久しぶりの本店！ : たかさご家 本店

　こんばんは、天反ぢいです。
　6月17日、カレー＆ラーメンの太源さんを出た後、そのまままっすぐ進み、日ノ出町に出ました。目的は、ここたかさご家さん。ここは1回しか来たことがありません。関内店は結構行っていますが。3年ぶりです。

〇2023年6月17日(土)午後4時ちょいすぎ訪問
　伊勢佐木町方面から大岡川を渡ると日ノ出町。お店は駅前でもある広い交差点にあります。この辺りで、ビルにはさまれた唯一の平屋の建物がたかさご家であります。でも広い交差点で「とんこつラーメン たかさご家 本店」と書かれたトレードマークの緑の看板が存在を主張しています。
　お店に入ると、先客2名様。後客もそのくらいだったと思います。まあ、この時間ですからね。
　
　食券を買います。券売機も年季が入っています。

・キャベツラーメン　800円
・味付玉子 100円

　デフォルトのラーメン(並)は700円でお安いです。今時貴重ですね。食券はプラ券です。
　店内は、カウンター席のみですが、奥行きがあり、席数は結構あります。店員さんは2人。

　食券を出し、かため、多めでお願いします。

　やがてラーメンがやってキタ。
　小さ目ながら厚めのチャーシューが1枚、すこししんなりと下キャベツ、ほうれん草は多め、海苔3枚、それに味玉です。

　いただきます！

・スープは、薄い茶色というかんじです。バランス型といった感じですが、醤油感は強くありません。そして、豚骨感も強くなく、ちょっとライト。これは、ちょっと下振れなのかな。先日行った関内店よりもライトで、コクが少ない感じです。
　鶏油は風味を感じました。

・麺は、酒井製麺ですね。関内店と同じで、麺箱には「カ」印があります。かためでお願いして、結構しっかり硬めでした。なので、モッチリ感はいまいち。でもやっぱり酒井らしさはあります。

・チャーシューはバラロールです。もっさりタイプじゃなく、なかなかいい食感です。味付けはあっさり。

・味玉は、黄身は適度に柔らかいです。ちょっと偏ってますね。なので、一部白身もトロトロ。味付けは色ほどじゃなく、あっさりですね。

・キャベツは、結構しんなりしていますが、まだまだ歯ごたえがあります。そして、甘いです。おいしいですね。

・ほうれん草は、しっかりとした歯ごたえが残っています。短く切ってありますが、そもそもから小型のほうれん草なんでしょう。えぐみはなく、ほうれん草らしい味もそれなりの残っています。なかなかいい出来です。ちょっと多めなのもいいですね。

・海苔はちょっと薄めですが、パリッとしています。まあ高級海苔と比べるとアレですが、それなりの良い味がします。

　というわけで、なかなかの出来でした。たかさご家のお味はワタクシは好きなタイプです。しかし、抜群においしかった3年前に比べるといまいち。スープのコクが足りない感じでした。
　食材価格も上がって、経営が大変かもしれませんが、頑張ってほしいですね。

　ごちそうさまでした。
　いやー、家系って、ほんとーにいいですね。

　こんばんは、天反ぢいです。
　さて、すごい～釣りきんさんに行った後、野毛界隈を歩きます。
　目的は、昔、おいしいサンマーメンを食べたお店を探すためです。でもどこだかよく覚えてません。店名も。古いお店だったのでなくなったのかと思います。でも位置的には三幸苑さんあたりだと思うのですが。リニューアルしたのでしょうか？といってもこのお店もそんなに新しくない。
　それはともあれ、サンマーメンよりも家系を狙います。向かったのはたかさご家さんです。

〇2020年7月18日(土)午後3時ごろ初訪問
　たかさご家さんって、こんな大きな交差点に面していたのですね。横断歩道を渡ったら目の前でした。お店に入ります。え、誰もいない。店員さんも。でも、営業中となっていたのでやっているはず。奥から店員さんが出てきました。
　食券を買います。

・ラーメン(並)　700円
・味付玉子　100円

　赤いプラ券と、グレーのプラ券が出てきます。いいですね。雰囲気たっぷり。お腹いっぱいなのでライスはいらないので、のりましの代わりに味玉にします。
　入り口近く、寸胴の前の席に座ります。
　店員さん愛想がないですが、お好みはきちんと聞かれます。かためアブラ多めでお願いします。

　ほどなく、ラーメンがやってキタ。
　家系標準のルックスですが、ほうれん草多め。スープは薄い茶色というか黄土色。
　いただきます。
　うまー。

〇スープ
　おいしいです。豚骨感たっぷりで、鶏とのバランスがよいですね。塩気もちょうどよい。
　多めで、鶏油たっぷり、いい風味です。鶏油は、鶏もも肉から取っているようです。寸胴に肉が浮いていました。出汁もこれを使っているのですね。おいしいわけです。
　スープの寸胴は蓋が閉められていましたが、開けた瞬間、豚骨が見えました。ゲンコツのようです。これは濃厚なはずです。それほど深く炊きこんでいない感じですね。随感はありません。旨みだけが抽出されている感じです。
　いやー、この味は好みですね。

〇麺
　酒井製麺さんの麺ですよね。麺箱は古かったですが。硬めでしっかり硬めで、モッチリ感はさほどありませんが、やっぱり小麦感がたっぷりでおいしいですね。

〇具
　チャーシューは弾力が残っていますが、臭みなし。おいしいですね。
　ほうれん草は若干やわ目ですが、味がしっかりしていて、しかもえぐみなし。これは理想的です。量も多めで。
　のりは、スープに漬けると柔くなりますが、風味はすごく良い。おいしいですね。

〇味玉
　黄身ねっとりで、すごく味が染みています。少し甘め、これもすごくおいしい。

　いやーおいしかったです。
　後客もお一人さんだけでした。こんなハイレベルの家系が流行ってないとすれば世の中間違ってます。きっとお店をリニューアルすれば、1000円でも流行ると思ううですけど。

　いやー、家系って本当にいいですね。では、さいなら、さいなら、さいなら