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食べログ 喫茶店 百名店 2022 選出店
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サマー・ギフト詰合せ
7年振りで再訪した十番館のショーケースで見つけたフランス
の国旗トリコロールのパッケージ・・♡ 大きめのクッキーか
しら? 十番館のクッキーと言えば〜永年に亘り ♡型のエダム
とシグネチャーのビスカウトで、コーヒー・ゼリーも美味しか
ったので(パックでは同じお味の再現はムリだとしても)サマ
ー・ギフト詰合せ(¥2710)を購入して帰りました。
アメリカン・サイズの大きなクッキーかしら?と思ったトリコ
ロール・カラーに入っていたのはブラッフ・マドレーヌ・・マ
ドレーヌとは似ても似つかぬ紛い物と言うより形も貝ではなく
真ん丸で全くの別物。このマドレーヌ擬き(もどき)は ’ぼそ
ぼそっとした’ 軽い食感で ’バターでしっとり’ の対極にある焼
き菓子でございました。♡型のクッキーはエダムで昔と変わら
ぬチーズ味〜ビスカウトは昔からレモン、チョコレート、ピー
ナッツバターの3種類で一番好きなのはピーナッツバターでし
たが、レモンは ”懐かしいレモン味のビスカウトがもっとレモ
ンなビスカウトに!!” と謳われていて〜確かに、クッキーも
バター・クリームもライトになって最後にキュンとレモン味が
残ります。中身が変わってもガス燈や馬車、文明開化の頃の洋
装と蓄音機などが描かれた包装紙は以前と変わらず、やはり懐
かしい十番館の詰合せなのでございました。
珈琲ゼリーとプディング・ロワイヤル
お菓子はいただく機会がありますが、お店におじゃまするのは
(レビューを見てビックリ!!)なんと7年振り〜♬ お店の
前に置かれた牛馬飲水槽、ガス燈、大砲、公衆電話BOX・・全
く変わらず、店内のショーケース、マントルピースの上に置か
れた薔薇、由緒正しいユニフォーム、何ひとつ変わっておりま
せん。此処だけ時間が止まったかのような十番館でございます。
十番館の建物に使われている赤レンガを模してブロック型にカ
ットされたプリンにバニラとチョコレートのアイスクリームを
添えたプディング・ロワイヤル(¥900)と原料豆を選定→
ブレンド→ コーヒー・ゼリーに最適な焙煎度にローストして
本格的なネル・ドリップ方式で抽出したコーヒーと南アルプス
の伏流水を使用という贅沢なコーヒー・ゼリー(¥750)を
いただきました。プリンは卵の味をしっかり感じる密度の濃い
非の打ちどころのないプリンで、どっしりと重みがあります。
コーヒー・ゼリーも、コーヒーの味と香りが非常に濃厚でスプ
ーンを入れると跳ね返るような弾力を感じます。どちらも丁寧
に作られた逸品でボリュームもあって大満足〜♬ レシピーも
ずっ〜〜と変わっていないのでしょうね・・♡ 近くにあった
ら定期的におじゃまして愉しみたい名品でございました。
歴史ミュージアムのようなティー・ルーム
(2014年4月)
エダム・チーズとモカ、グラニュー糖がかかったバター・クッキー
の詰め合わせを戴きました。エダムとモカの2種詰め合わせが ¥
1320ですので3種だと ¥2000くらいでしょうか。馬車道
十番館のチーズ・クッキーはエダムが控え目ですので ’ちょっとも
のたりたい’ と言えば〜ものたりなくもないのですが、十番館の歴
史を顧みる時〜どこか古き佳き時代の香りがして私は妙に納得して
しまうのです(今回の写真は最後の4枚になります)
(2012年2月)
明治の先覚者でガス事業の創始者でもある高島嘉右衛門家の旧趾に
建つ馬車道十番館・・久し振りでお茶を致しました。いつもは私達
がお店の平均年齢を押し上げている気分になることが多いのですが、
この日ばかりは平均年齢を下げるお役目を果たしていたようです。
以前にも増して〜ご高齢の方々で店内は満席!フリルのついた真っ
白なカフェ・エプロンをつけたウエイトレス嬢がケーキの載ったト
レイを持って忙しそうな1Fはステンドグラスから光が差し込む喫
茶室、エントランスには小さな売店(ビスカウト・洋菓子・パンが
買えます)2Fは英国風酒場、3Fはフレンチ・レストラン、4F・
5Fは個室のある宴会場になっています。木枠で囲まれた重々しく、
古めかしいエレベーターには ’釦’ と書きたくなる懐かしいエレベー
ターボタンがついていて!まだちゃんと動いているのですネッ!!
