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Christmas Dinner
今年も無事に年の瀬を迎え、いつも通りChristmasのDinnerをScandiaで頂くことになった。
桜木町から海沿いを歩いて向かったのだが、何しろ24日が土曜日、快晴と来たものだから、恐ろしい混雑ぶり。
もはや誰もCovid-19など恐れてはいない様子で、ライトアップされた通りや公園、赤レンガ付近などはここから新たなクラスターが発生することは疑いようのないレベル。
象の鼻を経て、時間ぴったりにScandia到着。
言うまでもなく、店もテーブルは全て埋まっている。やや余裕を持っていた昨年のレイアウトより、人を多く招いたように感じた。
今年のクリスマス Menuは以下の通り:
スパークリングワイン、赤・白ワイン飲み放題
前菜: スモーガスプレート
・デニッシュキャビア ブリニ添え
・ニシンの酢漬け
・的矢牡蠣のグラタン
・サーモンの薬味漬け
・ホタテ貝のムース ウニソース
・パティ・カンパニュー
スープ
・ターキーのコンソメ(白パン付き)
肉料理(以下から一つ選択)
・特選牛フィレの蒸し焼き
マデラソース マッシュポテト添え
・ターキームネ肉のロースト
クリームソース ワルドフサラダ添え
デザート
・オペラ(チョコレートケーキ)とコーヒー又は紅茶
ほぼいつもの通り。
価格は15,000円(税込)と流石に値上がり、やや前菜のサイズはこじんまりとしたが、時世を考えると致し方ない。
昨年は確か18時と20時の完全2時間制で入れ替え時にやや混乱が生じていたが、今回はその反省から1時間ごとに入店し、2時間後退出で対応し、サービスは改善していたのは流石。
食べ物はいつも通り、安定のScandia Dinnerで、雰囲気共々幸せな気持ちにさせてくれる。
メニューに合わせて3種類のワインを使い分けて、デザートが終わるころには心地よく酔いも回り、連れのおなかもちょうど一杯。男性にしても物足りないということはない。
来年の特別な日の贅沢も、ほかの店に浮気することはないだろう。
ありがとうございました。とても良い時間でした。
真夏の夜のSCANDIA
今年2度目の利用。
久し振りに晴れ渡ったうだるように暑い日の夕方に到着。
まずは飲み物:
Crement de Bourgogne Brut ボトル (5,500円、以下価格は全て税込み)
前菜は定番の2品:
サーモンのスエ―デン風デイル漬け (1,730円)
ニシンのくんせい ノルウェースタイル (1,500円)
上に加え
旬の魚のサラダ仕立て (2,070円)
※真鯛のカルパッチョ風、野菜、味付け、抜かりなし。
ここから先はいつもと違うものを...と思い;
グリーンアスパラガスサラダ (1,380円)
鴨胸肉のロースト オレンジソース (3,580円)
仔牛ヒレ肉のソテー (3,340円)
いずれも素材、ソース、丁寧な調理...やはりこの店の味。
これほど長く利用していても、新たな発見があるのは嬉しい限り。
赤ワインのグラスを追加し、食事は終了。
最後に紅茶(ちなみに店の名前入りのカップと金の匙が凄くセンスが良い。販売してくれないかな)を頂いて退店するときは、荒川料理長がドアを開けてお見送りしてくれた。
またクリスマスにはお伺いするので、いつまでもお元気で頑張って欲しいです。
御馳走様でした。
Celebration Day
年に数回、柄にもない贅沢をする際はこのお店を利用させて頂いている。
良く晴れた土曜日、ハマスタではベースターズのホームゲームもあり、関内近辺は既にコロナを恐れる気配もない人々で溢れる中、夕方18時ころ訪問。
今回はいつもと趣向を変え、最初はカクテルを注文。
ジンベースのEmerald Cooler、テキーラベースのMexico Rose、共に990円(以下、全て価格は税込み)。
いずれもやや甘く飲み易いながらも、かなりアルコールはしっかり入っている。
これを頂きながら、メニューに目を通す。
前菜は;
・にしん3種盛り合わせ (1,960円)
・サザエの壺焼き ブルーチーズの香り (1,840円)
