酒飲みにとっては、安定した美味しさ : トラットリア フランコ

こちらのログを見ると、実に３年ぶりの訪問です。フロアの方は男性から女性に代わって、店内も禁煙になっていました。これまでのように、３名で訪問して、黒板に書いてあるメニューの中から、適当に好きなものを注文しました。

◆車エビのグリル、アンチョビソース（1290円）

殻がパリッとなるまで焼かれていて、頭から尾っぽまで食べられます。そして、味のアクセントに、アンチョビソースというのも、海老に意外とあっていて、美味しかったです。

◆玉ねぎのゴルゴンゾーラチーズ焼き（1550円）

ゴルゴンゾーラチーズを使っているという、日本人にどこまで受け入れられるか、チャレンジングなお料理です。食べてみると、しっかりと青カビの香りがするので、青カビが駄目な方は無理でしょう。私は、まあまあ得意なので、美味しく頂けました。特に、青カビチーズは塩味が強いのですが、それを焼いた玉ねぎと一緒に食べることによって程よい調味料となり、なかなかいいアイディアだと思いました。

◆マトウダイのアクアパッツァ

身がしっかりついたマトウダイの切り身をつかった、アクアパッツァです。大ぶりの貝も入っていますが、味付けも具材も、なんとなく普通という感じの印象でした。

◆骨付き猪肉のロースト　リンゴピューレ添え（2080円）

あまり猪の肉を食べたことはないのですが、まったく臭みもなくて、とても美味しかったです。肉の繊維質も細やかで、高級感があります。基本的に、肉に塩が振ってあり、リンゴのピューレはなくても、美味しく頂けます。味の変化を付けるために使いました。

◆丸ごと車エビの入ったトマトソース　カザレッチェ（1550円）

パスタよりも車エビの方が多いです。豪快に、トマトソースを気にせずに、手で頂くしかありません。〆の一品としては、最高ですね。

前回も感じたのですが、基本的に塩がしっかりと振られています。ワインやビールを飲まない方は、かなりしょっぱいと感じるはずです。なので、こちらのお店は、酒飲みにはいいでしょうが、お子様などには向かないように思います。

＜2015.4＞

今回は、ディナーで訪問しました。当日の夜に電話をしたのですが、キャンセルがあったとのことで、すんなり予約ができました。

今回も、黒板メニューを見ながら、アラカルトで、がんがん注文しました。美味しい料理を摘みながら、ビール、白ワイン、赤ワインを頂きました。お店の性質上、お料理の塩加減は、かなり強めです。お酒を飲まない方には、ちょっと、塩辛いかもしれません。

頂いたお料理の中で、一番気に入ったのは、アスパラを使ったロングパスタです。春を感じる、爽やかなパスタでした。これだけ、アラカルトで注文して、このお値段ですから、はやりリーズナブルなお店の１つだと思います。


＜2013.10＞

ハマボールの裏手にある、イタリアンのお店です。横浜駅から歩くと、１０分くらいだと思います。看板が遠くからは見えないので、当店の前にあるスターバックスを目印にすると良いと思います。

店内は、決して広いとは言えません。なので、訪問する前には、必ず予約をした方が良いでしょう。

メニューは、黒板に書いてあり、小さくて字が読めないな、と思っていたら、席まで黒板を持ってきてくれました。３名で訪問したのですが、お店の人の説明によると、アラカルトで注文するのであれば、前菜３品、パスタ２品、メイン１品ぐらいが適量だそうなので、素直にそのアドバイスに従ってみました。正式なお料理の名前は失念してしまったのですが、だいたい、以下のような内容のお料理でした。

前菜

・いろいろキノコのソテー　1,200円
・貝の白ワイン蒸し　1,200円
・和牛ミンチの肉ボール　1,200円

パスタ

・海老のショートパスタ　1,500円
・ゴルゴンゾーラのロングパスタ　1,400円　

メイン

・鶏1/2のグリル　1,700円

これに、ビールとワインを少々いただきました。

これまでの経験では、イタリアンの前菜はあまり口に合わないこともあるのですが、こちらの前菜は、１つ１つ非常に良くできていて、美味しくいただけました。これは、私達の食べるペースにあわせて、一皿ずつ、持ってきてくれるからだと思います。前菜だからといって、料理に手抜きは一切感じられませんでした。

海老のパスタや、ゴルゴンゾーラのパスタは、そもそも私達の大好物なのですが、そのクオリティーは、かなり高いように思いました。最後の鶏のグリルでお腹がいっぱいになり、ドルチェは頂けませんでした。

サービス担当は、イタリア人のような明るいノリで、お店の雰囲気を和らげています。料理よし、雰囲気よし、ＣＰよし、なので、これで禁煙だったら言うことがありません。