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恐るべし江戸っ子つゆ
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maruta0615
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店名 |
掲載保留
凛正庵 宗由(リンショウアン ソウユ)
|
---|---|
ジャンル | そば、郷土料理、鍋 |
住所 | |
交通手段 |
みなとみらい線日本大通り駅 徒歩4分 関内駅から248m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
36席 |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 平日は午後2時まで全面禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
土曜日にランチメニューはありません。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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横浜の気温が20度を越え、今日は冷たい蕎麦を食いたい~。と決心し、どこで昼食を取ろうかと関内の脇道を覗いていると、区役所からほど近い脇道の奥に「そば」と描かれたのぼり。
こんなところに蕎麦屋があったかしらと覗いてみると、表の看板に「日替わりランチ 牛肉コロッケ、冷たい蕎麦 860円」とあり、店構えの雰囲気もまずまず。ここに決めた。
店内へ入るとまだ11時40分なのに既にほぼ満席。一人であることを告げ相席で。
他のお客さんはほとんどの方が年配のサラリーマン先輩諸氏、関内で長年昼食を取ってきた方々で賑わっており、こりゃ良い店にめぐりあえた。
相席の品の良い紳士に軽く挨拶して着席。
日替わりランチを注文。ランチのお蕎麦は温かいのと冷たい蕎麦が選べるので、勿論冷たい蕎麦に。
店内を見回すと落ち着いていて、そば焼酎のキープボトルも多数あり夜呑みも出来そう。
今日は汗かくほど暑いのになぜか6割ほどの方が温かい蕎麦のランチを食べているのがちょっと気になる。
やがて運ばれてきたランチセットは、やや小ぶりの丸いざるに盛られた蕎麦、蕎麦は細身で色の白い更科系。キャベツを従え丸みを帯びた牛肉コロッケ、軽く盛られたご飯、ほんのちょっとの野沢菜。
居並んだ先輩達に恐縮してしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。
まずはざるから蕎麦を少したぐりあげ、何もつけずにそのまま口に。
香りはそれほど感じないけれど、みずみずしく爽やかで腰がすごい。いい蕎麦ですなぁ。
続いてつゆの香りをかいでみると、強い塩気を感じ濃いめであることが直ぐわかり、少し口に含んでみると
「しょっぱい~」
しょう油とまではいかないがほとんどそれに近いレベル。
かつおの香りはほんのわずかでかえしの甘みもほとんどなく
老舗の感じがするお店ではありますが、この店独特のつゆなのであろうか。今まで食した蕎麦店の中でダントツに塩辛いつゆであります。
周りを見ると年期を重ねた先輩諸氏はこの塩辛いつゆに蕎麦を浸して粋に、かっこよく蕎麦をたぐっており「このつゆで食べるのががこの店の伝統であるのだな」と納得。
ざるから蕎麦をつまむと腰が強いためなかなか箸に掛からず、指先に力を入れてたぐり寄せ、箸から下がった蕎麦の先端を少しだけつゆに浸し、一気にずずずっー。
うーん、からい。
どちらかというと、そばつゆは辛めが好きな私でありますが、少ししかつゆに浸していないのに、十分塩気を感じる蕎麦であります。
こちらの蕎麦を食べる姿は、垂れた先っぽしか汁につけないので端から見れば「おおっ、なかなか江戸っ子らしいそばっ喰いじゃねえか」と見える姿でしょうが、実はからくて先っぽしかつゆにつけられないと言う情けない実情でありました。
しかし薬味にわさび、大根おろし、ねぎが添えられているので、これらを蕎麦の上にのせ、少しだけつゆに浸して一気にすすり上げる姿は、まさに粋な蕎麦の江戸っ子食い。
普段浜っ子である自分も「どうでい、蕎麦はこういう具合に喰うモンだ」と、落語の世界に浸りながら、居並ぶ先輩諸氏に見せつけつつ、自意識過剰の世界に入っておりました。
気になっていた牛肉コロッケは一般に販売されているコロッケよりも十分に太ってまるまるしていますが、箸で割ろうとすると「あっは~ん」と言わんばかりに凹んでしまい、割れる、と言うよりはその場に崩れて哀れな姿を見せてしまい、露呈した中身は「牛肉コロッケ」と言えるかどうか怪しいほどに牛挽肉のかけらはぽつりぽつりと散乱しており、牛肉感は感じませんでした。
あまりにつゆがしょっぱかったので、本場の蕎麦店で食した経験の少なし私は、「もしかしてつゆを割るのを忘れたのかしら。」とも考えましたが、本格の蕎麦店であればっけ用、かけ用とも最初から別々に作られているはずで「つゆを割る」という行為自体がないことに気づき、普段自宅で市販の希釈用つゆばかり使用している生活を恥じつつ、店を後にいたしました。
ちなみに蕎麦を食べ終えた後、そば湯が出てきたので失礼とは思いながらも空いたご飯茶碗にそばつゆを分け、そば湯で四倍ほどに割ってみるとちょうどかけつゆほどの濃さであったので、市販のつゆの希釈割合から考えると、こちらの蕎麦は二倍ほどに割ってようやく一般的な付けつゆの濃さになるのかと思えました。
そばつゆは確かに辛いですが、蕎麦そのものはおすすめであり、「江戸っ子らしい粋を感じて蕎麦をたぐる」気分に浸らせてくれるお店であります。