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店名 |
李さんの台所(Lee’s Kitchen)
|
---|---|
ジャンル | 韓国料理、焼肉、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5869-7644 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR関内駅北口より5分(伊勢佐木モールを直進し、ブックオフを右折)/日ノ出町駅より5分 日ノ出町駅から360m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
60席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
電話番号 |
045-253-3044 |
備考 |
2009.3.18リニューアルオープン |
初投稿者 |
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当たり外れもあるとはいえ、
海鮮チヂミくらいならばどこでもいただけますけれど、
でも、刺身、焼き魚、蒸し魚をいただく機会は少ない。
韓国料理好きならば、これらもちゃんと体験してみたいもの。
今回ぼくは、横浜・伊勢佐木町のいくらか周辺部にある、
夜のご商売のいかがわしさがいくらか残る福富町界隈の
コリアンストリートのなかにあるこちら
「李さんの台所」をあてずっぽうで選び、
いつもの女友達とふたりで初回訪問した。
あたりのふんいきとはやや対照的に、
こちらは内装の整った折り目正しいお店で、
女給のおばさまたちも明るく親切です。
そのメニューのなかに、太刀魚(1500円)を発見し、
ぼくらは、ちょっと目を輝かせた。
いまやJKたちにとって韓国料理は、
UFOチキン、チーズタッカルビ、コリアンフライドチキン、
ハットグ、ホットク、はたまた韓国マカロンのトゥンカロン、
そしておしゃれかき氷ピンスではあるけれど。
他方、ぼくを含む中高年にとっての韓国料理は、
伝統的な、キムチ、カクトゥギ、オイキムチ、
はたまたビビンパプ、豆腐チゲ、プルコギ、サムギョプサル、
カルビクッパ、ソルロンタン、参鶏湯、冷面、そして刺身に、
魚料理に、そしておやつにキンパです。
こちら「李さんの台所」もまたそんな保守王道系。
ぼくが太刀魚に興味を示したところ、
お店の女給さんは愛想たっぷりに、ぼくに訊ねた、
「クイにします? それともチムで?」
しかし、ぼくはただいま韓国料理を探究中で、
そんな専門用語はわからない。
お訊ねしたところ、クイは(この場合は太刀魚の)ローストという意味で、
他方、チムは、(この場合は太刀魚の)ヴァプール(蒸し料理)らしい。
ぼくはチムを選んだ。
マッコリ・ボトル2000円はやや高値つけだとおもった。
しかし、冷采・オイキムチは爽やかな酸味がすばらしい。
2個500円の韓国おにぎりがとってもおいしい。
(おにぎりは、細切り海苔まじりのボール状で、
胡麻油の香り、白胡麻の風味で仕上げてあります。
英語圏では Seaweed Rice Balls "Jumeokbap"なんて呼ばれています。)
石焼きビビンパプ(1500円)と、純豆腐チゲ(1300円)も、
ビビンパプとスンドゥブチゲのお手本のような仕上がりです。
そして最後に真打登場!
「太刀魚のチム」がいかにも華やかです。
長ネギを炒めてしあげるベーシックソース・タテギに、
コチュジャンでエッジをつけてあって、
ズッキーニに似たエホバクの薄切り、ニンジン、
そして大きな半月状の薄切り大根数片をともなった、
ほのかに甘く辛みもまたある赤いソースとともに、
そしてその奥に、塩を効かせ、スライスされた
太刀魚が上品に蒸しあげられてたゆたっています。
いったん太刀魚をマリネしてから、
野菜いっぱいの華やかなタテギ系スープとともに蒸しあげてあるようです。
一流店の誇りを感じます。
なるほどねぇ、すばらしい! おいしい!
味つけは堂々たる韓国スタイルながら、
ただし、もしも料理写真だけを見たらまるでイタリアンかスパニッシュか、
と、きっとおもうでしょう。
いいえ、ヨーロッパ料理には発酵食品がなく、いくらか物足りません。
なお、魚のチムと言ってもさまざまなスタイルがあるようで、
今回の料理はその一例のようです。
なお、今回の注文は、タテギーコチュジャン系の味つけの料理が多く、
豆腐チゲは、コムタンに変更しておけば、注文完璧だったかもしれない。
お店の人懐っこい韓国おばさまふたりは口ぐちに言った、
「次回は、海鮮チヂミを食べて。うちの海鮮チゲ、おいしいから。
お客さんに大人気だから。」
おもえば、ぼくの韓国料理食べ歩きは、
「番長」こと、北九州の創造的・南インド料理レストランSpice&Dining KALAの、
オーナーシェフに、新大久保の辰家さんを紹介してもらって、
そのあまりのおいしさにびっくりしてからのこと。
いったん韓国美味の高みを知ると、店選びにも勘が働くようになって、
その後ぼくは同じく新大久保の名家さんを知り、そして
こちら伊勢佐木町、福富町の李さんの台所もまた、大当たりである。
ぼくらはお会計を済ませ、
ご近所の韓国食材店「7(seven)」さんを覗いて、
ふりかけとダシダなど買い物して、夜の怪しげな伊勢佐木町を、
馬車道の方へ向かって歩いていった。
アジア飯、美味の向こうになにがある?
http://tabelog.com/rvwr/000436613/