煮干そばclassic(境港産片口＋長崎産鯵)＋うずら味玉＆【限定】鮑の肝そば(ハーフ)＆ストーンクラブそば(ハーフ) : 丿貫 福富町本店

丿貫と書いて【へちかん】と読むみたいですね

珍しい読みなんで検索かけてみると、どうやら約４５０年前の戦国時代後期から安土桃山時代にかけての伝説的な茶人で千利休とも親交のあった方みたいです

豊臣秀吉主催の茶会で、朱塗りの大傘を立てて人目を引いて諸役免除の特権を得たらしいです

朱塗りの大傘って、オシャレな茶屋で見かけるアレですよね？こんな時代からずっと今まで受け継がれているんですね

と、この店のラーメンには全く関係ない話なので元に戻します

場所はＪＲで言うと桜木町と関内の間、京急で言うと日の出町が最寄りの駅です

行けないことはないですが、さすがに神奈川県なんでチャリでは行きません
年に１０回乗るかどうかの電車で行きました

今回は桜木町から徒歩で行きました
野毛小路を通り、大岡川の桜並木を横目に橋を渡った所にある大きな公園の近くにありました

初訪問なんで開店前の下見を済ませて周りをブラブラすると、結構刺激的な夜のお店が多い中にあるんですね(^◇^;)

看板もないし、開店前だと何処がお店がわかりづらいですね

開店２０分前に再度戻ってみると、お店の近くの大きな駐車場に行列がありました

どうやら、お店の前には並ばずこの駐車場の壁伝いに行列を作るみたいです

初訪問で日の出町側から行くと、死角で駐車場に気づかないかもしれないので要注意ですね

先客８名、その後もドンドン人がやってきます
思っていた以上に人気店だったんですね

並んでいる間に、前の人から本日のメニューをバトンリレーしていきます

これで本日のメニューを確認するんですね
連食大歓迎の文字がうれしいです
店内にもメニューはあるので、そう急いで決めなくても大丈夫です

開店し、駐車場にいるお客さんを店員さんが店内に誘導します

おおっ、ラッキー❗️ギリギリ１巡目でしたo(^o^)o
お店の流れがわからなかったので、２巡目の先頭だけは避けたかったのでツイてます

しかも、店内カウンターは一直線で８名で９人目はＬ字に曲がり一人席
これまたラッキー❗️周りに気を使わないので、連食予定のわすにはうってつけの席です

券売機はなく、こちらのお店は注文制
店員さんが順番に注文を聞きにきてくれます

とりあえず初心者向けと書いてある煮干は頼むとして、鮑か蟹で悩んでいると下の方に麺半玉のハーフなる文字がありました

おおっ、これなら両方頼んでも楽勝だ
結局、３種類全部頼んじゃいました(^◇^;)

さすがに金銭的な問題もあり、和え玉までは制覇しようという気力も財力もありませんでした

手際よく調理されていきますが、９番目なのでソコソコ待ちます

１番目の方が完食し帰られてからの着ドーン！

一杯目の煮干は、スープが黒々しています
だが、ここである疑問が…あれ？トッピングのうずらが乗ってない！
確か事前確認の写真では、一緒に盛り付けられていたよなぁ
初めての店で言いづらいですが、うずら乗ってないですよぉ〜って言うと別皿で提供されて出てきました

事前確認の写真では３個みたいでしたが、４個あるので入れ忘れのお詫びなんですかね？

今回は、指摘して大正解の巻でした

さて、お味は…

まずはスープ
黒々したスープは、意外とあっさりしています
あっさりと言っても、飲みごたえの話で煮干の味わいはふんだんにします

塩気も強くなく、煮干のエグさも感じられずかなり飲みやすいです

一般的に食べる煮干ラーメンとやや味の系統が違く感じるのは、鯵の味わいが強めなんでしょうかね？

他の二点と比べると、当たり障りのない確かに初心者向けですね

麺は低加水の細ストレート麺
固めの茹で加減が絶妙で、食感がよく好みです

うずら味玉は、逆にやや濃い目の味付け
美味しいですが、塩気が結構キツいです

肉と呼ばれるレアチャーシューは、キレイな色をしていて美味しいです

二杯目はハーフサイズの蟹です
ストーンクラブ、何やら聞きなれない名前ですね
検索すると、どうやらフロリダ辺りの爪の大きな蟹みたいですね

さて、お味は…

まずはスープ
オレンジ色のようなやや赤みがかったスープは、蟹の旨みが満載です
もっとしょっぱいのかと思っていたのですが、こちらもあっさり系で飲みやすく好みです

スープが少ないのは、ハーフで麺半玉なのでその分カサ増しできてないのか？もともと少なめなのかはわかりません

麺は同じく固めに茹でられた低加水の細ストレート麺でした

こちらにも肉は付きますが、付け合わせは煮干が玉ねぎだったのに対して蟹は小ネギでした

１巡目の皆さんが帰る中、一人残るわす(^◇^;)

三杯目のハーフサイズの鮑の肝そばを頼みます
鮑の肝と言えば、結構癖のある食材ですね
あの苦味をどう旨みに変えているのか興味津々です

最初にうずらないよぉ〜って言った時にはギクシャクしていた店員さんとも徐々に打ち解け、接客にも笑顔が増えてきました

若い店員さんなんで、笑顔が爽やかですね

初来店なのに、三杯目にはうずらのサービスをいただきましたo(^o^)o
お心遣いありがとうございますm(._.)m

肝の黒みがかった緑っぽい色が印象的ですね
まさに、肝って感じです

さて、お味は…

まずはスープ
色合いからしてドロッとしているのかと思いきや、やっぱり意外とあっさりしていて飲みやすいです

しかし、肝の味がものすごい押し寄せてきます
肝特有の苦味もありますが、旨みの方が勝っているので苦味はちょうどいいアクセントです

こちらの麺も同じく、固めに茹でられた低加水細ストレート麺でした

具はなく、小ネギが添えられているだけで麺とスープのみを味わう仕様になっています

あまりの美味さに、三杯目ながらあっさり完食

いやぁ〜、大満足ですね
そう頻繁に来れる場所ではないので、ハーフサイズがあるのがありがたいです

まだ和え玉行けそうでしたが、さすがにこれ以上頼むと行列できてるので単なる営業妨害にしかならないから次回にとっておくことにしました

後会計なので、店舗奥にあるレジに行って精算します

帰りに駐車場の前を通ると、相変わらず２０人くらいの行列がありました
ずっとこんな状況なんですかね？
早く行ってよかったぁ

弘明寺にも店舗があるようで、こちらは違うラーメンあるらしいからこちらもいつか訪れたいですね