・フォアグラのソテー マデラソース (2,880円)
「にしん3種盛り合わせ」はいかにも北欧らしいシンプルなにしんの酢漬け、意外にもカレー風味のにしん、ビーツでピンク色に色付けされたにしんと3種類のにしんが楽しめる。カレーなどは全く北欧料理に合わなそうだが、これが意外に美味しい。
ビーツも変化球で良い。そして一番美味しいのはやはり最もシンプルな酢漬け。
「サザエの壺焼き ブルーチーズの香り」これもお気に入り。
バターとパン粉の風味のソースは一滴たりとも残すのは勿体ない。
フォアグラは単純に「美味い!」としか言いようがない。
前菜を食べながらワインリストを確認、次はChablis Premier Cru "Montmains"のボトル(6,300円)を注文。
やはりChablisは淡麗さと甘み、酸味等のバランスが良い。本当に魚料理に合う。
次は...これも大のお気に入り
・グラタン カニ入りノイリープラット風味 (3,340円)
をオーダー。不思議なお酒の香りがするホワイトソース、カニと白身魚(真鯛かな?)、相変わらず絶品。
Chablisに完璧な組み合わせ。
最後は肉料理で締めたいと思い、まずボルドーの2015年もののChateau Cantillacのボトル(4,950円)をオーダー後、以下を注文。
・牛タンと牛頬肉のブルゴーニュ赤ワイン煮 (3,580円)
これもお気に入り。赤ワインの風味で柔らか~く煮込んだ牛タンと頬肉、下にはリングイーネと思しきパスタが敷かれている。これとChateau Cantillacの組み合わせも完璧。
これで締めるつもりだったのだが、どうしてももう一品食べてみたいものがあり、つい変な順番だが以下も追加で注文。
・うなぎのソテーとボイルドポテト添え デンマークスタイル (4,850円)
立派なうなぎのぶつ切りをバターソースとパセリとポテト入りのホワイトソースで頂く。
洋風のうなぎは勿論、付け合わせのホワイトソースはそれだけ味わっても美味しい。
今日はちょっと張り切って飲み過ぎ・食べ過ぎたかも知れないが、まあ良いか、年に数回の贅沢の日だし。
明日からはまた慎ましい生活に戻れば良い。
お店の雰囲気は前回のクリスマスから通常に戻り落ち着いており、サービスも完璧。
老舗の風格に変化無し。
この辺りの一等地、色々新しい店が出ては消えて行き、コロナの影響もあってか近場には貸店舗が出ていたが、SCANDIAだけはいつも変わらず堂々と存在。いつまでも続けて欲しい。
御馳走さまでした。
次はクリスマス・ディナーか、或いはその前に何か別のCelabration Dayが有るか?
兎に角また必ず伺います。
Christmas Dinner
世の中は一旦感染者も激減し、パンデミックも遂に収束かと思われた矢先に再び新株が流行りだし、先の見えない状態が続いている。
ただ、もう人々はこの状態に慣れっこになっているというか、既に多くの人がワクチンを接種してあまり怖くもなくなっているのか、実際Christmas Eveの桜木町から山下公園にかけて、一寸引くくらいの人の多さ。
兎にも角にも、今年も無事にこのお店でChristmasを祝うことが出来た。
今年のクリスマスのコースメニューは下記の通り:
スパークリングワイン、赤・白ワイン飲み放題
前菜: スモーガスプレート
・デニッシュキャビア ブリニ添え
・ニシンの酢漬け
・的矢牡蠣のグラタン
・サーモンの薬味漬け
・鴨の生ハム
・パティ・カンパニュー
スープ
・牛肉と野菜のブイヨンスープ(白パン・黒パン付き)
肉料理(以下から一つ選択)
・特選牛フィレの蒸し焼き
マデラソース マッシュポテト添え
・ターキームネ肉のロースト
クリームソース ワォルドフサラダ添え
デザート
・パンプキンパイとコーヒー又は紅茶
13,000円(税込)
ほぼいつもの通り。
18時・20時の入れ替え制になっており、仕事の後、20時の部のスタートピッタリに行ってみると、階段に長蛇の列が。
こんなの初めてだ。
しばし後にやっと通され、オーナーさんに御挨拶し、着席。
しかし、中々最初のスパークリングが出てこず、乾杯出来たのは20時半になってから。
