とっても繊細な味わいのフランス料理を久しぶりに頂きました！ : Ripaille

６時半に予約をしましたが、６時過ぎにはお店の前に着いてしまいました。
夕立がポツポツと降って来ましたので、急いでお店の中に入りました。

店内は、比較的こじんまりしていましたが、ファースト・インプレッションは、「センスの良い内装で、料理も美味しそう！」でした。
予約名を告げると、一番奥の厨房に近い席に案内して頂きました。
お店に入った瞬間に店内をサァッーと見回して、一番良いテーブルだなと思ったところでしたので、嬉しくなりました。
壁に沿っておかれたテーブルは、少し、テーブルとテーブルの間が狭い感じがしましたので、ちょっとお隣が気になるかもしれないと思いました。
座ってみてわかったのですが、僕の座ったテーブルは、丁度厨房の出入り口が見える場所で、店員さんの出入りがあるので、本来はそれ程良いテーブルではないのかもしれません。
しかし、隣の席との距離感や、お店の方との距離感が丁度良い席でした。
そして、僕らのように、お店の方に話しかけたりするにはもってこいの場所でした。

テーブルに着くと、女性の店員さんがおしぼりを持って来ました。
そのおしぼりをもらいながら、「キールをお願い致します！」と．．．

彼女は、まだ来ていませんでしたので、キールをじっくりと頂きました。

「先にメニュー、ご覧になりますか？」
時間を持て余しているように見えたのでしょうか、女性の店員さんが親切に申し出て下さいましたが、彼女が来てから見れば良いと思い、ちょっとカッコをつけながら、丁寧にお断りを致しました。

彼女が到着し、おしぼりをもらいながら、生ビールを注文していました。
不思議なことに、我々は、アペリティフで迷うことがありません。
いつも、キールとビールなんです．．．（笑）。

メニューを見ての第一印象・・・　「安い！」

　　リヨン郷土料理コースが４千５百円、
　　トゥーリスティークコースが、４千８百円、
　　リパイユコースが、５千８百円、
　　そして、
　　特別メニューのガストロノミックコースが、８千円〜

コース料理のほうがお得なのはわかっていましたが、彼女と相談をして、アラカルトで行くことにしました。

前菜として、
　サラダ・リヨネーズ　・・・・・・・・・・・　¥ 1,000
　いかのタルタルとガスパチョのジュレ　・・・　¥ 1,600
の２品を注文して、シェアすることにしました。

メインは、僕が、
　豚わき腹肉のコンフィ　・・・・・・・・・・　¥ 2,200

彼女が、
　鮮魚と茄子のピュレの重ね焼き　・・・・・・　¥ 2,100
　島らっきょのカダイフ包み　ソース・ノワイ

ワインは、シャトー名は忘れましたが、ボルトーの赤をお願いしました。
今回注文したボルドーの赤ワインは、カベルネソーヴィニヨン60％、メルロー40％のワインで、確か2006年産だったような記憶しています。

アミューズは、「クスクスのサラダ仕立て？」でしたので、白ワインのアリゴテをグラスでお願いしました。

サラダ・リヨネーズは、２人でシェアしましたが、それでも十分な量がありました。
半熟玉子とベーコンが、野菜にからんで何ともいえない味わいのあるサラダになっていました。
元々、リヨン風サラダは大好きなので、とても嬉しくなりました。

いかのタルタルとガスパチョのジュレ
よく混ぜてから食べて下さいとのこと．．．
言われた通りに、よく混ぜてからシェアしました。
小さく切ったイカと野菜のガスパチョのジュレが混ざって一体となり、食べると、イカの柔かな歯ごたえが全体の美味しさをより一層引き立てていました。

豚わき腹肉のコンフィ
想像を遥かに超える美味しさでした。
豚肉の美味さを引き出す焼き加減は絶妙でしたね。
そして、選んだボルドーの赤ワインとも良く合いました。


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フランス料理のお店は、何かの記念日に行くことが多いのですが、今回も、彼女と初めてデートをした日を記念して、フレンチで食事をすることにしました。
彼女と初めて食事をしたのは1998年ですので、もう15年も経ってしまいました。
毎年、ある程度有名なフレンチかイタリアンに行っているのですが、今年は、リヨン料理のお店；Ripaille （リパイユ）にしてみました。

メインを食べ終わった頃になると、お店も一段落して来たのか、女性の店員さんと少し話す機会がありました。
僕が、フランス（リヨンへ行ったこと）やスイスのことを話したからでしょうか、彼女も今度フランスに勉強を兼ねて、旅行に行くというようなことを話してくれました。

料理のクオリティも素晴らしいと思いましたが、一流のお店は、従業員の教育もしっかりしているな．．．
そんなことを印象付けて頂いたお店でした。
値段も比較的リーズナブルですので、時々は食べに伺いたいお店の一つになりました。

（2013.07.13 Dinner 3.70）