何故かまた来た : 三陽

私「そろそろM子も野毛デビューするか」
M「行ってみたいです！」

そんな会話を1ヶ月以上前にし、決行の日を7/27に定める。

彼もこの日に希望休を入れ参加する気満々。
先輩もたまたま仕事が半ドンで、しかもお隣の関内駅。もちろん参加。
更にK子も参加表明。
総勢5人で記念すべきM子の野毛デビューを！

私「どっか行ってみたいとこある？」
M「チンチンラーメン食べたいです！」
私「ホワッ？！」

どうやら過去に私が行った時の話で行ってみたくなったらしい。

毎回行くたびに「もう絶対いかない！」っていうぐらい好きじゃないお店なのに、次行ったら5回目(ФωФ)5周回ってむしろ好きか？

野毛デビューをさせると言った手前、その店は嫌だ！とも言えない。

当日12時にK子以外4人合流。
K子は用事が入ったので夕方合流予定。
先輩はもう少し遅い合流のはずがスタート一緒になったのでチンチンラーメン屋にもう向かおう。

ここは「三陽」
桜木町駅から徒歩3.4分の場所にあるオゲレツ極まりないメニューで有名な町中華のお店です。

12:10にお店に着くといつも通りガチャガチャと食器の音が響いています。

1階奥の方のテーブル席に案内され座ったと同時に

店「飲む？何飲む？」

せっかちです( •́ɞ•̀)

私「生ビール」
先「私も」

せっかちな私と先輩も応えます(͏ ˉ ꈊ ˉ)

M「おっぱいサワー！」
声高らかに注文しています。

彼「チェリーボーイサワー！！」
負けじと彼も応戦。

よく晴れた平日の真っ昼間に何をしているんでしょう。我らは。

まずはM子の野毛デビューを厳かに祝う。乾杯。

■お通し…揚げニンニクの味噌だれ。通称ばくだん。
M子が食べて「美味しい！！」と言っているが、私は食べません。今日で5回目だけど1回だって食べませんという謎の強い気持ち。

■餃子…3人前注文。あれ？いつもより綺麗じゃない？夜来る時となんだか違うようにみえるのは気のせいだろうか？

もっと乱雑に盛られた餃子。
もっと乱雑に包まれた餃子。

ランチタイムの三陽は、夜よりも幾分アクが弱いお店なのか。

かなりニンニクの効いたパンチのあるタイプだけど、次々と食べられちゃう。

横に座っている知らないおじさんが、餃子の腹を開いてそこにバクダンを投下しろと言う。
この食べ方が1番うまいんだと。

すぐにM子が実行。

M「うまぁぁ！」
お「そうだろう？そうだろう」

おじさんのレクチャーに答えるべく、バクダンを食べないと誓った強い気持ちをかなぐり捨てて、バクダンを半分餃子に投下。

すごいパンチ。
普段あまりニンニクを食べない私ですが意外にも美味しくバクダンを食べられた。
もう要らないけど。

喜ぶ我らを見てやたらめったら話しかけてくる横のおじさん。

お「前に会ったことあるよね？この席で」
私「ないよ！」
お「あるよー！喋ったじゃん！」
私「ないよ！」

今日初めましてです(ФωФ)

■かためのチンチンラーメン…M子がこれまた大きな声で注文。店員さんは「はい、チンラーいっちょう」的なスルースキル。

そこに急に彼が

彼「かためのチンチンラーメンもう1つ！」
私「ホワッ？！」

初回訪問からずっと食べたがっていた彼。
1個を4人でシェアしようと言っていたのにそれじゃ足らないと思ったのね。
そして何よりお腹ぺこちゃんだったのね。

運ばれてきたチンチンラーメンを猛然と啜る彼。
味はタンメン風塩味。
どこかに貝出汁を感じるって私が言ったけど誰も賛同してくれず。

想像していたラーメンより遥かに普通だった。
ニンニクはかなり効いているけど、どちらかというと優しい部類のお味。

彼が急に2つ頼んじゃったけど、どうせならちょめちょめラーメンとかボーボーラーメンにチャレンジすれば良かったのにと私とM子で彼を攻めつつごちそうさまでした。
　
もう絶対来ないと言い続けてまた来たけど、昼の顔と夜の顔は違っていた。

さぁ、次は牡蠣いくよ〜

椿を出てその辺に居たノリの良いお兄さんに集合写真を撮ってもらい2軒目へ。

どうやら私の嫌いなあの店に行くようだ。
土曜日のゴールデンタイムだしきっと混んでて入れないっしょ。
しかも予約なしで8名だもん断られるっしょ。
いやだもん、あの店イヤだもん。