平時であれば、グラスのワインがなくなりかけると何も言わなくてもお代わりの有無を聞きに来ると言う完璧なサービスを誇る店だが、いつになくオペレーションが混乱している。
まあ長年のパンデミック下において、時短営業やアルコール非提供を真面目に励行し、大変な中営業を継続してきたわけで、人件費の削減等を行わなければならなかったことは想像に難くなく、そんな折に宣言が解除され、抑圧されていた人々がこういう洗練されたレストランでChristmasを迎えたいと大挙してやってきて、対応するのが大変なのはビジネスマンとして良く理解出来る。暖かい目で見なければ。
...と思っていると前菜到着。
一口食べると、何も変わらないこの店の味がする。ニシン、牡蠣、キャビア、美味しい...そしていつも通り幸せな気持ちになる。スープも肉料理も、いつものこの店の味...牛肉は勿論、縁起ものだが味気ないはずの七面鳥も美味しいクリームソースと細かいリンゴの入ったサラダでとてもとても美味しく仕上げられている。
バターの効いた白パンも美味しい。普段はそんなにパンを美味しいと思わないのだが...。
ということで、やはり今年もこのお店にして正解だった。
いつまでも変わらずにこの場所にあって欲しい...。
御馳走様でした。大変でしょうけど頑張って下さい。
また必ず伺います。
Celebration Day
年に数回、特別な日に訪れる特別な店。
4月の半ばにもかかわらず冷たい雨が降るこの日、今年最初の訪問となった。
前菜:
・にしんのくんせい (1,300円)
・スモークサーモン (1,500円)
・サザエの壺焼き ブルーチーズの香り (1,600円)
Sea Food:
・グラタン カニ入り ノイリ―プラット風味 (2,900円)
これらはリースリングのボトル(4,800円)、及びポーランド産の96%の強力なスピリッツ、「スピリタス」(600円)、で頂いた。
Entree:
仔牛のソテー、牛タン、ハム、マッシュルーム マデラソース (2,900円)
Entreeは赤ワインのグラスと共に。
相変わらず、料理、雰囲気、サービス、何もかも素晴らしい。
特に不思議な風味のクリームソースのグラタン -通常「グラタン」という名で想像される庶民派な料理とは全く違う、最高級の欧州的Sea Food- には魅惑される。前回は美味しいひらめの身がたっぷり入っていたが、今回は蟹の身と真鯛... その時その時で一寸違う。
今回も素晴らしい記念日となった。
帰りに荒川料理長と少しお話出来たのだが、SCANDIAほどの老舗でも昨今の状況は厳しいとのことで、表情からは苦労が伺えた。
確かに8時までしか営業できないのはこう言う優雅にディナーを楽しむ店にとっては大きな痛手であろう。
休日は兎も角、仕事の後に寄った場合、急いで入店してもあっと言う間にラストオーダー。
助成金の入金もやはり遅れているとのこと、これほどのステータスが有る店ですらそうなのだから、世の飲食店の苦労は傍から見ている以上に深刻なのだろう。本当にウイルスが憎いと思う。
このレストランは自分が生まれる前からこの場所にあり、人生の大事な瞬間にはいつも訪問して来た店。
もちろん、いつまでも変わらずここに有って欲しいというのは過ぎた願いなのかも知れないが、この苦境に負けることなく、無事乗り越えて欲しいと心から思う。
その為に出来る事は微力ながら、こちらも継続して訪れ、食事、お酒、雰囲気を楽しみ続けることくらい。
御馳走様でした。
またお邪魔します。
今年最後の贅沢
今年最後の贅沢はこの店と、一ヶ月以上前から予約している間に世の事情はどんどん悪化していき、毎年恒例のクリスマスディナーもどうなることかという状況になったが、最悪だった年の最後には最高の時間を過ごして来年に繋げたいと思い、予定通り来訪。
この店は毎年イヴとクリスマスにはクリスマス・メニューとなり、コースにスパークリング・ワイン或いは赤白のワインがおかわり自由となる。
今年のコースは下記の通り:
前菜: スモーガスプレート
・デニッシュキャビア ブリニ添え
・ニシンの酢漬け
・的矢牡蠣のスモーク
・サーモンの薬味漬け
・蝦夷鹿の生ハム 苺のコンフィ添え
