酒と料理を格段と美味しくするのは一緒にテーブルを囲む人による！つくづくそう思えた楽しい楽しい夜 : 第一亭

この日は横浜と東京の方々と私のエスコート 自身１０年ぶり！のダイイチ亭
あれ以来、孤独のグルメに出ちゃったりなんかして〜 混んでいるとは思ったけど

このお店は平日以外、予約不可なので並べばなんとか入れるだろうから不安なんてない
立ち話しを１５分ぐらいしていたらお店の人に 何人さまですか〜 聞かれ即入店

ひと目、ごくフツーな町中華なんだけど横浜で多く見られるような
豚のゴロゴロ部位、豚さんは捨てるとこないんだよっ！て

豚さんを有り難く頂くホルモン系の料理が多い中華

なのでもないけど いきなり豚足！誰もキライな人いなくてよかった
もちろん看板にも表記してあるお店イチオシなチートも忘れない。

私の大好きなピータンも同様、頼んでイイよ意見一致
この１品はビールと紹興酒、豚系と麺のいい架け橋になってありがとう

そしてそして 井の頭五郎のおかげで全国区になってしまったパタン

その影響でもはや裏メニューから表メニューに昇格か？
でもでもまだメニューにはないけど知ってる人は必ず食べる麺料理

私、１０年前には口にできなかったこの幻メニュー
なんだかカルボナーラのような麺自体に下味、特にニンニクめちゃ効いていて

お好みでスープでつけ麺のように食べてもよし！しかしコレ考えた人すごいわ
メン自体、黄色な玉子麺のよう丸っこい太麺なのですごく個人好み

しかしなに食べてもハズレないのよね
それもこれも一緒にワイワイ食べて飲んでくれる人たちがいるおかげ

つくづくそう思えた夜

慌ただしい混雑時の中でもお店の人たちの愛想ないでもなく雑でない
おもてなし接客の姿勢もうれしい名店でした。

京急本線の日ノ出町駅が最寄りですが、桜木町駅から野毛を通ってきました。
長者橋のすぐ近くの路地にある激シブな中華料理店

たたずまいといい店内の雰囲気といい場末感まるだし・・・
第一亭は、カシラ、豚舌　胃袋など豚のホルモンをメインとしています。

まずはビール（５５０円）　サーバーがある意味ビミョーだったので瓶にしました。
クラシックラガー、さすが横浜はキリンですね。

餃子（５００円）　いくらホルモンメインとはいえ中華店、餃子や麺類はあり。
シューマイはありませんけど。
焼けているんだか元々固いのか？　皮がカタメだが餡はジューシー

チートの生姜炒め（６００円）　チートとは豚の胃、モツ焼きならガツのことですね。
柔らかいチートと刻み生姜が入る濃厚な塩味のあんかけにビールがすすむ。

料理は凄くウマいのだが、皿が手のひらサイズの小さい上に小盛り
これで６００円はありえるのだろうか・・・

「トンタンください」　「タンね。」　そんなやりとりを女将さんと。　トンタンッて発音にハマる私

豚舌（６００円）　これは美味い！　
茹でただけなのか？　そんなような薄い味つけの舌に、添えてある味噌をつけて食べると絶品

月桂冠　香り贅沢　生酒（６５０円）　辛口なんだけど瓶の裏にフルーティーの文字
初めて飲んだ銘柄の冷酒ですが、こんな場末（笑）なお店でこんな美味しいお酒が飲めるとは来た甲斐アリ。

酒類は、ビールや冷酒の他、紹興酒　ウーロンハイ　レモンハイ　お茶割りもあるのでご安心を。

炒米粉（７００円）　メニューには読めない人には読めない漢字で書いてありますが、ビーフンのこと。
見た目は薄味っぽい色してるけどしっかりと旨味をまとってしかも食べやすく海老がイイね。

豚頭肉（６００円）　これは漢字のニュアンスでもわかる。　カシラのことです。
豚舌同様、茹でただけっぽい感じの色と味で白い脂が、しつこくなくて口の中でトロける。

とまと（300円）と味噌をつけたカシラを一緒に食べ冷酒でひきしめた。

厨房がよく見えるカウンターと小上がりに４テーブルかな？
テレビの前のテーブル席には常連の競馬ファンのオッチャンが陣取っていました。

それも何時間も居そうなオッチャンたちで、
こちらも長居しても文句言われなさそうな日曜日の昼間でした。

通し営業っていうのもいいですよね。いつでも来れるし。

女将さんと息子さんかな？　そこは定かではありませんけど。　あと手伝いのおばちゃん
それにお店の手伝いにはノータッチな娘さんが来てカウンターでパソコンを初めていました。

そんな常連さんと家族経営な第一亭の皆さんとの～んびりした気分を過ごしました。
今度機会があれば再訪し未食なホルモン料理を頂きたい。　凄く気に入りましたこのお店