横浜開港の頃、海岸沿いに建てられた外国の商館は一番館、二番館
と呼ばれていて〜山手十番館は母体である勝烈庵の十番目の店とし
て1967年に明治100年を記念して建てられました。関内には
開港当時の面影を残す数多くの建造物や資料が残されていましたが、
大正の震災や戦火でその殆んどが失われた為〜馬車道十番館は当時
の建築様式を再現して明治の西洋館として開館→店内には開化期の
文明の香りを伝える数々の資料、電話機、ギヤマン・ランプ、ガラ
スのレリーフなど・・横浜の古き良き時代が偲ばれるアイテムが置
かれたミュージアムでもあり〜メニューも非常にノスタルジックで
ございます。
いただいた十番館オリジナルティーはアッサム主体のブレンドで〜
¥500。”ハイカラな” デザートとしてプディング・ロワイヤル!
¥700。十番館パフェと同じプライスのお汁粉は白玉と栗入り〜
¥670。ちゃんとフランス語で Soup de Haricot Rouge 〜〜♬
サンドイッチだって ’レ・サンウィッシュ’ Les Sandwichs です!
ローストビーフはロスビフ (Rosbif) ¥800・ ミックス¥700・
クラブハウス¥740〜開港カレーはサラダ付きで¥1000。
グランドメニューではなく、テーブルに置かれた手書きのメニュー
には ”新発売” エスプレッソ ¥400 カフェラテ、 カプチーノ 、
キャラメル・カプチーノ 各々¥520。’新発売’ ですよ〜〜♬
横浜は開港〜文明開化と・・日本の近代化の中心だった時代があり、
その文化と伝統を商品作りに生かして来られた馬車道十番館ですが
十番館と聞いて私が真っ先に思い浮かべるものは Les Sandwichs
でも開港カレーでもなく、ガス燈印のビスカウト!!ビスカウトと
は biscuit が日本語化したもので〜1550年頃カステラなどの西
洋菓子と共に日本に伝来したビスケットのこと。レモン(バターク
リーム)・チョコレート・ピーナツバターの3種類があって〜5枚
入り袋 ¥750・缶入り12枚 ¥2100〜40枚 ¥6000と
いうプライシングです。30年前から今どきこういうビスケットを
目にすることはないし、口にすることはない、と思っていたのです
が、驚きました!いつのまにか少しだけ '近代化' していました!!
ガリッというくらい固く焼かれていたビスケットがサクッというく
らいに軽く、厚みも昔の70%ほどになり、ビスケットの間から見
えていた各クリームも全く見えないほど薄く挟まれるようになって
いました!!ガス燈のレリーフとサイズは変わっていませんが、ど
っしりと厚く重量感のある十番館のビスカウトはいつの間にかシェ
イプアップしていました。従って、昔(大昔?)に比べると甘みも
抑え気味になり〜サクサク感のあるビスケットといった趣きでござ
います。いつ頃から変わっていたのでしょうか?
老舗の紳士服店を連想させる昔懐かしい紙袋は同じでしたが、包装
紙も新しくなっていました。ガス燈や馬車、黒船、ランプ、蓄音機
などが描かれていて〜すぐ近くに指路教会を建てた宣教牧師ヘボン
が考案し日本中の公立小学校でも教えられるようになったヘボン式
ローマ字でそれぞれの名称が記入されています。お店の前に置かれ
た牛馬水飲み場で荷役を担った牛や馬車を引く馬が一息入れること
はなくなっても〜馬車道十番館のティールームには可愛いカフェ・
エプロンをした明治スタイルのお嬢さんがいて〜ここを訪れる人々
は過ぎし日の横浜に想いを寄せ当時を偲ぶことができます。麦わら
帽子をつけた牛の写真が資料集にあったら嬉しいなぁ〜♬ と思い
ながら・・馬車道十番館がこれからも、これまでのように!横浜の
資料館として懐かしい ’ハイカラ’ なお味を後世に伝え 永く永く!