・鴨のリエット
・フォアグラのフラン
スープ
・牛肉と野菜のブイヨンスープ(白パン・黒パン付き)
肉料理(以下から一つ選択)
・特選牛フィレの蒸し焼き
マデラソース マッシュポテト添え
・ターキームネ肉のロースト
クリームソース ワォルドーフサラダ添え
デザート
・パンプキンパイとコーヒー又は紅茶
これで13,000円/人。
クリスマスメニューは毎年こんな感じなのだが、実は少しずつ変化が加えられ、毎年来る人達も飽きないように心が配られている。
前菜の中で、最初に頂いたのは「的矢牡蠣のスモーク」。
白スパークリングで乾杯してこれを一口頂く。
絶妙な燻製具合。本当に美味しい料理や音楽は、束の間現実の憂いや痛みを忘れさせ、特別な時間を与えてくれる。
キャビアの味は、何十年前に初めて食べたときから変わらない。
鉄板メニューであるニシン・スモークサーモンもいつもの美味しさ。
北欧らしいジビエ料理、蝦夷鹿の生ハムは、半年かけて準備したものとのこと。
野生動物の臭みは全くなく、何とも洗練された味に仕上がっている。
前にも書いたが、本当の北欧料理は塩気が強く粗野なものが多く、健康志向が強い日本人の口に合うものは少ない。
この店の料理は、本場の北欧料理のイメージを残しながら、日本人の繊細な感性により、より洗練されたものへと昇華している。本当の北欧の人が食べたらなんというだろうか、とても興味が有る。
鴨のリエット、フォアグラ、何も文句なし。心地よい後味が口の中に残る。
スープは勿論美味しいが、自家製の白パンはバターが効いていてとてもとても美味しい。
オリーブオイルをつけて食べると、それだけで充分な逸品。
肉料理について- 牛フィレ肉の美味しさは敢えて言うまでもなく、柔らかい赤身肉を絶妙な焼き具合で仕上げている。
七面鳥について- 通常は脂ものっておらず淡白なもので、米国の開拓時代からの伝統により感謝祭やクリスマスに食されるようになり有難がられるが、素材としてそれ程美味しいものではないというイメージでとらえている。
だが、ここの料理は本当に良く出来ていた。柔らかく、淡白な身とコクのあるクリームソース、リンゴを細かく刻んだサラダの組み合わせが素晴らしい。七面鳥の特性を生かした完成度の高い料理。
あと、いつもそうなのだが、フロアのサービスも常に完璧。
監視されているという窮屈さを与えずに常にゲストに気を配っており、ワインのお代わりが欲しいときにはほぼこちらが手を挙げる前に声を掛けてくれる。感じが悪い人に会ったことがない。
サービスの質を下げてでも人件費を削減しようという発想は微塵もないのだろう。
大変な御時世だと思うが、オーナーさんも相変わらずフロアに出て店を見ており、荒川料理長も相変わらずの御活躍で嬉しい限り。
たまに贅沢な食事をするなら、こういうお店にお金を遣いたいもの。
そう思うファンが沢山付いているから、きっとこのパンデミックも乗り越えてくれると信じる。
御馳走様でした。
今回も完璧でした。
特別な日の贅沢な食事はここで間違いなし
クリスマス前の日曜日、久し振りに訪問。
この日はコースのみと言うことだったので、思い切って一番高い「美食家のディナー」コースを頂くことにした。名前はストレート過ぎて頼むときに一寸赤面してしまうが、内容は荒川料理長がその時その時の食材を見繕って最高のものを作ってくれると言う、この店が好きな人は一度は食べておいた方が良いメニュー(要事前予約)。
そもそも何を頼んでも美味しいものを出してくれる店で、そこで「最高」のものなのだから、素晴らしく美味しいものが出てくることに最初から疑いはない。
寒い雨の日で到着までに体が冷え切っていたので、最初にデンマーク産のアクアビットと、何故かアルコール96度のポーランドの蒸留酒「スピリタス」が有ったので、それを頂いた。アクアビットは既に何度も頂いているが、スピリタスは飲んだ後に暑い塊が食道を通って胃に落ちていくのが分かる凄いもの。酒に弱い人は絶対に飲むべきでないのは勿論、強い人でも飲み方を間違えると危ない(汗)。
