無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
045-264-4951
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
トントンマンさんの他のお店の口コミ
武蔵野アブラ學会(神田、岩本町、淡路町 / 油そば・まぜそば)
おにやんま(日本橋、茅場町、三越前 / うどん)
ベーカリー バンク(茅場町、日本橋、人形町 / パン)
おひつ膳 田んぼ(南新宿、代々木、北参道 / 日本料理、おにぎり、うなぎ)
SHOKUNIN YOYOGI(南新宿、代々木、北参道 / パン、カフェ)
酒と魚 海神-UMIGAMI-(神保町、新御茶ノ水、竹橋 / 居酒屋、海鮮、日本酒バー)
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
マリン ベーカリー(MARINE BAKERY)
|
---|---|
ジャンル | パン |
予約・ お問い合わせ |
045-264-4951 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
元町・中華街駅から272m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席数 |
14席 (店内席6席+テラス席8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2019年12月19日 |
備考 |
テラス席はペット同伴可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
横浜・元町や石川町周辺というのは、横浜中華街のお膝元でもあり、日本でも有数のグルメスポットに数えられると言っても過言ではないと思いますが、ベーカリーという視点で見るとあまり盛んな土地柄ではありませんでした。
ウチキパンやポンパドウル元町本店といった老舗はあるものの、ただそれだけという感じだったんですよね。
確かに中華料理とパンと言うと、組み合わせとしてあまりフィットしない感じもしますのでしかたないのかもしれません。
しかし、その常識がここに来てかなり崩れ始めています。
これは、日本におけるベーカリーの発展が現在進行形で、新型コロナウイルス禍に見舞われた今も盛んである(テイクアウトブームが後押ししたこともある?)ことが大きいのですが、加えてここ数年は、高級食パンブームがベーカリーの発展を後押ししているといった面も挙げられると思います。
そんなことで、長らくベーカリー不毛の地だった当地にも新しいベーカリーが次々とオープンする状況に至っているんですね。
そのきっかけとなったのは、2014年(平成26年)12月に中華街エリアにオープンした「のり蔵」だったのではないかと私は思っています。
次いで、2015年(平成27年)7月には、藤沢から殴り込みをかけてきた「エコモ ベーカリー ヨコハマ モトマチ」が元町プラザの2階にオープンしました。
これら2店は、オープンから5〜6年といったところですが、脂が乗り切っている頃と言ってもいいと思われ、のり蔵は北海道産小麦と和食材の多用、そしてエコモベーカリーは、自然派志向の身体に優しい素材へのこだわりということで差別化を図りつつ成長しており、いずれも食べログパンEAST百名店2020にランクインしていますね。
その後、この地でのベーカリーのオープンは、さらに加速する段階に移行してきたように思えます。
具体的には、2018年(平成30年)には、JR石川町駅の南口側に「よつばベーカリー」がオープンしましたし、翌2019年(令和元年)からは、新出店の流れはさらに勢いを増し、11月には、大阪発の食パンの人気店レブレッソの支店「(レブレッソ 横浜元町店)」と「オート ウー」が元町エリアに相次いでオープンします。
更に2020年(令和2年)に入ってからは、5月9日に石川町のリセンヌ小路にご夫婦で営まれる「ハマブレッド」がオープンし、5月23日にはハイアットリージェンシー横浜の開業と合わせ、ホテル内ショップとして、食パンとケーキをメインに据えた「マーケット」もオープンしています。
ベーカリーの過疎地だった土地が、ここ数年で、一転して激戦区に変貌したと言ってもいいと思います。
