たかさご家系譜の旨い店 : かわむら家

　こんばんは、天反ぢいです。
　5月4日は、たかさご家関内店のあと、かわむら家に行きました。
　かわむら家さんは、たかさご家出身ですね。弐七家さんもそうで、かわむら家さんの店頭には以前は、弐七家と書かれた麵箱が置かれていました。

〇2023年5月4日(木)午後2時15分ごろ訪問
　この時間は空いてますね。先客一人、後客一人かそのくらいでした。まずは、食券を買います。

・キャベツラーメン（並）900円
・味玉 100円

　前回訪問が2021年だったようで、さすがに値上げされています。デフォルトラーメンは800円。ちょっと目を惹くのが、トッピングにパクチーや青唐辛子醤油漬けがあること。ただし、両方とも×で今はないようです。

　店内カウンター席のみ、厨房前とその延長、反対側の壁側にもいくつか席があります。奥側のカウンター席一番左に座りました。店内広くはなく、そのせいか、卓上の奥行きが狭いのがちょっと不便です。

　この時間、店主のワンオペでした。券売機に「鶏油不足のため、油多め中止」の掲示があったので、お好みはかためだけでお願いしました。店主はいつものように、ときどき巨大えんま棒で大寸胴をかき回しています。麺はテボ茹でです。

　5分ほどでラーメンがやってキタ。
　チャーシュー1枚、ほうれん草が結構多め。キャベツのそれなりの量、海苔が3枚、それに味玉です。

　いただきます！

・スープは、たかさご家よりも豚骨感が強いですね。でも、ざらつき感もなく、素直なバランス型です。醤油感はほどほどです。何か、味というか、コクというか、その感じがたかさご家を思わせるところがやっぱりありますね。おいしいです。鶏油はわりと多めでしたが、風味は強くありません。

・麺は、断面長方形っぽい、結構太目の中太麵です。そして、結構強く縮れが入っています。モチっとした食感で、ぎっしりとした感じです。丸山製麺(株)の麺らしいですが、たしかにそんな感じです。そして、麺リフトをしようとすると、ばらばらと箸から落ちます。なぜかというと、やっぱり短いんです。10cmないんじゃないかという感じです。食べやすいんだか、食べにくいんだかよくわからない感じ。

・チャーシューは、家系よくあるタイプの肩肉ですが、わりとしっかりしていて、弾力も割とあり、食感よいです。味付けはほとんど塩味。

・ほうれん草は、クタっておらず、食感よいですが、やはり、えぐみはなく、味は抜けている感じがあります。しっかり絞ってある感じ。結構多めで嬉しいです。

・キャベツは、軽く茹でてあるのか、少しだけしなっとしていますが、歯ごたえは良好。甘みがあり、おいしいですね。

・海苔は、ざらっとしていて、少し薄目かもしれませんが、味はまずまず良好な感じです。

・味玉は、黄身トロです。薄茶に色が付いていていますが、味が黄身まで届いていない感じで、なんか半熟卵の感じ。

　というわけで、結構旨みとコクのあるスープと力強いスープでおいしかったです。
　ごちそうさまでした。

　いやー、たかさご家系もやっぱりいいですね。ではまた。

　こんばんは、天反ぢいです。
　昨日は、また山手に行ってきてその帰りに今度は、こちらかわむら家さんに行ってきました。ワタクシはよく知りませんが、マイレビさんたちによれば、こちらたかさご家の系譜とか。弐七家とも関係があるらしいようです。店頭のオブジェ状態の麺箱には「弐七家」と書いてあります。

〇2021年11月6日(土)午後1時半ごろ訪問
　ワタクシ、こちら3回目の訪問。まだ、昼時のうちなので、お店にはお客さんがそこそこ入っています。ワタクシが入った時は、空席もちらほら。でも入れ替わりお客さんがやってくるようです。女性店員さんに、一番奥の席に案内されました。前回はアルバイトらしきの若い子でしたが、今は中国系の方です。言葉になまりがあります。厨房内は店主一人です。ワタクシ、カメラ2台ぶら下げてたので、驚かれたかも。
　買った食券は、

