中華街より皇苑 : 中国料理 皇苑

＃２０１５－２、再訪、画像１８枚追加

横浜ロイヤルパークホテル（ランドマークタワー）６８階にある中国料理店。
もし地方の友達でも遊びに来て、中華でオススメのお店に連れて行くとしたら、中華街よりも絶対ここです。
美味しい料理、６８階からの絶景、高級ホテルレベルのサービス、家族連れがいても行儀の悪い子供などいない客層など、すべて揃ってるからです。

高級店だと、お茶も有料のお店が多いところ、基本のお茶（ホット、コールド）が無料なのも嬉しいです。
（有料のお茶もあります）
ビールなどお酒ならともかく、それなりの料金とサービス料を払うのに、お茶１杯千円とか別料金で取られると、自分的には萎えます。

サービスで出てくるピーカンナッツの飴炊きもオススメ♪
お土産用も売っており、それをあげた人みんなから喜ばれています。
食事利用しなくても、飴炊きだけ買いに行くことあります。

ホテル３階のショップにも飴炊きがありますが、こちらはちょっと別で長期保存可能タイプ。
皇苑で売っているのは、お店で出しているのとまったく同じ物で、密封包装もされてないので、日持ちしないと思います。

★（2012-6 再訪）
行った日は、ちょうど席の空きがあったみたいで、通常なら個室料金のかかる、広いテーブルの半個室に案内されました。（もちろん個室料金は無し）
通常６人程度で使うテーブルに３人なので、かなり広々です。
自分はアラカルトで、家族は「初夏のスペシャルプライスディナー」（税サ込み、６９３０円）を注文しました。

以下、主に写真の説明です。

＜店内風景＞
店内風景の写真で、テーブルの手前にだけ照明が当たっているのは、テーブルを窓際にずらしたせいみたいです。
３人だと、テーブルの半分で足りるので、窓に背を向ける椅子は必要ないので・・
大きいテーブルをずらし、３人用に不要な椅子は撤去・・
黙ってそんなことしてくれてるところが、さすがだと思いました。

＜景色＞
早め時間のディナーなので、明るい景色、夜の景色、両方を見ることができました。
富士山方面は、雲がかかって見えなかったものの、空気の状態が良く、数十キロ先まで綺麗に見えました。

＜洗面所＞
あまり気にする人はいないかもしれませんが、トイレットペーパーまで上質な物を使っています。
そういうところをケチっているかどうかで、レストランやホテルの格が出ます。

＜蒸し鶏の冷菜＞
そんなにしょっちゅう行く訳じゃないので、ほとんどいつもこれを注文します。
ネギソースが絶品☆☆
ネギ臭いのは苦手な自分ですが、このソースは本当に美味しいです。
同じような物を作ってみようと、家で研究してしまいました。

＜フカヒレスープの金属食器＞
そうそう壊れる物じゃないにしても、あれいくらするんだろう？
銀製で、手入れが大変だとか、聞いたような、聞かなかったような！？

＜初夏スペシャルプライスディナー：牛テール煮込み＞
上に乗っている、茹でてない中華麺みたいなもの、豆腐を加工した物だそうです。
もちろんそのまま食べられます。

＜初夏スペシャルプライスディナー：デザート＞
３段重ねで、下段に光が当たらないので、これだけストロボ撮影しました。
それ以外の写真は、ストロボを使っていません。

★（2013-1 再訪）
ネットでお得で美味しそうなランチコースを見つけたので、妻と行ってきました。
ふかひれ御膳コース、ワンドリンク付きで4042円（3500＋サービス料＋税金）。
ワンドリンクといっても、紹興酒なら通常1500円くらいするので、お得感があります。

予約時には窓際席は取れなかったのですが、空きがあるということで、窓際に案内してくれました。
この日は空気が澄んでおり、富士山まではっきりと見えました。
さすが、素晴らしい展望です。

コース内容は、ふかひれ以外は割と普通なものの、薄手ながら、この値段で姿煮が付いているのは素晴らしいです。
普通の醤油煮込みも美味しいですが、この鶏白湯煮込みも濃厚で美味しいです。
こういうセットに付いてくる春捲でも、皇苑のはほんとにパリパリ。
春捲なら単品で注文しても安いので、オススメです。

★（2013-7夜 再訪）
だいぶ前にここに連れてきたことのある子達を、また連れて行きました。
この日はすいており、行く直前の予約でも窓側席が取れました。
１年ちょっとぶりの訪問で、雰囲気・料理とも大満足の模様でした。
観光的に中華街に行くのは良いと思いますが、食事内容ならやっぱりこっちかな・・
どちらかというとランチの方が混んでおり、窓側席を取りたかったら、早めの予約をお勧めします。

★（2014-11 夜再訪）
火鍋セットを食べてみました。
スープと具材が選べます。
スープは基本の麻辣＆白湯、具材は肉セットにしました。
鍋と具材のみでなく、前菜３種盛りとデザートのシャーベットも付いていました。
それで5000円（＋税サ）はとても安い！

