関内の蕎麦屋コンプ→横浜のれん會シリーズ開始 : 利久庵

2107.02　再訪

関内は、大岡川、首都高速横羽線(昔の運河)、中村川と東京湾に囲まれた地域のことで、昔は外国人の居留地だったところだ。
刀を持った武士などが、やたらと入っていかないように、吉田橋に関所があった。
その関所の内側が関内。

だけど今は、中華街を関内とは言わない。

逆に、関所の外である吉田町、伊勢佐木町や福富町を、関内という人も増えた。
まぁ、関内駅周辺ではあるから、しょうがないのかな。

で、その関内の蕎麦屋は全て手繰ってきた。
その中では、オイラにとって、二笑庵と並び立つ最高峰が利久庵。

ツレと2人で入店。

サッポロの大瓶。
お通しは、海苔の佃煮に胡麻をかけて。

アテは、極上焼海苔、ぶり大根、生ゆばのわさび正油。
いつも通り、旨し‼️

冷酒は、菊正宗を一合オーダー。

オイラは、重ねせいろうをオーダー。
サービスの季節のご飯は、今日は梅ご飯。旨し‼️

蕎麦は、いつも通り、長く手繰りづらいが、コシあり。旨し‼️
けど、今日は、水切りが甘い。。。

そば湯たっぷり。
そば湯ゴクリ、菊正宗をチビリ。
うむ、今日も最高‼️

しかし、悩みに顔は曇る。
それは、関内には、もう蕎麦屋のフロンティアがないこと。。。

夜は、しょうがなく、関内の寿司屋シリーズなんてのを始めたけど、昼はどうしよう❓
食べロガーとしてのモチベーションが保てない。

ふと、壁を見ると「横浜のれん會」の看板。
見つけた。これだ‼️
『横浜の伝統と味を守り続ける老舗のお店』の証。
全店で27軒。しかも名店揃い。

今日からは、ここを巡っていこう。
こりゃぁ楽しそうだぞ。

そうだった、横浜クラフトビアマップをコンプしたときも嬉しかったのを思い出した。

やる気が出てきて、笑顔でお会計。

また参ります。ごちそうさま。

2016.08　再訪っていうか常連

平日の午後1時半。

ほぼほぼ満席。
お独り様なので、待たずに着席。

サントリーのプレミアムを小瓶で。
海苔の佃煮のお通し。

アテに、生ゆばのわさび正油と、ほたるいかと小鯵のみりん干しをオーダー。
うぅ〜ん、気がつけば、いつもこのパターン。

酒は浦霞の特別純米を。

そして重ねせいろう。
星の見えるエッジの立った蕎麦。
冷やしと水切りも良し。
風味少し。コシしっかり。喉越し良し。

辛汁も鰹出汁が香る甘辛。
重ねせいろうのときは、おかわり用の辛汁が、蕎麦徳利で供される。

そば湯はサラッとタイプ。
鉄瓶で供される。
出汁が延びて旨し。

蕎麦湯をゴクリ。残しておいた酒をチビリ。
あー最高‼️

また来ます。ごちそうさま。

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2016.06 再訪。っていうか常連

3代目となる、現大将にうかがった話。

毎日、4人の職人が蕎麦を手打ちしているが、
みんな同じ十勝の蕎麦粉、同じ比率の水回し、同じ配合のつなぎにもかかわらず、みんな違うものができるんだそう。
特に、梅雨時は湿気が多く、難しいとも。
ま、素人にわかるような違いじゃないんだろうけど。

延しと切りだけ、機械なので、言うなれば半手打ちといったところか。

ツレと2人で入店。
今日は、待たずに座れる。ラッキー。

アサヒ大瓶で乾杯。
海苔の佃煮に胡麻をかけて、お通しとして供される。
すでに旨し‼️

生ゆばのわさび正油と、極上焼海苔をオーダー。
湯葉は風味豊か。ただ、オイラには塩味が足りない。
焼海苔用に先に出された醤油を、箸の先につけ、それを湯葉にポタリ。
そうやってパクリ。これは旨し‼️
なので、焼海苔との同時オーダーは、オイラには必須なのだ。
だって卓上に醤油ないんだもん。

箱に入った焼海苔は、かなり遅れて供される。
おそらく、芸人の出川哲郎さんの実家で加工されたもの。
出川さんと、大将は従兄弟だ。
遅れて出されるが、暫く待ってから蓋を開ける。
箱の中で暖められて、待てば待つほどパリッとして風味が増すのだ。
焼海苔は、そのままでも、ちょいと醤油をつけても旨し‼️

酒が欲しくなる。
新潟の特別本醸造 清泉。
スタッフに「夏子の酒のゆかりの蔵なのよ」と紹介されるが、
ごめん、オイラはその漫画？を知らない。

一緒に、ほたるいかと小鯵のみりん干しをオーダー。福井県小浜産だという。
これは酒のアテに最高。旨し‼️

自家製という厚焼き玉子と、焼津産という、たたみいわしをオーダー。

一緒に菊正宗樽酒 辛口をオーダー。
これは檜の薫る旨い酒。

玉子焼は、出汁が薫るがやや甘め。
おろし醤油をつけて食べると旨いが、オイラは、もう少し辛くていい。

たたみいわしは普通。

さて、蕎麦だ。
今日は、オイラもツレも、ガッツリ重ねせいろう。

しばし待つ。

来ましたよ。二八のエッジの立った蕎麦。
風味も薫る。
ツルツルと舌触りは良いが、コシが物凄く強いので、これは噛んで食べる蕎麦だ。
ここの蕎麦は、かなり長い。
手繰るのに苦労するのは、ご愛嬌。

辛汁は、鰹出汁の薫る甘辛。
かえしのバランスも抜群。

あー旨い。
と、一枚食べたところで二枚目。
ナイスタイミング。

二枚目の辛汁には、薬味の葱やら山葵やらを入れて味変。旨し‼️

蕎麦湯はサラッとタイプ。
出汁がよく伸びて、最後まで旨し‼️

蕎麦湯をゴクリ。残しておいた酒をチビリ。
あー最高‼️

やっぱり、関内の老舗名店。
また伺います。ごちそうさまでした。

会計時、いつも「ありがとう存じます」と言われるので、
大将、藪系なんですか？と伺ったところ、
藪でもなく、更科でもなく、砂場でもなく、
「独立系」なんですって。


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二八の機械切りだが、歯ごたえとコシが強く、旨い。入り口に喫煙所