・醤油豚骨(並) 750円
・のり 100円
・ライス 100円

　ちょっと値上げしてますね。
　かため、多めでお願いしました。ライスにキュウリの漬物を載せるかきかれました。一応、お願いしました。
　店内、変わってませんね。ここのカウンター席は、テーブル麺の奥行きがちょっと狭い。店内狭いのでスペースを節約でしょうか。席の間隔は割ととってあります。パーティションはありませんが。店主は時々大寸胴をかき混ぜています。昔と同じ風景ですね。

　やがて、ライスとラーメンが同時にやってキタ。
　海苔はして8枚。5枚で100円ということです。ほうれん草は多めでウレシイ。チャーシューはモモっぽいですね。
　
　いただきます！

〇スープ
　鶏油は多め。風味もあるみたいです。スープが強いとわかりにくくなりますが。
　バランス型と言ってよいのかもしれませんが、ちょっと豚骨が強いかも。バランス型にしては、醤油も少し強いかもしれません。現在のたかさご家さんとは結構違いますね。以前食べた時はどうだったかよく覚えてませんが、系譜を感じるとか書きましたけど、ちょっと訂正かも。

〇麺
　ちょっと太めの中太麺。長さがちょっと短めですね。形容が難しいですが、むっちりした食べ応えのある麺です。　マイレビさんによれば、弐七家と同じく、丸山製麺の麺だそうです。ワタシはこのタイプ他では食べたことがありません。（弐七家さんも未訪）

〇具
　チャーシューは、わりと硬めです。脂身がほとんどありません。やっぱりモモ肉でしょう。身がしまっています。小さ目ながら厚めで、強い食感。噛むと繊維に沿ってちぎれます。
　ほうれん草は、多めですね。比較的硬めです。えぐみなどはありませんが、みずみずしくもないです。
　のりは、かなりしっかりしていて、厚めで、大きめ。表面ツルツルです。そのため、スープになじみにくく、海苔巻きライスが薄味になってしまいます。味は強くはないですが、ふつうにおいしいですね。

〇ライス
　うまく炊けていておいしいです。量は小ライスというよりは多めです。海苔が海苔巻き向きじゃなかったので、余りました。漬物付けてもらってよかった。

　ごちそうさまでした。
　家系ラーメンにもいろいろなベクトルがありますが、ここかわむら家さんもやはり、個性があっていいですね。
　いやー、家系って、ほんとうにいいですね。ではまた。

こんばんちは、天反ぢいです。
　昨日は会期終了間近の横浜トリエンナーレに行ってきました。
　その前に、家系にでも、と思いましたが、みなとみらい近くにはありませんので、関内のこちら、かわむら家さんに行きました。不覚、JR関内駅は伊勢佐木モール入り口とずれているんですね。ちょっと遠回り。でも開店直後に着きました。先客は3名様。
　食券を買います。前回もですがやっぱりキャベツラーメンにします。味玉もつけました。

・キャベツラーメン 850円
・味玉 100円

　店内、カウンター席のみですが、このカウンター奥行きがちょっと狭いです。不都合はありませんが。かため、多めでお願いします。
　店員さんは、大将と女性店員さん一人。
　大寸胴を、えんま棒で時々かき混ぜています。麺はテボ茹でです。
　やがて、ラーメンがやってキタ。
　キャベツたっぷり、ほうれん草も多め。チャーシューは小さ目ながら厚め。
　いただきます。

〇スープ
　鶏油は多め指定で、しっかり多め。風味を感じますが、それほど強くはないです。
　開業からほどなかった前回は、なんか中途半端だと感じましたが、ワタクシが浅はかでした。たかさご家系譜のお店に何度か行きましたが、やはりここも系譜を感じます。でも、前回よりこなれた、というか幾分マイルドに感じました。でも旨味たっぷり、系譜ならではのコクを感じました。おいしいです。

〇麺
　ぷりぷりですね。おいしいですね。断面少し四角っぽい中太麺。いい感じです。テボ茹ででも平ザル上げのようなつやつや感。お湯はぐつぐつしてました。でもやっぱり短め。抵抗なく取れます。
　表に弐七家と書かれた麺箱がありましたが、kiku師匠情報では弐七家さんの麺は丸山製麺さんで、ここもそうだろうとのことです。標準的な丸山麺よりぷりぷりに感じます。