火鍋というと、中国人の店で食べる安っぽいもののイメージですが、皇苑のはまるで別物でした。
鍋本体自体、たいていの店は中国製なのに、ここのは多分３万円くらいの高級品。
取り皿も、だいたい普通の茶碗がひとつかふたつ出てくるだけのところ、ちゃんと温めて受け皿付きの良い食器が２セット、れんげも２つ。
お玉２、穴あきお玉２、あくすくい２。
調味料、つけだれ、薬味の類が１０種類以上。

茶碗をもうひとつくれとか、ゴマだれとかないの？とか、何も言うことがない。
すべてが行き届いてる。
さすが高級ホテルというか、中国人店の火鍋の概念を覆すサービスでした。

味の方は、たいていの店の白湯スープは、インスタントスープみたいに化調さん風味なところ、こちらはまるで別物。
こってり濃厚豚骨スープなのかな・・
しっかりしたスープで、化学調味料が強い感じはありませんでした。
むしろ、麻辣スープの方がさっぱりした感じで、花山椒の風味が効いていました。

肉具材の牛肉は、すき焼きで食べても高級って感じの和牛霜降り肉。
普通の火鍋なら、国産牛でも高級具材なのに、基本セットにそんな良い肉が出てくるとは思いませんでした。

追加具材は値段が高いようですが、スープが濃厚なせいか、基本セットで十分足ります。
麻辣スープは、個人的にはあまり辛く感じませんでしたが、辛いのに弱ければ、事前に言えば調節できると思います。
とってもお得だと思うので、興味のある方はお試しを♪

★（2014-12 昼再訪）
珍しく両親と行きました。
前日予約でも窓際席が取れて、富士山も見えて景色は良かったものの、陽が当たってちょっと暑かったです。
展望も売りのレストランなので、カーテンを閉めちゃうと、他のお客さんに悪いし。
おばさま～おばあさま位の、ランチに４～５千円使うゆとりのある女性客が多いです。

今は通常のコース料理や通常メニューにフカヒレ料理が含まれませんが、リクエストすれば、別メニューが出てきます。
鮫の乱獲だとか、まだ気仙沼が復興し切れてない状況に配慮してるのかも？

フカヒレスープは、フカヒレ10gと30gと選べ、スープのタイプも選べます。
10gで２千円弱、30gは4500円くらい（１人前）。
普通にとろみがあって蟹など具材の入ったスープなら、10gでも普通くらい。
すましスープだと、フカヒレが底に沈んでいるだけになるので、10gでは寂しいです。


★（2015-2 昼再訪）
両親の金婚式祝いのランチで利用しました。
めったにない機会なので、企画は自分がやるから費用は半分よろしくと弟にいい、一人４万円の贅沢ランチしました。
しょっちゅう食べる訳でないから、毎度同じようなメニューでいいし、ヌーベルシノワとか変にいじった中華は嫌という両親なので、中華で王道のデラックスコースです。

シャンパンは、初孫の生まれ年のバックヴィンテージをお願いしましたが、用意が困難とのことで、持ち込み料を払って持ち込みました。
前菜三種盛りはいつも通り。

フカヒレは父が大好きなので、姿煮とスープと２種類。
姿煮を２枚、スープはフカヒレを通常の３倍に増量したものを人数分お願いしました。
前に食べたすましスープでは、フカヒレ３倍でもあまり多く感じられないのですが、とろみスープに３倍だと、かなりフカヒレだらけの感じがしました。

北京ダックは、ちょっと量が多いかなと感じつつ、１羽丸ごとでお願いしました。
１羽まるごとなら、香港ペニンシュラのスプリングムーンみたいに、揚げたてのが丸ごと出てくるかと期待したのですが、すでにカットしたものが出てきて、揚げたて感がなく残念でした。

海老の炒め物、牛肉の炒め物は前回と同じ。
こちらの牛肉の豆鼓味噌炒めは、あっさりした味になっていますが、もし肉をもっと細かく切って濃い味にしたら、ご飯のおかずにもよく合います。

そしてラストに、今回メインの干し鮑の醤油煮込み。
通常メニューにも干し鮑はあるのですが、かなり小さいサイズのようなので、１個３万円（税サ別）で２個ということでお願いしました。
値段が倍ということもあり、それなりのサイズのものを用意してもらえました。
干し鮑を戻すのに２週間かかるそうで、早めに打ち合わせに行って良かったです。

食事はメニューにない干焼伊麺（こうしゅういーめん）。
香港の福臨門灣仔本店などで、いつも食べているので、それをお願いしました。
メニューに無くても、それほど特別な材料を使う訳でもないので、事前注文しなくても食べられるかも知れません。

デザートはいつも食べませんが、記念日ということで、桃まんをサービスしてくれました。
でも、みんな満腹で食べられないので、手を付けないのは悪いから、自分ががんばって一個食べました(笑)