残ってくださるよう〜〜♬ 願いながら〜お店を後に致しました。
でも、きっとだいじょうぶ!!ハマッ子は本当に横浜を心から愛し
ていますから・・それはオージャルダンドゥペリーやかをりに一度
おじゃますればわかることですし、キング、クイーン、ジャックと
愛称で呼ばれる歴史的建造物やアルテリーベを見ればわかります。
旧横浜銀行本店別館を油圧ジャッキで持ち上げて〜1日に数ミリず
つ!1年かけて道路の反対側に移動させるという離れ業をやっての
ける市政と横浜市民の熱い思いが息づく街だからです。そしてその
熱い思いが馬車道にガス燈を復活させ・・ガス燈に火が灯りました。
本物のガスを使っているのですよ〜〜皆さん〜♬
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マダム・チェチーリア
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ガストロノミー ジョエル・ロブション(恵比寿、目黒 / フレンチ)
ザ・バー(恵比寿、目黒、白金台 / バー)
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カフェ ラ・ボエム(白金台、目黒、高輪台 / イタリアン、パスタ、カフェ)
店名 |
馬車道十番館(バシャミチジュウバンカン)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
喫茶店 百名店 2022 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2022 選出店
喫茶店 百名店 2021 選出店
食べログ 喫茶店 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 喫茶店、フレンチ、バー |
お問い合わせ |
045-651-2621 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄ブルーライン「関内」駅9番出口より徒歩2分 馬車道駅から330m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
56席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
お店のPR |
【馬車道駅/関内駅 徒歩5分】 ※レストラン、宴会場のみ、ご予約承れます。 喫茶は不可。
1階喫茶室は当店自慢のオリジナルコーヒーとケーキ・洋菓子をお出ししています。 併設している売店では、ポルトガルから伝えられた由緒ある焼き菓子「ビスカウト」やケーキ、パンがお買い求めいただけます。お待ち合わせ場所や横浜を散策される途中に立ち寄って、おいしいコーヒーや季節のデザート、洋菓子などでご休憩されてみてはいかがでしょうか。 |
関連店舗情報 | 馬車道十番館の店舗一覧を見る |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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お年賀に戴いたギフト・ボックス ’ガス灯’ にビスカウトのニュー
・フェースが!! これまでビスカウトのクリームはレモン、ピー
ナッツ、チョコレートの3種類で、永年に亘り私のお気に入りは
ピーナッツ・クリームを挟んだビスカウトでしたが今回ココア生
地にホワイト・クリームを挟んだビスカウトが加わっていました。
包みがゴールドで詰合せのビジュアルにインパクトが出ますネ!
十番館のビスカウトはクリームが甘めですがサクッ!とした歯応
えが心地よく CP 共にフレンドリーなお菓子でございます。詰合
せはビスカウトとブラフ・マドレーヌで、マドレーヌにも初めて
見るキャラメルが!!最後にお店におじゃましたのは2年半前で
その時ブラフ・マドレーヌは1種類でしたので新商品だと思いま
す。グラニュー糖で作るキャラメルが香ばしく従来のブラフより
楽しめました。ブラフと命名されたくらいですからフランス伝統
の焼き菓子マドレーヌとは全くの別物でございます。真ん丸で可
愛い馬車道十番館のオリジナルはどこか昭和が香るノスタルジッ
クな味わい・・ホテル・ニューグランド・ザ・カフェ のシーフー
ド・ドリアやプリン・ア・ラ・モードも然りですが、東京に馬車
道十番館のようなお店は探してもありません。お店の前の通りに
はガス燈や牛馬水飲み場が残っていて開港当時ここを馬車が走っ
ていた時代が甦ります。馬車道十番館の魅力は詰合せでお菓子を
味わうより〜お店におじゃましてカフェの空気感と共に楽しんで
こそ!! 日本の開国と文明開化発祥の地〜横浜にロマンがあるよ
うに、馬車道十番館のお菓子にも〜♬