どこか懐かしい味でありながら、どこにもないおいしいラーメンでした。 : 地球の中華そば

ラーメン百名店のこちらへ。
加齢に伴い、今では滅多にラーメンを食べることはないけれど、無性に食べたくなったもので。
駅からも遠く、不便な立地ですが、いつも行列ができているお店で、あまりの行列に断念したこともある。
ランチタイムを外しての訪問だったので、行列ゼロ。
店内は、先客1名とすんなり入店できた、こんなことは初めてだ。
普通の醤油ラーメン９００円を。
細麺か平打ち麺かを選択できるようで、細麺を。
5分くらい待って着丼。
きれいなフェイスのラーメン。
スープは鶏と魚介系の旨味がじわっーと口の中に広がる。
おいしいなあ。
つくづくうまい。
麺は柔らかいけれども、こしがあり、するするとすすり、飲み込める。
叉焼は少し硬いが、味が染みて、かみしめることが心地よい。
どこか懐かしいラーメンなのであるけれども、それが全てハイクオリティなのである。
久方ぶりのラーメンですが、とても美味しく頂きました。

同じお店を何度も訪問するようになっております。
しかし、新しいお店を訪問し、失敗するよりも安心できて満足感に満たされた午後を過ごすことができるお店へ伺うことのほうがより気持ちのよいものなのである。
これだけの人気店でさえも、いまだ日常に戻っていないので、ほとんど行列もなく入店。
醤油ラーメンを。
券売機にはメディアで目にしたような同業の有名店の店主らしきステッカーが貼られています。
こちらほどの有名店になれば、同業者も参考にするのか、数多くいらっしゃるのでしょう。
券売機で購入した食券をホールの女性にお渡しすると、細麺か平打ち麺が選べるとのこと。
なんともこれはこれはとても魅力的で、私には最高の選択肢が出てきました。
最近は細麺よりもぴろぴろとした平打ち麺も好きになっております。
さてどうしよう。
悩みましたが、以前と同じ細麺で。
次は是非、平打ち麺に挑戦したい。
今まだ食べてすらいないくせに、次回の平打ち麺が既に楽しみに。
待っている間感じたのですが、こちらは麺の茹で上がり時間を計るためのキッチンタイマーの「ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ」という音が聞こえない。
店主様は茹で上がっている様子を目で判断しているのでしょう、これがプロ、だから百名店。
さて着丼。
油が浮いている褐色のスープは聞いたことのあるブランド鳥の味を感じさせながら、醤油がたっており、それがとても不自然さがなく合わさった滋味深い。
この油にもくどさを感じることなく、醤油うまみと鳥のまろやかさが際立つ。
相変わらずの味で全てを飲み干してしまえるスープ。
しなやかで柔らかくするりと飲んでしまう細麺は噛むごとによりコシを感じてくる。
どこかのお店でも読んだことのあるようなブランド小麦粉を使用しているとのこと。
叉焼は豚のロースが２枚、咬んでよし、飲み込んでもよし、肉のうまみを口の中にもたらす。
柔らかく味の薄い、穂先メンマもこの１杯を支え途中の味の変化を与えてくれ、このトッピングにも複数のストーリーを感じてしまう。
食べ終わる頃に気付いたのですが、この時期に食べても汗ばまないのは、丼、スープを温めすぎていないからでしょう。
それでいてぬるいという感覚には至らないのは、店主様のきめ細やかな気配りであり計算されているものかと。
それゆえ食後の帰路に汗ばんで不快な満腹感に陥らない。
全体にドラマを感じる１杯である、１つづつの表現力豊かで完成度の高いラーメン。
ラーメンを食べるならば、他のお店を選ぼうとする選択肢を感じず、ここだけでも良いかなと。

この時期ならばいずれのお店も空いているかと。
お店のツイッターではランチ営業はされているとのことだったので。
ランチタイムでも行列もなく入店。
醤油ラーメンを。
さほど待つことなく着丼、
あいかわらずきれいな盛り付け。
スープは濁りもあくもないきれいな赤みがかった醤油色が清楚な丼にばえます。
この赤味がかった色合いは何から生じるものなのだろうと考えてしまう。
醤油は黒いのですが、何か他のものを入れていらっしゃるのか？
魚介の香りがほんのり感じられる、動物の風味は控えめなあっさりした醤油味。
丼の淵にふわりと油が浮いています。
これがおいしさの秘訣なのでしょう。
ニンニク、生姜などの香味野菜のきつい香りなどないスープ。
麺はするりとすすれる細麺。
パツンパツンの麺ではなく、しっとりと茹でられている。
逆に柔らかくなっているのであろうか？
口の中でもちもちとした感触を愉しむことができる。
麺をすすることだけでも楽しくなる。
いずれにせよ、このスープをより支えている麺。
叉焼は鳥胸肉のものと、豚肉か。
いずれも柔らかく、きつい味付けではないのでスープと麺とのバランスがよい。
メンマは細長く食べにくいものだが、するりと一口で食べてしまった。
食後に口の中に重い油の味、ニンニク、生姜の香りが残ることもなくすっきりとした午後を過ごせる。
こちらの商品はラーメンと言うよりは蕎麦である。
上質な蕎麦の中でも、中華そばと言うカテゴリーになるような気がしてしまう。
この丼の中に、スープ、麺、チャーシュー２枚、メンマ、ネギ、それぞれのおいしさをあらわしてくれる、コース料理のようである。
質の高い料理を食せることに幸せを感じる。
いつ食べても満足できる一杯。
本日も満足できる昼食。
是非また訪問したい百名店。