当店も、2019年12月に山下橋の近くにオープンしたベーカリーカフェで、その名もそのものずばりのマリンベーカリーですね。
オーナーの佐々木正治さんは地元・横浜元町のご出身。
大魔神と名前のイメージが似ているのも面白いですね。
佐々木さんは、大阪あべのの辻調理師専門学校を母体とする「辻グループ校」のひとつである、「エコール・キュリネール国立 」の辻製菓専門カレッジを卒業した後、元町発祥の横浜ポンパドウルに10年間勤務します。
その後、サンジェルマン、メゾンカイザー、ドゥマゴといった名だたる名店での修業を経て独立し、当店をオープンしました。
お店のコンセプトは「フランスを感じることのできるパン屋」というもの。これは、お店をオープンした2019年が、横浜市とフランス・リヨン市の姉妹都市連携60周年のアニバーサリーイヤーであったことから決めたんだそうです。
この日は、あまり空模様は芳しくない日だったのですが、桜を楽しむには外せない日でもあり、横浜中華街でランチをとる計画にしました。
午後からの雨予報もあり、少し早めに元町・中華街駅に着いてしまったので、ランチの前に翌日の朝食用パンを調達しようと当店には11時前にやって来ました。
元町・中華街駅の5番出口から出て、山手迎賓館や港の見える丘公園の麓を経て山下橋方面へ歩くこと200m少々、メガドンキの先の角地に当店はあります。
予報より早く雨が降り出してきましたが、店頭のカフェテラス(庇あり)では若いカップルが1組寛いでいるところでした。
店内は、入った正面壁際と窓際にそれぞれ2段の棚があってパンが並んでいます。
看板商品のバゲットは@280円(税抜き。以下、同じ。)、クロワッサンは@230円とお値段はやや高めの設定と思えます。
それでも、ハード系、食事系、ヴィエノワズリー系となかなか豊富や品揃えです。
特にクロッカンとクイニーアマンという私の好きなパンが二つとも揃っているのはありそうであまり無いだけに目を引きます。
購入したのは、以下3点になりました。
・ビーフカレーとじゃがいもの焼きカレーパン@240円
・塩バターパン@190円
・大納言(ネコのしっぽ)@330円
小計760円
消費税(端数切り上げ)61円
合計821円
比較的安価な塩バターパンを含めて平均単価@274円ですから、かなり高めのお値段だと思います。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
ビーフカレーとじゃがいもの焼きカレーパンは、レンジで20秒チンした後、600Wのオーブンで4分間加熱していただきました。
ライ麦の全粒粉をライサワー種で発酵させた生地にじゃがいもを練り込み、ビーフカレーを包んで焼き上げた焼きカレーパンです。
ひと捻りあるパン生地がとても美味しいですし、カレーフィリングもじゃがいもがゴロっと入っていて、結構スパイシーな風味。
なかなかレベルの高い焼きカレーパンだと思います。
塩バターパンは、レンジで15秒チンした後、600Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
じゃがいも入りのもっちり生地に有塩バターを包み、ヒマラヤ黒岩塩をトッピングして焼き上げたパンです。
今はやりの塩バターパンですが、じゃがいもを使用することで生地にアクセントを与えており、並みの塩バターパンとは違うぞという作り手の意欲みたいなものも感じますね。
とても美味しかったです。
大納言(ネコのしっぽ)は、低温長時間熟成のフランスパン生地で大納言を包み込んだものです。
もちもちの生地は、バゲット作りのレベルの高さを感じることが出来ますし、大納言もたっぷり入っており、美味しいのですが、やはりこのパンは、330円+税=356円というお値段がネックでしょうね。
かなり高級なパンも買える価格帯で、比較的クラシックな感じのする大納言フランスですので、この点は引っ掛かります。
全体にパンのレベルについては、しっかりしたものを感じることができ、激戦区と化したこのエリアでも十分に存在感のあるお店だと思います。
オシャレなエリアにフィットした店作りもさすがですね。
ただ、テイクアウト店として考えた場合には当然コスパは無視できないので、この点で、他のベーカリーと比べて比較優位があるとまでは言えないですね。
とは言え、店名もさることながら、これからの横浜の名物ベーカリーになっていく可能性を秘めたお店だということはよく分かりました。