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店名 |
札幌焼き味噌ラーメン みずき
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄ブルーライン【伊勢佐木長者町駅】出口 6 Bから徒歩3分 伊勢佐木長者町駅から129m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
10席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2011年10月11日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【2017.02.25初訪】
こちらの店は、新規開店当初から気になっていて、ずっとブックマークしたままでした。何故気になっていたかと言うと…私が札幌在住時、好んで食べた『純連』『すみれ』のインスパイヤーで、かなり忠実に味が再現されているとの噂を聞いていたからなのです。
札幌の『純連』と『すみれ』と言えば…言わずと知れた超有名店ですね。新横浜のラーメン博物館にも出店しています。20年近く前の当時、札幌にも関東豚骨醤油旋風が巻き起ころうとしていました。それ以前には旭川ラーメンの店も続々と札幌に進出し始めていた頃だったと思います。しかし私は、伝統的な“札幌ラーメン”に惹かれました。
札幌…あるいは北海道全域かもしれませんが…“三味”という表現があって、何かと言うとスープの味付けなのです。通常ラーメン店では、醤油、塩、味噌の三つの味がほぼ全店で食べる事が出来ました。それは旭川ラーメンなど、他の北海道ラーメン店のみならず、新規参入した関東豚骨醤油系の店も例外ではなかったところが今思えば面白いですね…。
そんな中で、私もご多聞に漏れず味噌味を気に入ってしまったわけであります。中でも『純連』『すみれ』にははまりました。
初めて『すみれ』で食べた時は驚きました。時は4月のまだ肌寒いころ。注文した味噌ラーメンが出てきたのは良いが、全く湯気が立っていません。ところが箸を突っ込んだ途端にもうもうと湯気が立ち上りました。スープ表層を覆うラードが蓋をして湯気が立たないというのは、この時身をもって経験したわけです。
そんな状態ですから、当然スープは何時まで経ってもアツアツ!気を付けないと本当に火傷します。真冬の寒い時期にもいつまでもアツアツスープを保つ工夫なのだと思います。しかし、それだけ分厚いラードがスープを覆っているということは、必然的にベトベトのコテコテなわけでありまして、関東で食べていたシャバシャバ味噌スープとのあまりの違いに驚きました。しかも味付けもガツンとショッパ目!初めて食べた日は、しばらくこの店で食べるのは控えようと思ったほどでした。ところが…
2週間くらいしたら無性に食べたくなったのです!この味にも中毒性がありますね^^;
それ以来すっかり好きになってしまいました。何と言っても炒め野菜を作る中華鍋に直接出汁を注ぎ、味付けまで中華鍋の中で仕上げてしまう札幌方式の作りは、炒め野菜の旨み成分を余すことなくスープに取り込む事が出来ます。当然味に奥行きが出て美味しい!
こちら『札幌焼き味噌ラーメン みずき』をブックマークしてから実に6年近くが経過しました。この日は仕事でみなとみらい方面に出向いたわけですが、ちょっと到着が早すぎたので、寄り道してこちらの店を目指しました。店は伊勢崎長者町駅の6B出口の本当にすぐ近く。時間は13:30を回った頃でした。
中途半端な時間でしたが土曜日です。店内にお客さんは5,6名座っていました。やはりほとんどの方が味噌ラーメンを食べているようですね。券売機を一応チェックします。新規開店当初は味噌味一本勝負だったようですが、今では“三味”全てのメニューが揃っていました。でもやっぱりここは「味噌ラーメン(800円)」一択ですね^^ ついでに「半ライス(100円)」も購入。店員さんに食券を渡してしばし待ちます。
中華鍋の中で全ての調理を行う札幌方式の性格上、かなり待たされるだろうと覚悟していたら、意外にも前の二組のお客さんのロットに乗れたようで、6,7分で出てきて驚きました。それでは早速いつものようにスープからいただきます。
ガツンとパンチの効いたショッパ目のスープ。炒め野菜の旨みが溶け出したこの味は、確かに札幌で食べた“純すみ”系を感じさせます。『純連』『すみれ』が関東に本格的に進出したのは私が関東に戻ってからですが、それ以降、その味を模したインスパイヤー店がいくつも出来ました。しかし、これと言って特別美味しく感じる店にはなかなか遭遇しませんでした。でもこの店は、かなり私好み!かなり忠実に純すみ系の良いところを継承していると思います。関東の気候に合わせてだと思いますが、スープ表層を覆うラードは本家に比べると控えめ。余計な甘みが排除され、炒め野菜と炒め挽肉の旨味がじんわりと感じられます。途中からチャーシューの上に少量盛られた卸し生姜をスープに和えて行くと更にパンチが出ます。
炒め野菜については、思っていたほど量は多くないです。私が度々湘南で食べる『小林屋』の「札幌らーめん」の方が、よっぽど野菜の種類、量共に豊富です。しかしなぜか、スープの旨味が、ここ『みずき』の方が好み…札幌在住時に食べた味の記憶の刷り込みですかね…これは美味しいです^^
麺は西山製麺製との噂ですが、判別できませんでした。この麺は典型的な札幌ラーメン用の麺です。黄色い中太縮れ麺。この程度の太さだと、今では細い方に感じてしまいますが、一昔前は十分な太麺の部類だったのではないでしょうか。加水率高め。ツルツル食感で、熱々のスープの中でもダレません。この麺は間違いのないものです。
関東では味噌ラーメンと言うとチャーシューが入らないのが当たり前であるかのようになっています。しかし、札幌で食べた店では、しっかり入っていました。『すみれ』でも、賽の目に刻まれたチャーシューが丼中央にこんもりと盛られていました。この店ではしっかり2枚のチャーシューが入っています。スープによく浸して脂身を柔らかくして、ご飯のおかずに食べるのが旨い^^
その他の具は炒め野菜(モヤシ、玉葱)、炒めた挽肉、メンマ。作りをしっかり見ていなかったので、製法が本当の札幌方式かどうか最終判断が出来ませんでしたが、かなりハイレベルで再現しています。そして破綻なく美味しくまとまっています。
結論的には、かなり満足です。札幌で食べた味が蘇りました。
札幌在住時、私の先輩は『すみれ』の塩味が気に入っていて、毎回それを食べていました。私は食べる事が無かったのですが、今思えば名店の塩味を食べておくべきでした。そんなわけで、もし再びこちらの店を訪問する事が出来たら、塩味を食べてみるつもりです^^