何度目かの訪問。
去年の夏以来かと。
百名店＆ＴＲＹでも表彰されているお店。
一番近いのが伊勢佐木長者町駅なのでしょうが、それでも近いとはいえない立地。
それでもいつも混んでいます。
さすが百名店。
時間をずらしての訪問ですが、少しだけ行列が。
少々待って入店。
券売機には様々な種類のメニューがあるのですが、私は醤油しか選択肢がない。
しかも貧弱な胃袋のため、トッピングも大盛りもできない。
普通の醤油ラーメンを。
カウンターとテーブル席があります。
スープ、麺、チャーシューなどについての説明が記載されている。
研究されたお仕事のしかたをされていらっしゃる。
細麺なのでさほど待つことなく着丼。
まあきれいな醤油ラーメン。
スープがきれいだな。
麺は思ったほど硬くないような。
以前は硬かったような思い出が。
気のせいかな。
スープは柔らかい味わい。
優しく、のみやすく、喉元をスっーと通り過ぎていく。
実際に全部飲んでしまいましたが。
完食するのは随分と久しぶり。
叉焼は２枚、鳥と豚かな。
豚叉焼は硬くて噛みにくかったのですが、スープの味に合っています。
鶏叉焼は胸肉なのでしょう、柔らかくて薄味なのでこれはスープにあっています。
全体にバランスがよろしい。
普通の醤油ラーメンなのですが、つくづくおいしいなあと思うラーメンです。
最近はこのような清湯系のラーメンが増えており、似たようなお店が多いように思える。
その中でも、上位に入るお店なのでしょう。
また伺いたいお店の一つ。

今日も今日とてラーメンを。
食べログラーメン１００名店のこちらへへ2度目の訪問。
以前にも何度か訪問しましたが、行列を見てあきらめたことがあります。
本日は遠目に見ても外に誰も並んでいません。
ここまで来て、もしやの臨時休業だったならばせつな過ぎると思うほど。
あまりにも人がいないので躊躇しながら入店すると、店内にも空席があり全く待たずに着席。
入り口の券売機のメニューが豊富すぎて悩んでしまいます。
醤油そばを。
ほとんど待たずにご提供いただける。
あらまあスムーズだこと、そしてきれいな盛り付けです。
細麺が噛み応えのある硬さでありながらも滑らかに食べやすい。
この細い麺が好きです。
スープも臭みも濃さもなく飲みやすい。
チャーシューも柔らかく、メンマも適度な硬さ。
全体にあっさりしたおいしさ。
さすがの食べログ１００名店。
猛暑が過ぎてからは食欲が回復し、やたらと毎日のようにラーメンを食べたくなります。
もっと濃厚なラーメンを求めてしまいます。
こちらのお店は人気店ですが、関内周辺の淡麗系も競争が激しいのか、激戦区なのか全体に相当の高レベルなのではないかと思います。
また、最近では似たような味のお店も増えてきているように感じ、ますます激戦区の様相を呈しているかのように思えます。
関内周辺の行列ができていないお店のラーメン店でもなかなかおいしくて、はずれがないように思えるのですが。

以前、食べログラーメン百名店に行って以来、もっと他のラーメン店に行ってみたくなった。
むしろ行きたくて堪らない。
また他の百名店ということでこちらへ。
食べログがなければ、この場所に来ることさえなかったであろう立地。
普通は来ない地域であろう。
券売機で食券を購入。
鶏白湯ラーメンを。
店内は清潔にされていらっしゃる。
しばらく待って提供いただく。
スープは白濁し、煮干、鯖節、等なのであろうか、甘みとコクが深く軽く飲める。
麺は細ストレート麺でコシがある。
スープの中の葱も良いアクセント。
スープの中に柚子を入れているのか、香ばしい。
メンマ、チャーシューもおいしい、おいしい。
味玉丸ごと１個、中はとろりとした半熟のトロリ感が口の中を喜ばせる。
食後に、満足感の余韻に襲われる。
おいしくて、しばらく痺れてしまう。
ラーメン１杯で人を感動させられるって凄いことだ、さすがですね。
もっと食べログラーメン百名店に行きたい。