彼が店内に聞きに行ったまま全然戻って来ない。
不吉な予感。入れちゃうのか？

ここは「三陽」
桜木町駅から3.4分の場所にあるオゲレツキタナシュランの中華屋です。

私は最初に来た時から好きじゃないのに今回で4回目。ばかなの？私ばかなの？

なかなか彼が出て来なかったのは店員さんが8名分の席を確保しているのを待っていたから。

どうやって店員さんが確保したかって？
はい、あっち移動して、こっち移動してと、先にいたお客さんの区画整理をしていたから'`,､('∀`) '`,､

お陰で無事？8人入れちゃったわけ。

はぁ…1年ぶりの店内。
やっぱり前来た時と変わらない。
古いと汚いは別物です(ФωФ)

しかしそんな内心とは裏腹に気分は楽しい⤴︎
だってさ、来た事ないメンバー達はこのオゲレツメニューを見て大いに盛り上がってるんだもんw

平均年齢50歳。
「おっぱいサワー」「Dカップサワー」「チェリーボーイサワー」etc.
口々に注文するおじさんとおばさんw
先輩は「パイカル」という53度のお酒を注文w
パイがつくネーミングだけどこれはオゲレツメニューじゃなく本名ですꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

私？ラブラブサワーで乾杯の儀

そこにスーパー早口のカタコト日本語で注文を捲し立てる女店員。

私はちんぷんかんだったけどSりん翻訳。

8名分の席を確保したんだから1人1品頼むんだぞ？
これと、それと、あれと、あれだ！いいな？

って感じらしい。
勢いに思わず「はい」と答えちゃったけど、隣のテーブル席だった先輩に事の顛末を話したら

「何言ってんの。そんなの要らないわ。言うわ」

どうせ頼むなら餃子でいいわ！
女店員が勝手に決めたメニューはキャンセルして餃子にしろとビシッと言う先輩カッコいい(」°ﾛ°)｣

でもさ、椿でコース食べてしこたま飲んできたのに餃子6人前と空芯菜炒め。
これ食べ切るの？！
おまけにお通しのあのバクダン。
にんにくまるごとの私が絶対食べないあいつ。

とか言いつつも1年ぶりにここの餃子食べたら美味しいわw
にんにくドギツイけどね。

私のいるテーブルメンバーはうめーうめーと食べまくりw

一方で先輩率いるテーブルメンバーは全然食べてないww

そして先輩のテーブルからこっちのテーブルに餃子が移動。
やや冷めてしまった餃子が熱々よりも美味しく感じる！とこっちのテーブルは盛り上がりまた食べるw

おかわりのお酒もオゲレツメニューをコールする酔いどれメンバー達。
先輩はパイカルおかわりの酒豪っぷり。

彼はチンチンラーメンだかボーボーラーメンだかが食べたいらしいが腹パンで無理。
次来た時に食べようとか言ってるけど…

「もう絶対来ないから！」（来店4回目）

毎度宿題残すからまたくる羽目になるのか？

ふと時計を見るとメンバーのほとんどが終電ギリか間に合わない驚愕の事実に気付くww

私と彼は大宮まで帰れるからそこから先はタクシーに。
K子は完全に帰れないから一緒に我が家に来て泊まっていくことにw

ほんの数時間前はあの上品な大将の作る美味しい料理に舌鼓を打っていたはずなのに、全てニンニクのにおいで上書きされたわ(ФωФ)ﾓｳｺﾅｲｿﾞ

何はともあれ先輩のカオス生誕祭これにて終了( ｣´0`)｣

彼が桜木町に到着する頃なので駅までお迎えにあがりましょう。

定刻通りに桜木町に現るる仕事帰りの男。
もちろんここは自宅とは程遠い場所。
しかも明日も仕事なのに野毛に登場する狂気。
まぁ、私も先輩も明日仕事だけどね(˶‾᷄ꈊ‾᷅˵ )

行き先はもう決めてあります。
彼が前々から行きたいと言っていたお店。
私は好きじゃないお店。
それなのに私は3回目の再再訪(ﾉ∀`♥)実は好きなのか？

ここは「三陽」
桜木町駅から徒歩2、3分の場所にある、オゲレツメニューで有名なキタナシュランの中華屋です。

お店の外に着くと毳毳しい黄色い看板。
堂々と掲げるオゲレツメニュー。
また来ちゃったわ…と心の中で思いながら入店。

相変わらず乱雑とした汚いお店です⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾
悪口じゃありません。キタナシュランですもの。

1階奥のテーブル席に3人で座ると、名物のなまくら健が登場。
なんだかごにょごにょと言い続けています。

どうやら、餃子は2人前、味噌だれネギ鳥を頼めと言う口上。

私と先輩は腹パン1号2号なので彼に注文はお任せ。
あ、でもお酒は別腹だからご心配なく。

まずはレサワとハイボールで乾杯。
口の中砂漠状態で来た彼は呑みっぷりがイイね。

■お通し…バクダンと呼ばれる揚げニンニクの味噌だれ。先輩はこれを食べると高確率でお腹を壊すと言う恐ろしい食べ物。私はニンニクに強くないので華麗にスルー。同じくニンニクに強くない彼ですが、空腹も手伝ってか1つパクリと食べました。

