おおつごもり : 利久庵

1990年代初めより、度々訪ねたこのお店、
いくつもの風景が流れていきました。

≪2019年12月31日（火） 再々・・・訪≫

ひとっ風呂浴び、そぞろ、年の止めをと。
今年も並ぶお客に炭の心遣い。

さて、令和元年の〆でいただきしもの
「銀嶺 立山 吟醸」
　辛口のさっぱりとした酒。
「板わさ（小田原 丸う)」
　弾力のあるぷりっとした蒲鉾と
　しゃきしゃきのわさびに
　だし巻玉子もそば屋ならではの楽しみ。
「天麩羅の盛り合わせ」
　海老２、きす、なす、さつまいも、にんじん、
　まいたけ、アスパラガス、ヤングコーン。
　天つゆは温かいもの。
「そば寿司」
　きちっと巻かれたそばに
　海老と椎茸と玉子の旨味。
　めんつゆとレモンでいただく。
「せいろう」
　長め、細め、白め、しゃきっとしてコシがあり。
　つゆは辛すぎず、甘すぎもせず、いい味。

　蕎麦湯は鉄瓶で。

　一年の労を感謝し、一献傾け、蕎麦で、
　来年もよい年でありますように。

1990年代初めより、度々訪ねたこのお店、
いくつもの風景が流れていきました。

≪２０１８年１２月３１日（月）　再々・・・訪≫

ひとっ風呂浴び、そぞろ、年の止めをと。
今年も並ぶお客に炭の心遣い。
多少早かったためか、店内で待つことに。

さて、一年の〆でいただきしもの
「八海山　純米吟醸」
　ふくらみのある酒を。
「ほたるいかと小鯵のみりん干し」
　みりん干しならではの硬さと
　いかと鯵の旨さが甘みとともに滲み出る。
「鰊と焼きなすの旨煮」
　みっちりした鰊と柔らかいなすのバランスが楽しい。
　さりげなく生姜も効いていて旨い。
「天麩羅の盛り合わせ」
　海老２、きす、なす、かぼちゃ、しいたけ、いんげん、パプリカ。
　天つゆは温かいもの。
「せいろう」
　長め、細め、白め、しゃきっとしてコシがあり。
　つゆは辛すぎず、甘すぎもせず、いい味。

　蕎麦湯は鉄瓶と湯のみにて供される。

　一年の労を感謝し、一献傾け、蕎麦で。

1990年代初めより、度々訪ねたこのお店、
いくつもの風景が流れていきました。

≪２０１6年１２月３１日（土）　再々・・・訪≫

久しぶりに、こちらで年の止めをと。
炭の心遣い、賑わいは変わらない。
店内には凧や凧絵のディスプレイ。
社長の差配で、テーブルに着く。

さて、一年の〆でいただきしもの
「天麩羅の盛り合わせ」
　海老２、きす、なす、かぼちゃ、まいたけ、いんげん、ヤングコーン。
　天つゆは温かいもの。
「ざるそば」
　細め、白め、しゃきっとしていてコシがある。
　つゆは辛すぎず、甘すぎもせず、いいお味。
「牡蠣ざるそば」
　ゆずが香る汁には牡蠣、みつば、ほうれんそう、白菜など。
　牡蠣の甘みときりっとしたそばの風味を味わうと
　これも冬の楽しみのひとつかなと。

蕎麦湯は鉄瓶と湯のみにて供される。

≪２０１４年５月１７日（土）　再々・・・訪≫

ハンガリーでいただいた鴨を思い出しつつ、いただきしもの
「鴨ざる」　\1450（外税）
　そばが喉を越す感覚、あっさりした鴨、青菜の野趣、
　醤油とだしとの味わいは、まさに和の世界である。

「揚げ帆立と小海老のみぞれそば」　\1300（外税）
　海老・帆立の天ぷら、大根おろし、にんじん、ねぎ、水菜、
　ミニトマト、スプラウト、かぼちゃ、いんげん、りんご、のり。
　“りんごは汁が浸みないように小皿に取り出してお召し上がりください”
　とのこと。たくさんの具が盛り込まれた目にも楽しい一品。

≪２０１２年１２月３１日（月）　再々・・・訪≫

ひとっ風呂浴び、そぞろ、年の止めをと。

昭和22年創業の関内にあるこのお店。
蕎麦は十勝で、木鉢作業に精力を傾け、
だしは利尻昆布、宗田鰹、土佐節と聞く。

ビルの谷間の三階建て。
引き戸をひくと、晦日の賑わい。
並ぶお客に炭の心遣い。
“本日はそば屋のお祭り”と社長の断りで、相席。

一年の〆でいただきしもの
「千曲錦　そば焼酎」　ハーフボトル　そば湯わり　
　お通し　海苔の佃煮
「鴨の鍬焼き」
　“日本一旨い塩で”と社長。
「天麩羅の盛り合わせ」
　海老、きす、なす、さつまいも、しいたけ、エリンギ、ピーマンなど。
「そばのいなり寿し」
「せいろう」

よいお年お迎えくださいませ　<m(__)m>

≪２０１０年１０月１２日（金）　再々・・・訪≫

残されていた写真をアップ。
この日は「おろしそば」\950をいただいていた。