遠来の友人を連れて来たい店。THE YOKOHAMA！文明開化の音がする‼︎ : 荒井屋 万國橋店

【リピート満足度】☆☆☆☆☆
　　　　　　　　（☆３つが普通に満足）

基本情報は前回と併せてご覧ください

横浜名物のすき焼きと言えば荒井屋さん！
ここ万国橋店さんは、みなとみらい線の馬車
道駅6番出口から徒歩１分、桜木町駅からは
徒歩１０分程度のところで営業されてます。

エイさんは仕事の接待で夜に3度ほど来た事
がありますが、今回初めてランチでお邪魔し
ました！いつもお世話になってる相方様に、
ご馳走会です！…ランチなら奢れる（笑）。

荒井屋さんの歴史を紐解くと…
安政６年(1859年)に横浜港が開港し、これ
を契機に西洋の食文化、肉食文化が流入。
ここで牛鍋の歴史が幕を開けます。

初めは数件しかなかった牛鍋屋ですが、
政府の牛肉奨励もあり、明治10年ごろには、
高級料理店でも牛鍋が扱われるように…

そして、明治28年、文明開化が進んだ頃、
劇場が立ち並ぶ庶民の歓楽街・伊勢佐木町と
呼ばれる界隈に、牛鍋屋”荒井屋”が誕生。

当時、横浜へ物見遊山にきた人々がご当地の
名物を食べようと荒井屋を訪れ、旨い牛鍋に
頬を緩ませたといいます。

荒井屋さんが長きに渡り横浜に根付いた秘密
は、その大衆牛鍋店としての伝統がありなが
ら、一流の佇まいや接客サービスを持たれて
いる事は勿論のこと、食材や道具に超一流の
こだわりを持ち続けられた事だと思います。

例えば牛鍋の牛肉は、厳選した黒毛和牛を一
頭買いし、各部位の旨みを余すところなく使
い、椎茸は、大きさや形、開き具合を見極め
肉厚なものを選定されています。牛鍋全体の
バランスを左右する添え物です。

葱は、熱を通すと独特の甘みを出す千住葱を
使用。身が締まり香り高いものを選び、牛鍋
には白い部分のみを使われています。

焼き豆腐は、牛鍋を煮つめた後の食感を考慮
し、若干かためでほどよく弾力のあるものを
添え、質の良さにこだわられています。

春菊は、程よい苦みが牛鍋の味を引き締める
アクセントに。濃い緑色が盛り付けに彩りを
添えます。※ただしランチにはなかったかな？

白滝は、縮れ具合や歯ごたえ、割下の染み込
み具合も考慮し厳選。最も違いが表れやすい
食材だと言われます。

そんな荒井屋万国橋店さんでは、昼間１１時
〜１４時の時間帯で、とってもお得な、おつ
とめランチサービスを提供されています。

基本のランチメニューは５種類（写真参照）
①牛鍋定食１４００円
②牛挽ステーキ１６２０円
③ランチ開花丼１３００円
④牛柳川風定食１４００円
⑤牛まぶし焼き丼１４００円

全て税込み価格で、＋７００円でお刺身を
付ける事も出来るようです。

オーダーは、相方様が牛鍋定食、二日酔いで
死んでいたエイさんは、食べられそうな牛挽
ステーキをお願いしました（笑）。

この日は鏡開きということで、サービスの
おしるこも頂けました！ラッキー(o^^o)！

まずは迎え酒のキリンラガーで乾杯（笑）
周りを見るとご年配の夫婦連れや、ご婦人
仲間のお客様が多かったです。
こういう客層のお店は外しません！
安定感があります(^ ^)。
程なくしてお膳が運ばれて来ました。

ランチのご飯とお味噌汁はおかわりが無料。
ご飯はいいお米を使われてますし、嬉しい事
に、お味噌汁がシジミの味噌汁でした！しか
もシジミが沢山入ってる(〃ω〃)！

二日酔いのエイさんは、肉を食う前に、速攻
で味噌汁とご飯にむさぼりつき…ああ…旨い
！五臓六腑に染み渡る…とシジミの味噌汁を
おかわり（爆笑）。結構ここで満足（笑）

