何度行っても驚かされるハイコスパ＆ハイクオリティ : 俺のフレンチ 横浜

またもやメルマガ限定プランの利用。
■贅沢牛肉の三点盛りフルボトルワイン(赤)付き　1,980円+税
相変わらず何かの間違いでは？と思うような値段設定です。
柔らか～なサーロインステーキに名物料理のロッシーニ、フォアグラハンバーグを肉汁ごと閉じ込めたパイ包み。
どれもめちゃくちゃ美味しい～
カリカリの皮付きポテトフライも添えられボリュームたっぷり。
丑年にちなんで牛肉料理満喫しました！
ワインはチリのカベルネソーヴィニヨンでスクリューキャップですがこれだってお店で出すなら安くても2,000円超えでしょう。
重めでも飲みやすく肉料理に相性ばっちりです。
アミューズは
■黒トリュフのフラン＠500円+税（ミュージックチャージ込み）
これは以前から変わりませんが赤ワインを合わせたせいかより一層美味しく感じます。
ピアノとアコギだけの生演奏も明るい選局でとても癒されました。
肉料理の前に前菜的に頼んでみた
■私のサラダ　480円+税
俺んちのサラダのハーフサイズで新しくメニューに加わってました。
俺んちが3～4人分で私のでもたっぷり2人前。
こんなサイゼみたいな価格でカリカリに焼いたベーコンや温玉、豚のリエットまで乗ったごちそうサラダです。
原価じゃぶじゃぶ祭りも開催中で期間限定のお得なメニューがあったのですがさすがにたどり着けず。
日を改めてまた伺いたいです。

メルマガ限定で指定のメイン料理に値段そのままでフルボトルワインが付いてくるというワンダホーなプランが時々送られてくるのですがいつも気になりつつ期間がタイトだったりして見送っていたところ、今回はこれまでの中でも特に魅力的だったので万障繰り合わせて行ってきました。
■オマール海老のプッタネスカ、ボトルワイン(白）付き1,780円+税
オマール海老を一匹丸ごとドーンと使って、ソースはオマール海老の殻でとった濃厚アメリケーヌ。
海老の身は素焼きしたものとカダイフで巻いて揚げた2種盛りでオマール海老の旨味が余さず堪能できる一皿です。
海老の下には高温で揚げてブイヨンで戻したパスタが敷かれこれがまたソースに絡んで旨ーーーい！
パスタもたっぷりなのでもう締めが要らないくらいのボリュームでした。
この料理だけで充分すぎるお得感なのに更にボトルワインまで付いてくるとは！
ワインはシャルドネを使ったすっきり辛口で甲殻類の旨味に非常にマッチしています。
嗚呼～これは本当に来てよかった！
他にいただいたのは
■アミューズ：黒トリュフのフラン
■前菜盛り合わせ　999円
（厚切りパテ、鴨の燻製、フォアグラのテリーヌ、自家製ピクルス、炙りマグロ）
■俺のバゲット　300円
■マンゴーのブリュレ・ココナッツミルクアイス添え　480円
相変わらずクオリティもボリュームもしっかりして驚きのコスパです。
今回のメルマガ限定メニューは殆どのテーブルで注文されていて、ということは殆どのお客さんが2回目以降のリピーターということ。
『俺の～ができたから一度行っておこう』という客層が一巡して『また行こう』という客層にシフトしているようです。
お店側もそれに合わせたサービスに改善されてきていると感じました。
元々廉価を売りにしてその分座席を狭くなるべく詰め込むことで利益をだす戦略はこのご時世相当な打撃を受けたことと思います。
以前はなかなか予約も取りづらく座席も狭かったけれど今回はだいぶ余裕がありました。
4人席を二人で使えるし料理もこちらの進捗を見てタイミングよくサーブされます。
店員さんも各テーブルに目が行き届いて雑談したりする余裕もありゆっくり楽しく過ごせました。
初期の頃に行かれて微妙な評価だったりそれを聞いて敬遠していた人はちょっと見直してみても良いかも！？
正直私も最初は一回で良いかなと思ったけど来るたび印象が良くなって今や大ファンになっているのでした。