まず、デンマークキャビア、平目のカルパッチョ、ニシンの酢漬け、牡蠣のグリル、ハニーマスタード風味の脂の乗ったスモークサーモン、グリルした鰤にアンチョビバターを乗せたもの、海老のアメリカンソースからなるプレートが出てくるのだが、これが「前菜」と言うレベルを完全に超えていて、いきなり超絶に美味しいメインディッシュが出てくるようなもの。
全てが美味しいのだが、この日の白眉は平目のカルパッチョ。平目は当たり外れが結構大きく、味も素っ気も無いひたすら淡白なものに出会うこともあるが、言うまでもなくこの店でその様なものは出てこない。
上品な中にも充分な旨みがあり、そのままお造りで食べても絶品であろう平目がたっぷり野菜の上に乗っている。
この店の定番のキャビアやニシン、スモークーサーモンの美味しさは言うまでもない。鰤も海老も、何一つガッカリさせられるものなどない。
実際の北欧の料理は保存食的で塩気が強く粗野なものが多いのだが、この店は日本人が心の中で描く理想の北欧料理、北欧レストランを日本人の感性を持って表現しているところがとてつもなく素晴らしい。
肉料理は和牛フィレとフォアグラのロッシーニ。柔らかくて繊細で美味しい肉。
「俺のフレンチ」は値段の割には十二分に美味しいロッシーニを出してくれるのが看板だが、ここは値段も違う分だけ格の違うものを出してくれる。
あと、いつも思うのだが、塩とバターのきいた白パンが凄く美味しい。
内装、雰囲気、紅茶のカップのセンスに至るまで、文句のつけようがない。
いつもオーナーさんは店先にてお客さんを迎え、店を見ている。
きっと、このレストランはこの方の人生そのものなんだろうな、この店の長い歴史の中で、色々なことがあったのだろうなと思う。
ドラマか映画にでもなりそうだな、と一寸思いました。
ご馳走様でした。
また年に数回だけの贅沢のためにお邪魔します。
今更多くを語る必要なし、最高のレストランの一つ
記念日に来店、今回は下記を楽しんだ:
・9種類の前菜盛り合わせ
・グラタン カニ入りノイリープラット風味
・海老、ホタテ、カニのパイ包み焼き
・牛タンと牛頬肉のブルゴーニュ赤ワイン煮
これらを、白のスパークリング、アクアビット、スタインへイガー、赤ワインのボトル(シャトー・カンティヤック)、ジントニック等で3時間近くかけてゆっくりゆっくり楽しんだ。
この老舗について、多くを語る必要はないだろう。
特別な日に、最高の食事とお酒を最高の雰囲気で味わって、特別な時間を楽しみたいなら、間違いなくこのレストランを推奨する。
今回も前菜をアクアビットで味わい始めたら、途端に日頃の憂いを忘れ、幸せな気分になった。
「グラタン カニ入りノイリープラット風味」は、通常我々が「グラタン」という料理名から想像する物とは遠くかけ離れたもの。
立派な白身魚(ひらめ)と蟹肉が、チーズと不思議なお酒の風味と共に最高のコネビネーションを見せてくれた。最高の西洋風魚料理。
いつまでもこの店が今のQualityのままで出来るだけ長く横浜にあって欲しいと、ただ願う。
また宜しくお願いします。
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井之脇
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店舗情報の編集
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
スカンディヤ(SCANDIA)
|
---|---|
ジャンル | ヨーロッパ料理、洋食 |
予約・ お問い合わせ |
045-201-2262 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
みなとみらい線「日本大通り」駅 2・3番出口より徒歩 3分 日本大通り駅から191m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
個室 |
無 2階にも客席があり,貸し切り等可能です |
---|---|
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
周辺の環境がとてもよいです |
お店のPR |