〇具
　チャーシューは家系標準的な感じですが、おいしいです。肩肉でしょう。
　ほうれん草は見た目よりみずみずしく、エグミなく、おいしいです。
　キャベツはたっぷりですね。ほどよく柔らかくなっていておいしいです。
　味玉は黄身と白身の一部までトロトロです。色がわりとついてますが、味は控えめで、おいしいですね。
　
余談：食券を出して、厨房側のカウンター席に着こうとしましたが、女性店員さんは反対側の席にお冷を置いて、こちらへどうぞって。先客の3名様も奥の席から詰めて座っていました。店員さん融通が利きません。大将も苦い顔。言われたとおりに接客をこなしているのでしょうが。そういえば前回も、大将は若い女性店員さんに小言を言っていました。今度の店員さんは、中国系のようで、先客のお客さんのお一人と、親しげに中国語でお話ししてました。いや感じはいい人なんですが。

　いやー、家系ってほんとうにいいですね。では、さいなら、さいなら、さいなら

ってまた余談ですが、トリエンナーレ、写真撮影は基本的にOKです。まあ、現代アートで、作品自体には、まだこれっぽっちも価値はこもってないのでしょう。ウォーホルだって、作品発表時には、撮影禁止じゃなかったのでは？現代アーティストは、作家と作品と鑑賞者の関係に、問題を突き付けたりしますね。撮影禁止のものも一部あって、よく見るとその理由がわかりました。もー。

〇2018年7月8日(日)午後3時ごろ初訪問
　こんにちは！皆さまのレポーター天反です。今日も関内に来ています。伊勢崎モールですね。ちょっとだけおしゃれな通りですね。これからうかがうのは、そう、かわむら家さんです。今日も暑いですね。でも熱いラーメンをいただきます。
　着きました。店は新しいですね。開放的ですね。ドアも開放。カウンターは奥行きがありません。狭いのでしょうがないのでしょう。さて、ワタクシのチョイスは、

・キャベツラーメン(中) 900円

です。さすがにこの時間、空いてますね。食券を女性店員さんに渡して、固め、多めでお願いします。お冷を汲んで、厨房側の奥側に座ります。女性店員さん、ノリが悪くて、大将に怒られてます。
　さて、作業を拝見しましょう。お、大寸胴をエンマ棒でかき回しています。キャベツをデポに入れました。どうやら製造開始です。麺もデポに入れて先にお湯に投入、キャベツも投入、キャベツ茹で時間は1分強でしょうか。お、いつの間にかどんぶりにスープが張ってあります。麺を入れ、キャベツを入れ、チャーシュー、海苔をトッピングして完成。早いですね。
　いただきます。

〇スープ
　レンゲでスープを一口。油は確かに多めですが、すごく多めじゃないです。風味はそれなりにあります。おお、おいしいです。豚骨+鶏がら系でしょう。醤油はきつくありませんが、それなりに主張してますね。でも、なんというかコクが足りないような。あと一歩ですごくおいしくなる気がします。ちょっとだけおろしにんにくと豆板醤を入れてみました。豆板醤は中瓶と小瓶がありましたが、色が若干違いますが、両方豆板醤みたいです。

〇麺
　まず感じたのは、短か～。ワタクシこんなに短い麺、食べたことありません。キャベツの下から引っ張り出そうとしたら、すっと抜けます。太さは家系標準くらいですが。固さはちょうどいいです。モチモチではありませんが、もっさりというほどではないです。先輩レポーターの方によれば、丸山製麺らしいですが、なかなかおいしいです。そういえば昨日食べたみさきやさんに似ている気がします。

〇キャベツ
　おお、ちょうどいい固さですね。甘みも感じます。これはおいしい。量的にもこんなものでしょう。

〇その他具
・チャーシュー
　時々見かける、柔らかくて味付けなしのタイプ。くずれますのでスープに漬けて食べましょう。
・ほうれん草
　なんか、家庭で茹でた味がします。うーん、なんでだろう。新鮮な感じです。えぐみはありますが。
・海苔
　大判3枚です。極上というわけではありませんが、風味があります。なぜか食べごたえがあります。1枚口に入れると、口に一杯広がる感じがします。

　食べているうちに、他のお客さんはみな帰ってしまわれました。かわむら家さん、中休みなしなのがワタクシにはとってもよいのですけど、お客さんが中休みなってしまっては... 大将も人待ち顔で外に出ます。それから、女性店員さん、後ろに立たないでね。気になります。
　きっとまた来ます。では、さいなら。