牛鍋は、さすが百二十年の間、愛されてきた
料理！砂糖、醤油、みりん、酒などを混ぜた
秘伝の割下で煮込む伝統に工夫を重ねた一品
は、相方様を「旨い！！(◎_◎;)…これは人を
連れてきて食べさせたくなるよね〜」と、
唸らせていました。エイさん的にも連れてき
てよかったな〜と、最大級の褒め言葉を頂け
て嬉しかったです(*^▽^*)。

エイさんが頼んだ、牛挽きステーキは？とい
うと、家庭料理としても身近なハンバーグを
和牛100%を使用して作られた、旨み溢れる
贅沢な一品です。下味は塩コショウ、仕上げ
に、生姜味の醤油ダレを使われています。

こちらも美味しかった！本当に牛挽100%‼︎
という食感と味わいで…なんだろう口当たり
がまろやかで、初めて食べるハンバーグの味
わいでした…洋食というより、和食のハンブ
ルグという表現がふさわしいかも⁈

また付け合わせのポテトフライが絶品で、
二日酔いのエイさんは、少し食べて相方様に
おすそ分けしたのですが（笑）、

「何じゃこれ！(◎_◎;)今まで食べた中で、
一番旨いポテトフライかも！もうマックの
ポテト食えん‼︎」と絶賛されてました（笑）

エイさん的に特筆したいのは、牛挽ステーキ
ランチに付いてきた野菜サラダがマジまんじ
美味しかった！「うわー！これ良い野菜使っ
てるな〜(￣O￣;)！」と一口食べただけでわ
かるフレッシュな野菜達でした。そして、
ドレッシングもとても美味しかった。
二日酔いが治っちゃいそうでした（笑）。

総体的に大満足なランチでした！
夜の旨さも知ってますが、中々夜は自腹では
庶民には頻繁に来れない店なので、万国橋店
さんのこの昼のランチは破格だと思います。
横浜に初めて来る友人等を連れて来たら喜ぶ
だろうな〜というお店の筆頭です。

※本店では昼の懐石しかやってませんので、
ご注意ください。

こちらは一年前訪問のレビューになります。
会社関連のゴチ宴会で行かせてもらいました。

コースは8000円のコースで、飲み放題がつき
おそらく一人10000円くらいだったと…
絶対自腹で来るの無理.°(ಗдಗ。)°.…

荒井屋さんといえば、牛鍋の老舗、ど名門
ですから、当然牛鍋のコースです。

肉が出て来る前に少し時間があり、前菜や
コースの一品一品を楽しめます。ひとつひ
とつ、丁寧なお仕事で、すき焼きの前菜とは
思えない出来です。大変美味しかった。
お酒もやはり良いお酒を使われているので、
(´∀｀)前菜をツマミに酒をやりながら、期待
に胸を膨らませお肉を待つのが楽しかったの
を覚えています。

焦らしに焦らされていよいよ鍋が登場！
中居さん達が丁寧にすき焼き鍋を仕上げて
行きます･:*+.\(( °ω° ))/.:+

そしていよいよ実食٩( 'ω' )و！！
エイさんひとくちパクリ…
続けてふたくち…みくち…

ヽ(￣д￣;)ノナンジャぁコリャ〜‼️
〜松田優作ふう〜

こ…こ…れが本当のすき焼き（牛鍋）なの？
う、旨すぎる…こんな旨いの食った事がねぇ
今まで食べてたすき焼きって一体(-_-;)…

というくらいの衝撃でした。
全然味の説明が出来てなくてすいません…
ただただ…旨いなぁ〜旨いなぁ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)と
感嘆して、無心で食べてました。

食材の良さはもちろん、焼き加減、煮加減、
味付けの加減…全ての加減が絶妙で…
あっという間に一人前を平らげました。

エイさんが、(´ｰ｀)もうなくなっちまった…
寂しいなぁ…美味かったなぁ…とモジモジし
ていると、幹事様が、もう一皿肉のおかわり
行きます( ^ω^ )？と、言ってくれました。

.°(ಗдಗ。)°.アンタ神ダヨ…どんだけいい人…

でもそのおかわりがきっと2000円くらいす
るのでは？と気を使いつつ…

m(_ _)mよろしゅうお頼もうしますぅ〜と
遠慮のないエイさんでした(笑)
でもそんだけ沢山食べたいすき焼きでした。
大変美味しかった。自分が食べたすき焼きの
ベスト１でした。

夜はお高いので、ボンビーエイさんには、
記念日でもない限りなかなかこれませんが、
是非ランチに行きたいと思ってるお店です。