情緒あふれる横浜を感じられる老舗の北欧料理店
横浜の一角に佇む古き良き趣きのある北欧料理店 スカンディヤ (SCANDIA)。 サーモンのスウェーデン風デイル漬け、にしんの酢漬け、フリカデラ(デンマーク風仔牛のミートボール)等、伝統的な北欧料理を楽しめます。 あまり馴染みのない北欧料理ですが、ミートボールやローストビーフ等は日本でも親しまれている料理。 普段とは違った味付けや組み合わせで頂けるのは、良い食体験です。 めずらしい北欧料理をぜひ楽しんで下さい。 店内は重厚感のあるつくりで趣きのある雰囲気。 情緒あふれる横浜を感じられる場所です。 家族や友人など、気取らないけれど大切な人とのお食事に最適です。 |
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春とともに、年に2回このお店で贅沢を味わうタイミングのうちの1回目がやってきた。
いつも通り、赤レンガや象の鼻、山下公園を散歩して入店。
この店に来ると名物のニシンやスモークサーモン、カニ入りノイリープラット風味のグラタンなどをほぼ毎回頼むのだが、今回は敢えていつもと違うものを頼もうということになった。
前菜に「ブルゴーニュ産エスカルゴ」(1,730円 以降価格は全て税込み)と、本来は前菜ではないのだが、「伊勢海老の炙り焼き テルミドール」(9,700円)をオーダー。
最初の飲み物は白ワインは「Chablis La Chanfleure」のグラス(1,100円)と、バーボンベースにコアントローの日本オリジナルカクテル「ムーン・リバー」(990円)。シャブリはたまに当たる上質なソービニョンブランのような味わい、カクテルは柑橘系の風味がいい塩梅に効いていて、両方とも良いスターター。カクテルも上手な店。
まずはエスカルゴが到着、エスカルゴと同じ数添えられているバケットと共に頂く。バター、ガーリック等の効いたソースが絶妙に美味い。無駄にしたくないので、バケットにソースをたっぷりつけて頂く。
しばし経ち、伊勢海老到着。
バターに出汁を加えたソースが付いてくるが、そのまま食べても絶妙に味が付いている。ワオ!
上品に食べやすくカットされた部分以外にも殻に美味しい身が残っているので、大桟橋そばの超洗練された店でちょっと気が引けたが、北海道の旅館の様に手で持ってしゃぶりついて、無駄なく完食。
次は肉の部。
フォアグラのソテー マデラソース (3,580円)と、特選牛フィレステーキ (6,810円)をペッパーソースでオーダー。
また、今更ながらそれに合わせ、「本日の特製スープ」=グリーンピースとクリームのスープ (1,030円)と、サラダに「ほうれん草のソテー にんにく風味」(1,380円)を付け合わせとして追加発注。
飲み物は「Astral de Chateau PUYBARBE Cotes de Bourg 2017」のボトル (6,190円)をオーダー。
基本的にボルドーのワインは大好きなのだが、これはどちらかというとややソフトな感じだったが、それでも根底にはボルドーのどっしり感があって良い。
フォアグラはふんわり、柔らかい脂が乗った身にこれまた絶妙なバターソースで魅惑的な仕上がり。
ちなみに前回食べたときよりかなり値上がりしているが、個人的な意見としては、この店は日本を代表する店の一つだと思っているので、原価の高騰の中値段を無理に抑えるために質を落とすよりは、値段を上げていって良いと思う。
これでも例えば米国の洗練されたレストランと比較すると決して高い値段はつけていない。
ちなみに会社帰りによく利用する居酒屋とかだと大幅な値上げは...となるが、年に数回贅沢を味わうための店だし。
牛フィレステーキは中身はほんのり赤い絶妙な焼き加減で、胡椒とバター・クリームの効いたソースがまた最高。
やはり西洋料理はある意味ソースの料理だと再確認した。もちろん元の素材がよい前提で。
ちなみにグリーンピースとクリームのスープは濃厚で◎、ほうれん草のソテーもシンプルながらフォアグラや肉と相性が良い。
最後に紅茶を頂き、本日も大満足。
御馳走さまでした。3時間も長居してしまいました。
次はクリスマス近辺に伺います。