パティスリー パブロフ 横浜ベイクォーター店
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
パティスリー パブロフ 横浜ベイクォーター店（Pavlov Patisserie）
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ、ケーキ |
|
予約・ お問い合わせ |
045-461-5322 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
横浜駅から357m |
| 営業時間 | |
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
9席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
有 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| オープン日 |
2015年3月27日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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出張帰りに、横浜駅で途中下車しました。
何となく、夕暮れの水辺とか運河の岸辺を眺めて、次の作品のためのフォト画角を探すともなく歩きます。
特に、駅近い場所のどの店という狙いがあった訳ではありません。
陸橋を渡り、東南方向の視界が開けてくると、暮れなずむ空にはピンク色に染まった雲とバイオレット
グレーに明度を落とした空間にビル群がシルエットになって立ち現れます。
黄昏時も（否、黄昏時だからこそ）冷たい風の中の夕暮れが美しいのかも知れません。
ベイクウォーターを、目的もなく最上階まで上がって臨海方向の風を受けながら「ちょっとお茶」の店を
探しますと、小さなスウィーツショップがあります。
「パティスリー・パブロフ」･･･知らんなぁ。
お店のリーフレットを捲って見ると、ここはパリ７区「ジャン・ミエ」や５区「ジャラール・ミュロ」で
シェフパティシエとして働いていた近藤康和氏が、帰国後ホテルパティシエを経て、この店の本店グラン
シェフに就任して今日に至っているということです。
店内に入って、ショーケースを見ると可愛らしいパウンドケーキのバリエーションが並んでいます。
道理で、引き出物にイイ感じのケーキにもなるわなぁ、などと思いながら眺めてみました。
カウンター内の笑顔のお姉さんスタッフが、「店内でお召し上がりでしたら、コーヒー・紅茶はセルフで
お代わり自由ですよ。」と言うではありませんか！
言われて振り返ると、テーブル席が３つだったか、安っぽくはない調度品家具でささやかに設置されて
おり、大きな窓から外を見ながらお茶できる設えになっています。
そうなんやぁ、場所のわりには安上がりに喫茶タイム行けそうでんがな、と大阪弁思考が働きます。
で、何をいただくかじっくり見ると、『ベリーベリー』が華やかで美味しそう。
それに『ガトーショコラのフランボワーズ添え』も･･･、捨てがたい。
結局、どちらも味わうことにして、簡易なカップにコーヒーを注ぎます。
この珈琲がその場で豆を挽いて、すぐに加熱水で淹れるタイプのマシーンであったためか不味くはない。
お姉さんがお皿に盛って出してくれたケーキを少しずつ口に運びます。
＊ ベリーベリー
見た目よりスッキリ爽やか。ベリーのクリームも口溶けがよろしい。ベースのパウンドは
適度な湿度を帯びており食べやすい。
＊ ガトーショコラ
ケーキの両サイドに板チョコでサンドしている。さすがに硬い！
ギュッと中身が詰まっている感触だが、チョコレートは濃いと分かる。
ただし、造りがあまりにも硬くて、フォークを刺すとボロボロに崩れるのが残念なところ。
この品物にはナイフを添えて欲しい！
食べた感想は甘味も抑制され食感に湿度が欲しいところ。もう少し食感が優しければなぁ、
とは思った。
そんな訳で、所謂、町のパティスリーのプチガトーのような生菓子のソフトで滑らかな食感を望むのは
無理と理解した上で、こちらのパウンドケーキはそれぞれ水準は越えていると思います。
パウンドケーキなのにヴィジュアルが可愛らしく、ご進物や引き出物にも手頃な詰め合わせが各種用意
されているので利用しやすいだろうと思います。
この店のセルフのドリンクサービスはなかなか良い設定だと思いました。
ご馳走様。