私「一瞬で臭くなったよ」

私がドラキュラだったら死ぬレベル。

■焼き餃子…前に食べた時にベチャッとしててよろしくなかった記憶。今回どんなもんか食べてみよう。
あれ？前より美味しい。いやでも、すごいニンニク。

私がドラキュラだったら瀕死になるレベル。

■味噌だれネギ鳥…さっきは無視したけどやっぱり頼んでる彼。なんとなく私も食べてみる。これまたすごいニンニク。味噌だれも濃い目だしあとで喉が乾きまくりそう。

もうこれだけニンニクくらったらドラキュラでも耐性が付くでしょう。

かなり空腹で来た彼なのでガツガツ食べるもまだまだ物足らなさそう。

ラーメンでも食べたい的な事を言っているので別のお店の麺物を勧める私！
先輩も彼もそれに乗ったのでもうお会計しよう！

本当はチンチンラーメンだかボーボーラーメンだかを食べたかったのかも知れませんが、それはまたいつかに(」°ﾛ°)｣

東京庵を出て向かうはあの店。
しかしまだ満席〜(ФωФ)

じゃぁ別の店へ。
前に一回だけ行ったことあるけど気が進まない…w
でもそこに行くと言う先輩の断固たる決意に折れる形で向かう。

ここは「三陽」
桜木町にある中華料理のお店です。
昔とんねるずのテレビ番組のコーナーでキタナシュランとして選ばれし店。
汚いけど旨い店って事だけど…
口に合わなきゃただの汚い店'`,､('∀`) '`,､

店員さんに3人と告げると2階に行けと。
先輩は何度も来てるけど2階は初めてだって。
2階ももちろんごちゃごちゃしててキタナイです。
でもキタナシュランだから…いいの。

座るや否や何かをお勧めされたけど、とりあえず餃子2人前。
先輩とSりんは生レモンサワー。
私は何をとち狂ったのかラブラブサワー。
2人に会えた喜びをお酒で表現してみたのかしら、私。

お酒と共に運ばれしあの黒い彗星。
なんかビジュアル悪いよ(ФωФ)

これを食べるとお腹を壊す先輩。
バクダンってネーミングらしい…w
でも好きなんだって。
5個あるから2個だけ食べようって言ってるけど、私もSりんも食べないから全部食べてた( ;˘ ³˘)ｼﾗﾅｲﾖ

すぐに餃子2人前登場。
なんか見た目に水っぽく感じる。
全体的に平べったくなってるのは蒸しの行程をミスったか？

そしてお皿がキタナイ( •́ɞ•̀)
でもキタナシュランだから…いいの。。。
熱々餃子を一口でパクリ。
ニンニクがきつめ。
そしてやはりペチャっとしてる。

前に来た時に食べたレビューでは美味しいって言ってる私だけど、今日のはそうでもない( ˙-˙ )

手羽先の唐揚げを先輩が食べたいと言うので注文。
かなりカリカリに揚がってます。
私が食べたのは焦げて苦い部分が( ‾ʖ̫‾)

1人2杯ずつお酒を飲んでお会計！
さぁ、今日も絶対あれ食べて帰りたいからあの店へ行こう〜

伸喜さんを出てちょっと行きたい店があると先輩。

イタリアンは次回にして、じゃぁ何屋さん？
教えてくれないのでついて行きます！

さぁ、ここだよ。
野毛に来るとつい来ちゃうんだよねと。

見た感じなかなかオンボロ(*´꒳`*)
餃子って書いてあるけど、お腹いっぱいの私達が来るような店なの？！

入ると中もごちゃごちゃ…
店員の数もごちゃごちゃいっぱい(•́ω•̀ ٥)
みんな大陸の方かしら。

ちょーお喋りしながらの労働。

1組帰るからそこ片付けるので待てとの事。待ちます…。

なんか色々汚いけど、キタナシュランの写真が貼ってあるから汚いけど美味しいお店なの？

店員さんが「とりあえず%→☆$€#」
みたいな事を言ったけど聞き取れず…

■お通し
餃子
梅酒ソーダ

先輩はお通しのニンニクの何か？を食べ過ぎてお腹壊したことがある！って言ってたので私は回避…

速攻熱々の餃子登場！
お箸とか小皿とか何だか色々あれだけど食べます！

野菜多めでしつこくなくて美味しい♡
梅酒ソーダを2杯飲み終える間際に店員さんがまだ持ってるグラスを回収しようとする…

食べないならもう帰りなさいコールかしら！って事ですぐ退散w

ステキな1軒目からのいきなりのディープなお店で笑ったw