俺の～横浜初上陸からそろそろ3年、以前は予約が取りづらかったり大変でしたがだいぶ落ち着いてきたようです。
以前ネット予約した人限定で特別企画のメルマガが来ました。
『牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニを注文するとボトルワインとセットになってお値段そのまま！』
ワインは通常2,800円以上で提供されているものとのこと。
5月にも同じ内容が送られてきて期間中都合がつかなかったのですが、またそのうちやるだろうと思っていたら早速翌月にきました。
これは落ち着いてきたというより苦戦しているのか！？
まあ、有り難く利用させていただきましょう。
予約はすぐに取れたのですが行ってみたらほぼ満席でフリのお客さんは断られていたので未だ人気は健在のようです。
以前は完全入れ替えだったのが今は空いていれば好きな時間に予約でき、2時間制も混雑時のみの制限になりました。
なので予約してるのに外に並ばされたり入店後随分早くからラストオーダーを訊かれたりとかもなく普通に利用できる感じです。
料理も順番が選べなかったのが、今回はある程度希望を聞いてコース料理っぽくなるよう順に提供してくれました。
二人で4人席を使わせてもらえたのもありがたかったです。
入れ替え制の時はとにかく詰め込みだったので。
店員さんも以前のシステマティックな時より少し話したりする余裕もありフレンドリーに感じました。
以前行かれて、料理とコスパは良いのだけど他がちょっと、、、という印象の方はリベンジしてみても良いかもしれません。
チャージもお通し+ミュージックチャージ合わせて500円になり（以前は300円+300円）若干ですが反省の色が伺えます。
頂いた料理は
・前菜：黒トリュフのフラン
・牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ　1,980円
・生ハムとサラミの盛り合わせ　680円
・キッシュロレーヌ　380円
・バーニャカウダ　780円
・バゲット　300円
・俺の魚介のTDK（茶漬け）780円
（外税表記）

前回あれもこれも頼み過ぎて猛省したので今回はメインを一品に抑え前菜っぽいもの3種と締めの一品で。
それでもけっこうなボリュームだった！
生ハムとサラミは値段から想像する３倍くらいの盛りでお店で買うより安いです。
注文率高いのも納得の一品。
キッシュとバーニャはポーションも多すぎず味も濃すぎず俺の～らしからぬ繊細な正統派フレンチといった感じでした。
この２品とても気に入ってこういうのもここで食べられるんだ！という新しい発見。
ここのロッシーニは実は前回イマイチな印象だったのですが今回はマストアイテムでしたので。
やっぱり肉質があんまり好みじゃなかったけどソースとマッシュポテトは悪くないのでバゲットのお供に。
TDK（=茶漬け）は魚介の具材がたっぷり入って締めというより立派なメインの魚料理として確立した一品でした。

今回はワインがサービスでしたけどそれを入れてもたぶん二人で一諭吉くらい。
サービスが向上した分ずいぶんとコスパ良く感じられます。
自由度が増して利用しやすくなったし以前よりだいぶ良い印象でした。
来月末にちょうど３周年なのでまた何かイベントがあるかなと期待しちゃいます。

都内では既に一巡した感のある俺のシリーズですがようやく横浜にもOPENとのことで早速行ってみることに。
これまでずっと気になりつつ上京するには至らなかったので人生初俺です。
ネットの予約フォームから直近の日曜日で取れたのは一カ月以上先のしかも15時からの回でした。
旅行とかでも2～3週間前くらいからしか動かないのに飲食店にこんな先の予約をすることになるとは。
しかし長時間並ぶよりは良いしそれまで他の方のレビューなど参考に予習しながら当日を待つことに。
場所は横浜駅相鉄口(みなみ西口）からパルナード通りを進みダイエーを通り越した右手のビル１F。
ビルの側面に沿ってアトラクションみたいに行列用のポールがテープでつながったものが設置されていました。
予約していても時間ごとに数量限定のスペシャリティをゲットするには時間前から来て並びます。
10分前くらいにほぼ予約客が揃ったタイミングで店員さんが現れお勧めメニューなど説明の口上が始まる。
道行く人たちの何事か？というようような視線を浴びつつ、知り合いが通らないことを祈りました。
時間ぴったりになると団体観光客のようにぞろぞろと入口に案内され予約の席に割り振られます。
こちらの店舗は全席着席スタイルで、広い店内に小さ目のテーブルが詰め詰めに並び壁際に生演奏用のステージとその奥にオープンキッチン。
スタイリッシュなインテリアで揃えているのだけれど大箱の洋風居酒屋っぽいようなちょっと大衆的な感じもします。
着席順に先ずはドリンクとスペシャリティを注文するか訊かれます。
入店前の説明で肉料理・魚料理は注文が入ってから調理するため30分以上かかるので早めに注文するように指導あり。
一方で一皿のボリュームが多めなので頼み過ぎないよう様子をみながらゆっくり注文するよう注意あり。
両立するのは難しいです。
料理は出来上がった順に来るので順番等こちらからは希望できず回転重視で終始お店のペースに従う感じ。
入店から一時間もしないうちに『そろそろラストオーダーなので』とデザートとカフェのメニューが配られた時は聞き間違いかと思った。
まだそれまでに注文した料理が揃ってなくてポーションも確認できないのにもうラストオーダーとは。
確かにオーダーから30分以上かかる料理もあって2時間制の時間内に食べ終わるには一時間前のL.O.もやむなしでしょうけども。
料理はさすが！と思えるものと、うーん？というようなものが混在。
好みに合うメニューを選びポーションやペース配分も考慮してオーダーするにはとても一度では攻略できないです。
今回二人でキャパオーバーな料理とドリンク３杯ずつで会計は12,000円ほど。
単品ではコスパ高く感じられるものが多いですがアミューズとミュージックチャージが一人300円ずつに全て外税なので思ったよりも嵩んだ印象でした。
いろいろ微妙な点もありますが料理には再訪したくなる魅力的なものもあり今回の経験を活かしてリベンジしたいです。


