近隣では重宝する家系 : ラーメン横浜家 金港町店

この日はとある資格の更新の為の講習で、一日強制缶詰状態。

ならばそのストレスを食で発散してやろうと危険な思想の下に訪問です。

何故かこの手の講習の昼食はラーメンを欲してしまいます。

本当は愛しているのにひた隠しに生きなければならない者同士の逢瀬の様であります。

だがハシタナイのは
ある程度のラーメンであればなんでもイイ
これでは倫理観の欠片も有りません。

かの有名なラーメン占いもこうあります。
・調味料で味を変えない人は恋愛も一途
・味変を楽しむ人は浮気性の疑いがある
・更に多種の調味料を入れる人は要注意

米の様にある程度のラーメンなら何でも良いのはどうなるのでしょうか？

要らぬ事を申し上げますが
米は鬼を愛しており、更に一途であります。

さて訪問。

入口から入ろうとしますが（＊当たり前）
どうやら表に面した開口は出口との事
ぐるりと裏に回って入店です

１２時少し前で２割程度の入り
カウンターとテーブルでマックス２０人強は入るのでしょうか。

わかりませんが。

入って左側に券売機
初めてなのと、カロリー問題で普通にラーメンをポチ

オーダーは全てデフォルト
ラーメンで「デフォルト」という言語を使うのはおかしいと
兄貴の部下様に怒られそうですが敢えてデフォルトと呼びます。

お店の実力を知る上で必須だと思います。

御席は窓際の解放感が良いのでスススと座ってしまいましたが
通常はお店の方の采配で席は決定されるようです。

ラーメンが到着まで暫く外を見ておりますが
約半数の方が表に面した出口を入口と間違えてオロオロしています。

普通入口だと思いますもんね
しかし間違えると言う事は初訪の方と言う事でしょう。
２回目の来店でまた間違えるとなれば相当な切れ者だと思います。

と言う事は前評判の良いお店となるのでしょうか？

などと考えているとラーメンが到着

まずはスープをススス…

濃くも無く薄くも無く丁度ですね。
デフォでいい塩梅です。
しかし、ある意味刺激というかパンチは有りません。
これは米にはカスタマイズが必要の様です。

てことで

ラーメンのお味のレビューは本職の方に任せて
米は味変の感想をレビューしたいと思います。

米はラーメンに直接調味料を入れずに
レンゲというリトルワールド内でモテ遊び
イロイロなお味を楽しむのが流儀としております。


・ニンニク
今朝電車に乗る時に隣のお姉様から凄いニンニク臭がしました。
その潔さがとても羨ましく、どうしてもニンニクが食べたかったのでラーメン屋を選んだと言っても過言ではありません。
早速試しますがとても酸っぱいタイプのニンニクで苦手だったので１蓮華で終了です。

・辛味噌
見た目より味が濃くしょっぱいのでラーメンの味がかき消され台無しです
少しずつ入れなかった米の過失です。０．５蓮華で終了

・胡椒
これはビシッとしまって上手いですね。
これはドンブリに挿入許可を与えます。

・ラー油
米はラー油が大好きで
結構いろんなモノに挿れてしまう調味料です。
しかし今回は入れた瞬間に原型を留めないお味になったのでハウスであります。


うーん…ベストマッチに当たらないけど面白い。
こうなったら全部試して見ようと先に進みます

・酢
一番嫌いな調味料です
良くトンコツラーメンに入れたり、ちゃんぽんに入れたりと重宝しているらしいですね。
チョイっと垂らすと・・・

スッパ！！！
(＞人＜;)
やっぱり駄目ですね、即返品です。

・餃子のタレ？
これが一番オーソドックスですが結局最後まで何なのか解りませんでした。
餃子のタレかと思いましたがぜんぜん酸味が無い？
ラーメンタレか？にしてはコクが無い、少ない。

てことは醤油！！？？
の割りには風味が良い。

もう正体は解りませんでしたが味に飽きたら挿れても良いかも❤
と思いました。

アレ？確かテーブルには７つ何か置いてあったのに６つしか覚えていない。
何だろ？

確かめるために写真を見たら最後の一つは爪楊枝でした。

これを調味料としてレビューを上げれる程強い男になりたいと思いました。

う～んごっそさん。

結局全ての調味料を試してみてしまう不埒な男
ラーメン占い的にはどうなのでしょう…？

いやしかし
気付いてみればスープまで完飲のあと引く旨さ。
お客様も後から後から入られ満席の様相
少々お並びも発生してました。

お値段も６５０円でやさしいお値段ですね
また来たいと思います。

お店の方に敬意を表する為
お手間取らせない様テーブルをティッシュで拭いて
ドンブリ一つに纏め離席します。

すれ違う店員さんに「ごっそさんでした！」
と礼を申し上げると何故かガン無視のスルー

まあ外国の方だしと…

扉を開けて出る時に中のお兄さんからお声掛け
頂けるかと思い挨拶欲しさにゆっくり扉を開けますが、なんとここもスルー…

冬の寒さの残る北風が更に孤独感を煽り涙を誘います。

「有難う御座いました～！」を言われるまで絶対行かない事に決めました。

ソコソコうまいので
がんばってくださ～～い！