくせが感じられます。でも悪いくせじゃありません。この感じ久しぶりなような。

　というわけで、大変ハイレベルな一杯でした。田上家さんは直系インスパイアと言われてますが、ワタクシ、総本山吉村家さんに近いと感じました。でもこちら真砂家さんはむしろ、王道家グループのとらきち家さんに近い感じがします。でもとらきち家さんの方が、豚骨強めです。こちらはそれに比べるとライトな感じもします。

　ところで、このビルには、昔元住吉にあったナルトもメンマもないけれどさんが入っていたと思いましたが、しらべるとまた移転のようです。結局縁がなかった。
　お店をでて、セルテのJR関内駅側の出入り口に向かうと、あ、体温測定装置が設置してあります。そういうことなんですね。ワタクシ裏口入店で測定してません。
　はなしがそれましたが、

いやー、家系ってほんとうにいいですね。では、さいなら、さいなら