攻略メモとして各論も挙げておきます。(価格は外税表記）
◆アミューズ：鶏のリエット 300円/一人
　メニューに載ってれば絶対頼むくらい好きな系の料理なのでアミューズで出てきた時は嬉しかったけど薄くぼやけた味付けでちょっと臭みあり。
◆本日のスペシャリティ：オマールエビと生ウニのジュレ仕立て 1,680円
　これは早めに来て並んだ甲斐があった！オマールエビの柔らかな爪の身がごろりと入って生ウニとキャビア、ひんやりトロトロのジュレが絡み至福の味わいを醸し出しています。思い出して今にもまた食べたくなった逸品。
◆生ハム・ドライフルーツを添えて 680円
　枝切りでないのは残念ですがしっとり柔らかで添えられたドライフルーツも相性良いです。
◆ロッシーニ 1,980円
　一番楽しみにしていたメニューでボリューム感は想像以上。素材自体は淡泊で肉の旨みとかフォアグラ特有の濃厚さとかはあまり感じられず。その分口当たりの良い濃い目のソースの味で食べる感じでした。悪くはないですが感動もなし。
◆バゲット280円
　ソースたっぷりの料理用につい頼みたくなるけどこれでお腹を膨らますと後半後悔することに。いろいろオーダーしたい時は禁忌です。
◆アンチョビポテトフライ380円
　てっきりアンチョビがまぶしてあるものと思っていたらバーニャカウダみたいなアンチョビ風味のソースが添えられていました。皮付きタイプで揚げたてのホクホクがたっぷり盛られコスパ良好。しかしここでポテトでお腹いっぱいにしてどうする！？とこれも反省した一品。
◆オニオングラタンスープ 380円
　一人分のポーションのスープカップに入って焼きたてのグツグツ状態で出てきます。たっぷりのチーズとトロトロの玉ねぎの甘味が濃厚で旨みたっぷり。前半は旨い旨いと堪能していたものの塩分も濃い目なので後半冷めてくるとちょっとしつこく感じました。
◆海老のリゾット甲殻類のソース・ムースリーヌ添え 980円
　ラストオーダーでもうお腹いっぱいになりかけているのに気になって頼んでしまった一品ですがこれは頼んでおいて良かった！ぷりぷりの海老がいっぱいに甲殻類のエキスがふんだんに抽出されたソースに絡まる硬めのご飯が一体化して完成度の高い旨みを堪能できました。
◆私のエクレア 480円
　こうなったらデザートもいっとくかと半ば惰性で頼んだらこれがまた思わぬ当たりだった。定規のように細長くその長さ公式サイズ24㎝とのこと。プチシューサイズなら10人くらいでシェアできます。板状のビターなガナッシュとクリームがサンドされクリームにはパリパリのオレンジピールが混ざっていてこの食感とフルーティな苦みが良いアクセントになったオトナな私のエクレアでした。

◆生ビール580円　◆俺のシャンパン999円　◆サングリア600円　◆グラスワイン500円～999円
冷え加減やグラスの管理などはとても良い。
しかし生ビールはぐいっと一気できそうなグラスサイズだしサングリアは氷だらけだしで食べ物に比してドリンクのコスパは良くない印象。
ボトルワインはかなり原価率が高いらしいのである程度飲むメンバーなら最初からボトルの方がお得かもしれません。